もえたん

2007年9月26日 (水)

もえたん 第12話[最終回] 「スキップ!」 (9/24)

 前半Aパートは大学受験に備えるいんくたちのお話。素直にいんくに教わることができず、テンペラすみになってナオくんの部屋にパステルインクの講義を受けにいくすみのツンデレぶりや、そんな自分の部屋に押しかけてくるコスプレいんくやすみの正体に全然気づかないナオの天然ボケはもはやお約束ですね。

 この時期になって受験勉強を始めても遅いだろとか、英語だけ点数底上げしても合格点に足りるのかといった突っ込みどころはいっぱいあるのですが、多分ナオもすみも、そして里奈も、英語だけがダメダメだったのでしょう。

 後半Bパートは、萌杉大学(←なんて名前だ…)に合格して大学生となったいんくたちのその後のお話。受験から開放されてだらけた大学生活を送っている里奈と、それを見守る麗美。すみは相変わらず英語が苦手でした。

 商店街にすっかりなじんだあーくんは、相変わらず本編とは無関係なストーリーを親父と進めていますね。というか、「もえたん」のストーリー的に受験に成功したらあーくんは用無しのはず。いんくだってパステルいんくに変身できなくなったのに居残り続けているあたり、すでにストーリーとは無関係な存在になっております。

 ナオくんの妹の手塚澪ちゃんは、だーくんことダンディを相棒としてマジカルみおに変身。自分を襲ってくるどじっ子系魔法少女マジカルしずくと戦っている……らしい。というか、ダンディ。魔法王国の王様のくせに、なんぜ小動物になって魔法少女のマスコットキャラになっているんだ?

 そんな考えなしなサイドストーリーが素敵です。

 そして結局ナオくんは、パステルいんくが虹原いんくであることに最後まで気づきませんでしたね。途中気づきかけるシーンはあったので、そのとき気づいたとして敢えて気づかないふりをしているという解釈も可能ですが──そこまで深い意味はないでしょう。

 それでは、3ヶ月間ありがとうございました。

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2007年9月18日 (火)

もえたん 第11話 「負けるな受験生!」 (9/17)

 変身してもスタイルや性格は変わらないのに、周囲の人間は正体に気づかないというのは90年代以降の魔法少女もの(変身美少女ものを含む)のお約束なのですが、まさかそれをこう逆手にもってくるとは思わなかった。

 前回で魔法王国のゴタゴタは解決して、いんくとすみは魔法少女のお役御免。しかしいんくは魔法少女パステルいんくとして、ナオくんの家庭教師ができなくなってしまった。そんないんくを見かねたすみが提示した手段は……コスプレ!?。自分で自分の変身姿のコスプレをするところも奇抜なら、それを見ても正体に気づかないナオくんもまた予想の斜め上をいっていますね。妹の澪が一目でいんくやすみの変装を見破れるぐらいバレバレの変装なのに……

 いや、今回はこれがすっごく面白かったです。おかげで他のシーンの印象がぶっ飛んでしまったよ。

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2007年9月11日 (火)

もえたん 第10話 「禁断の時」 (9/10)

 ありすの危機をなーくんがあーくんかーくんに伝え、ありすを助けるためにいんくとすみが魔法世界に突入。夢の世界に囚われたいんくとすみを探してあーくんかーくんなーくんが探し回り、ありすを捕らえた黒ありすと対峙。いんくとすみを夢の世界から開放して、ありすを助けるためにあーくんが突撃。最後には巨大化した黒ありすとアヒルのあーくんが対決。こんな忙しい展開をわずか30分……CMを抜けば24分で終わらせてしまった。しかしそれでも内容過多とはとても言えないのは、この作品があくまで確信犯的に魔法少女もののお約束を踏まえてやっているからでしょうね。

 たとえば冒頭、いんくとすみがありすを助けることを誓うしーんですが、はっきり言って直接の面識がない二人がありすを助ける理由なんてこれっぽちもないんですよね。ところがいんくとすみは、あーくんたちのノリと突っ込みだけの説得でありすを助けようと誓う。これは例え今までライバルであっても、そのピンチには助け合うのが魔法少女もののお約束だからなのです。そういうわけだから、いんくたちがありすを助ける決心をつけるまでの時間は、短ければ短いほどよい。もともとありすとは交友関係が無かったわけだから、その正体やら助けるまでの決心にシリアスに時間をかける必要は無い。それよりも、テンポよくノリとその場の勢いだけで決めてしまった方が、お約束ギャグとして十分成り立っている。

 また、ありすとアークスの間にある闇が生まれた理由というのがここまでふざけた理由になってしまっているのも、ギャグとしてその場のノリを重視した結果でしょう。つまり、アークスが貧乳萌えのロリコンであることも、ありすが実年齢よりも幼い魔法少女の姿に化けて人間界にやってきたのも、実は全て1つの線にまとまった伏線だったというわけだ。な、なんだってー! しかしそんな理由で危機に陥る魔法王国というのも情けない。

