らき☆すた

2007年9月19日 (水)

らき☆すた 第24話[最終回] 「未定」 (9/17)

 パトリシアの発案で、文化祭のオープニングセレモニーにてチアリーディングをやることになったこなたたち12人。まずクラスメートのゆたか、みなみ、ひよりが巻き込まれ、ゆたかからこなたへ。パティのチケットに買収されたこなたがつかさ、かがみ、みゆきを誘い込んで、さらにかがみからみさおとあやのが参加する。曲目はもちろん「もってけセーラー服」! ショートバージョンとはいえ、本当に一曲とおしてやるとは思わなかった。

 今回のお話は、それまでとは違って「文化祭を作り上げている」という本筋で一本話が通っています。それまでの23話は30分とおして1つのテーマを中心に話を組み立てていくというつくりではなく、寄木細工のように日常のいろいろなテーマをかき集めたという印象が強く、それが「らき☆すた」というアニメの特徴となっていました。まあ原作が萌え4コマだから仕方ない部分があるんですけど、同じ萌え4コマでも「あずまんが大王」では1つの話を4~5分に限定してそれを5本集めて30分という構成にしてあったからそれなりにまとまっていた。しかし「らき☆すた」では30分を通して1話であるにも関わらず、1話を通しての筋というものがないがゆえに話が発散してしまうことが逆に特徴になっていました(したがって、「らき☆すた」の感想は非常に書きにくい)

 しかし、今回は最初から最後まで文化祭の準備で一本話が通っています。したがって話が発散することもなく安心してみていることができましたが、それが逆にアニメ版「らき☆すた」らしくない違和感をうけました。この違和感はなんだろうなと思っていたら、EDをみて納得。今回の脚本は美水かがみ先生が書いていらしたのですか。アニメ版のためのオリジナルシナリオだったからこそ、ギャグのテンポや構成はいつもと大差ないのに違和感を感じていたのですね。

 「もってけセーラー服」の振り付けの難しさに対して、難しいところはランクを落とせば大丈夫というのには笑いました。これは本番のチアリーディングの作画でも難しいところはランクを落として書くという予告か? と思ったら、通し練習でのボンボンの作画が適度に省略されてて笑いました。

 文化祭に招待された小神あきらと、文化祭実行委員長の白石みのる。せっかく本編に登場したのに巻末コーナーの「らっきー☆ちゃんねる」での仲違いを引きずってましたねえ。いやあ、仲がおよろしいことで。

 それでは、半年間ありがとうございました。

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2007年9月11日 (火)

らき☆すた 第23話 「微妙なライン」 (9/10)

 こなたのパソコンを借りて文章を打つかがみ。こなたのマシンのIME変換は
 「最近少し婦長だったのですが、」「マニア移送なので、」「もっと女装をつけて、」「かつ勢いだけじゃなく委員会のふいんき(←なぜか変換できない)も大切にしつつ、」「課題の無いようをkwsk詰めて逝きたいと」
 ここで重要なのは、かがみは確かに「ふんいき」と打っているにも関わらず、こなたマシンの変換では「ふいんき(←なぜか変換できない)」にIME変換されてしまっている事。つまりこなたはわざわざこの変換を登録していることになる。実にこなたらしい変換だ。

 風邪でゆたかとこなたがダウン。元から体が弱いゆたかはともかく、本来元気いっぱいのこなたはこれ幸いと学校休んでゲームをやりこむ。ゆたかの見舞いにみなみとパティ、ひよりがやってくるが、ゆい姉さんはみなみにばかりお話する。しかも日を改めてきたときの話題も同じことで、つまりゆい姉さんは、パティやひよりのことを覚えてないどころか、彼女たちが一度お見舞いにやってきたことすら忘れていたということですね。

 こなた、ひより、パティのオタクトリオ。一般人のゆたか、みなみ、ゆいの視線が痛い。ひよりが同人サークルをやっていて、しかもこなたがその同人誌を購入しているとか。そのマンガを見たいと言い出したゆたかとそれに応えるこなたに、ひよりが叫ぶ。せめて一般向けにしてと。その気持ちはよく分かるが、こういう身近な人物(ゆたか×みなみ)をモデルにした場合、ばれた時のリスクも考える必要がある。今回はゆたかの天然の鈍感さに救われた形ですね。

 一方パトリシアは、日本文化の真髄をこなたから教わる。もちろんこなたのことだから、教えるのはアニメやマンガなどの日本のオタクカルチャーのみ。そしてパトリシアの方も教わるのはオタクカルチャーのみ。知ってるアーティストはアニソン歌ってる人たちばかりだし、屋敷にはメイドを雇いたいという。家政婦と言い換えたかがみに、日本の文化と言うものが分かってないと文句を言うが……それきっと違うぞ。

 キシリトールガムが虫歯に良いとテレビでやってるのを見て、実際にやってみるみゆき。ガムを噛んでいるうちに歯の詰め物が取れてしまい、苦手な歯医者に行く羽目に……。歯医者に診てもらったら、詰めなおすだけでよいと言われたが、それとは別に虫歯になりかけの歯があるからその治療を始めるということで、踏んだりけったりでしたね。