 一番おどろいたのは、ダンディが魔法の国の王様だったという話。そんな伏線どこにもなかったんだが、ここまで話の展開を畳み掛けられると、ノリを重視したギャグとしか思えない。魔法の国の国王陛下って、きっと相当暇なんだろうなあ。その国王陛下、いんくとすみに魔力尽きるまで魔法少女として戦えと命じておきながら、実際に戦うのは魔法で巨大化したあーくん(アヒルバージョン)。ここまで来るともう笑うしかない。

 そして決着。黒アリスを倒したアークスにありすが駆け寄るが、そのアリスは美幼女の姿に戻ったなーくんの姿に萌え萌え。懲りない奴だ。

 そして、魔法王国の危機を防いでお終い……ではなくて、あと何話か受験勉強の話がありました。お約束とも言うべき魔法王国の危機編がこんなに駆け足になったのは、もともと受験勉強が「もえたん」の本筋だからでしょうねえ。

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2007年9月 6日 (木)

もえたん 第9話 「風・・・流れる」 (9/3)

 風邪をひいたいんくをすみが見舞う。
 いんくとすみは仲の良い幼馴染で、今は喧嘩(というか一方的にすみが嫌ってるだけ)しててもやはり本当は仲が悪くないということが分かりました。というか、すみのいんくに対するツンデレぶりには参りました。もう少し素直になったらとは思うのですが、なかなか素直になれないのはデフォでしょうか。

 というより、今回はありすが謎の魔法少女ブラックアリス(仮名)に洗脳されてしまったという事件のほうが印象深かったです。魔法少女アリスの正体が80年代風アイドル歌手白鳥ありすですが、その裏にさらに正体が隠されている(おそらくは魔法の国のお姫様)……と確信していただけに、ありすを洗脳するブラックアリス(仮名)の登場は意外でした。
 あーくんとかーくんのところへ、なーくんが助けを求めにくる。魔法王国の崩壊、時が狂いだす、アリス様を助けて……いきなりな展開にどうなるか?

 さて、次回は──いんくに風邪をうつされたすみはお休み。いんくは一人で魔法少女パステルインクとなって魔法世界へ旅立つ──というお話になればいいなあ。

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2007年8月29日 (水)

もえたん 第8話 「トラブル」 (8/27)

 絶望した! 女の子を脱がせればとりあえず人気は稼げると思っているプロデューサーに絶望した! エロと萌えの区別もついていないアニメ監督にも絶望した! それに乗せられてしまう製作スタッフたちにも絶望した! そしてそれをスチームやら顔マークやらで隠してしまうテレビ業界の自主規制には最高に絶望した!

 いや、私は好きですよ。こういう話にヤマもオチもイミもなく、ただお約束ギャグを並べただけの作品は。ストーリーに意味も脈絡も全然ない分、無駄にハイビジョンでレベルの高い映像がギャグになっています。

 今回のお話は、いんくの友達で男勝りがウリの里奈ちゃんが、最近お化粧を始めた、どうして。というお話。オチはただ顔ににきびができたからお化粧して隠してただけというもの。時間にしてわずか5分もあれ描ききれるようなお話です。それが本筋だとすれば、あとの20分は全然関係のない話を延々と続けているだけ。これだけでもどうしようもないほどくだらない作品だと分かる。
 しかし作画と演出には手を抜いていない。要するにお約束ギャグでごまかしただけの最低に頭の悪い脚本を、最高レベルの作画と演出で仕立て上げたというそれ自体がギャグになっている。そのために冒頭で、今回のお話は最初からくだらないものですよと宣言しているわけです。

 いや、本当にくだらないんですけどね。面白かった。

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2007年8月21日 (火)

もえたん 第7話 「狙われた学園祭」 (8/20)

 学園祭に幽霊喫茶をやるお話……ではありませんでした。いや、確かにいんくたちは幽霊喫茶をやってたけど、それは本筋には関係なし。本筋は学園祭に呼ばれた白鳥あずさが、いんくたちにまたしてもちょっかいを出すお話でした。
 学園祭にアイドルを呼べるような高校というのも凄いですが、すみのようなお金持ちのお嬢様が通っているところを見ると実はいいところの名門私立なのかもしれません。まあ、どう見ても私立に見えない友引高校にわざわざ転校してきた面堂終太郎のような例(『うる星やつら』)があるので、断言はできませんが。

 澪ちゃんが射的で目覚めたのは「ガンダムSEED」のパロディ。そこでいんくママが「認めたくないものだな」云々言ってたのは初代「ガンダム」シャアの名台詞ですね。やっぱりガンダムはパロディの基本か。

 アリスが仕掛けた三つの罠「疑心」「絆」「信頼」を解いたのは、すべてあーくんでした。あーくんことアークスとアリスはなにやら因縁がある模様です。アリスの回想シーンにあったアークス(人間型)と一緒にいたのは、白鳥ありすが大人になったような姿の女性でした。もしかしてアリスって、実は大人の女性でしょうか。なのにアークスのせいで魔法少女に年齢退行したとか。
 いや、そんな深い意味はなくて、かつての恋人アークスがあーくんとなっていんくといろいろ仲良くしているのが気に入らないとか、そういう展開かなと思います。

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2007年8月14日 (火)

もえたん 第5.5話 「すみと瑠璃子のもえたんダイアリー」 (8/13)

 総集編でした、まる。
 聞いたところによると、本来の第6話がテレビでとても放映できないほどエッチな内容になってしまったからだそうです。規制の緩いUHF局ネットワークですら納品を拒否されるようなエッチな内容って、いったいどんなものだったのでしょう。

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2007年8月 7日 (火)

もえたん 第5話 「小さな思い出」 (8/6)

 アリスのトラップによって過去の世界に飛ばされたインクのお話。すみちゃんが英語苦手だったりナオくんがゲーム好きだったりというトラウマの原因は、全てインクが原因だったというオオボケなお話でした。

 「もえたん」はストーリーの観点からみると、おそらく高い評価をあげることはできないお話です。ストーリーに関係なくいつでもどこにでも登場するダンディとそれを追っかける警官や、前回から何のために登場しているのか分からない中年親父。そして何の疑問も無くパステルインクを家庭教師として向かえている手塚ナオ。しかし私個人としては、こういう何も考えていない頭の悪い展開というのは決して嫌いではありません。むしろ上手く嵌れば、お約束ギャグでいいとも考えます。

 今回の話でいただけないところは、インクたちが用を済ませた後、現代に何の問題もなく帰ってしまっていることです。二人が過去の世界に来たのはアリスのトラップによるものだったはず。しかしそこから何の問題も無く現代に帰ってしまっているため、アリスのトラップという発端、起承転結でいうところの「起」がシナリオから浮いてしまっている。アリスによって過去の世界に閉じ込められたのだから、元の世界に帰るときもそれに対応した何らかの障害が必要なはず。でなければアリスがここまで手の込んだ罠を張った意味が無くなってしまう。例えばあーくんやインクの力では現代には戻れないが、ピンチを知ったスミとかーくんが現代からインクたちに呼びかけることで元の時代に戻ることが出来たというような展開を入れれば、そういう宙ぶらりんな印象は受けずに済んだと思う。

 ちょっと辛口ですが、頭の悪い展開と、構成のできていない脚本は別だということを思い知りました。

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2007年7月31日 (火)

もえたん 第4話 「時の中のアイドル」 (7/30)

 第3の魔法少女、白鳥アリス登場。インクやスミが魔法界の小動物から魔法を授かった人間界側の魔法少女であるのに対し、アリスは魔法界から人間界側にやってきた少女のようです。人間界での職業はなぜかアイドル(80年代風)。お供の小動物はなーくんという名前でした。

 話のやり取りを考えると、アリスが人間界にやってきたのはあーくんことアーカスに復讐するため。その割には人間界でアイドルをやっている理由が良く分からない。復讐を果たすためなら単独行動に制限のでるアイドル稼業なんてやるのは時間の無駄なんですが。しかも初登場で一位じゃなかったからと悔しがるところなんか負けず嫌いなところもありますね。

 本格的にインクと対立する魔法少女の登場で、ライバル役だったスミの立場が微妙になってしまいました。もともとスミはインクのライバル役として登場したはずなのですが、魔法生物を操って攻撃を繰り出すアリスの前ではインクと協力する立場になってしまう。今までだってインクとスミが対立したシーンなんてなかったのに。

 ストーリーとか伏線を無視した超展開で、魔法で倒せないはずのタコが爆発したのは……まあそういう作品だと言うことで。

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2007年7月24日 (火)

もえたん 第3話 「恐怖大作戦」 (7/23)

 「この別荘は建築数百年の由緒正しき別荘で」って、ちょっと待てぇ! この作品の舞台は本当に日本なのか? なんで江戸時代の日本に洋館が建てられるのか!?

 すみがナオくんを別荘に誘ったら、なぜかいんくたち数人が一緒についてくることになってしまった。下心ミエミエのお世辞に素直に喜んで別送に招待してくれるあたり、すみも人が良いですね。

 人が良いと言えば、いんくとすみは仲が悪いように見えて、子供時代には一緒にお風呂に入った仲なんですね。意地悪キャラになれないすみの人の良さは、こういうところからもでてくるのか。

 あーくんかーくんの(風呂場への)乱入で、すみまで魔法少女だと言うことがばれてしまった。すみは一度も魔法少女として活躍していないのに。というか、普通魔法少女のライバルキャラといえば、主人公側には正体を隠しておくものではないのか? ここでもあっさり定番を無視してくれてます。

 幽霊を怖がる幽霊キャラというのはコメディの定番キャラですね。今回の幽霊ちゃん(名前失念)はいんくの家に棲み付いたみたいだけど、レギュラーキャラになるのでしょうか?

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