 みゆきさんが母親のゆかりに、みなみ本人がいるところで「クールでかっこいい」と評判になっていることを話し出す。しかしゆかりさんは、みなみ本人のことを良く知っているだけに、その評判を聞けば聞くほど笑いをこらえるのが大変になってしまう。うーん、やはり人間、見た目にだまだれてはいけませんな。

 あと、ななこ先生がBLOGやっているとは思わなかった。しかし入力後、更新をかけたらページを表示できず、しかもバックボタンで元に戻ったら有効期限切れでデータは消去。インターネットに長文を書き込むときは、まずテキストエデッタに記入するという基本を忘れてはいけませんね。

 最後に、「らっきー☆ちゃんねる」のコーナーにゴットゥーザ様降臨。小神あきらと白石みのるを強引に仲裁する。いやー、レディースの特攻服が良く似合ってましたねえ。って、後藤邑子さんはこのためだけにCVに呼ばれたのですか!?

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2007年9月 6日 (木)

らき☆すた 第22話 「ここにある彼方」 (9/3)

 いつものギャグチックなシーンから、突然シリアスな展開にもっていくのは反則だよ、と文句を言いたくなる「らき☆すた」22話。

 こなたの父親そうじろうと母親かなたは幼馴染。幼馴染が恋人関係に移行するのは難しいと言われますが、そうじろうがかなたを口説いた決め台詞は、「君が振り向いてくれないから、俺はこんなギャルゲー好きな男になったんだ」──開き直るのもいい加減にしなさい。そんなかなたが娘のこなたに望んだ希望は、「背は私に似ず、性格はそう君に似ませんように」──見事に両方引き継いだな。
 お盆でもないのに家に帰ってきたかなたの霊。もちろんこなたやそうじろうには見えないが、そんなかなたの前でこなたが聞く。「どうしてお母さんはお父さんを選んだの」──それに対するそうじろうの答えは、「俺が、世界中で一番かなたを愛してる」
 そんな言葉が照れながらも出てくるのは、そういちろうなりの精一杯の気持ちだったのでしょう。そんなそういちろうの気持ちを知っていたからこそ、かなたもそういちろうを選んだということですね。もっともその後で、デジタルカメラの家族写真に一緒に写ったら心霊写真と間違われて(いや、間違ってないけど)大騒ぎになったのは「らき☆すた」らしいですが。

 以下は雑談。

 こなたがかがみに言っていたライトノベルのアニメ化で、3回アニメ化したライトノベルの4回目のアニメ化はいつ? という疑問。ラノベで3回アニメ化して以来しばらくアニメ化されていない作品といえば、「スレイヤーズ」のことではないでしょうか。

 みゆきさんが成長しているのは、毎日11時に就寝していて寝る子は育つから? でもゆたかは育たないとこなたが言ったら、ゆたかはみなみに文句をたれる。で、それに感化されたみなみが9時就寝。人のつながりって本当に怖いね。

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2007年8月29日 (水)

らき☆すた 第21話 「パンドラの箱」 (8/27)

 冬服のへの衣替え。冬服と夏服の着替えはいっそのこと自由にというこなたと、それに同意するつかさ。かがみはメリハリない奴の気持ちの切り替えのためだと突っ込みました。確かにそうですね。

 夏コミの同人誌などの購入に4~5万円ぐらいかなと平気で述べるかがみ。つかさは金銭感覚が狂うにも限度があると言ってますが、夏コミで予算4~5万というのはこなたレベルのオタクだとまだ少ないほうです。夏コミは年に2回のお祭りですし、祭りだとくだらないと分かっていてもついついお金を使ってしまうというもの。ましてや夏コミに出店しているサークルは軽く万を超えますからね。ただ、こなたは消費型のオタクなのでサークル参加はできないというかやらないのがつらいところでしょうか。

 夜は眠くて勉強はできないつかさ。勉強するために早寝したのにいつもの時間に起きてしまう。寝ぼけて目覚まし消したな。それでお母さんにおこしてもらおうとしたら、また寝坊。お母さんに起こしてもらったのに、寝ぼけて寝言で返事をしたのでしょう。その気持ちは良く分かるぞ。
 一方同人活動を行っている田村ひより。お風呂場でいいアイデアが浮かんだからアイデア帳に書こうとしたら、忘れていた。夜ベッドについたらいいアイデアが浮かんだから翌朝書こうとしたら、忘れていた。夢の中でいいアイデアが浮かんだから書こうとしたら、忘れていた。アイデアというのは、思いついたときが一番面白いわけですが、面白いだけに忘れてしまったときがくやしいですね。
 このつかさの話とひよりの話は繰り返しという点で面白い対比になってます。

 後半Bパートは修学旅行。クラスは分かれていても班別行動ではできるだけこなたたちと一緒になろうとするかがみが甲斐甲斐しい。インド人に写真を撮ってくださいと声をかけられてあせるつかさや、鹿せんべいを食べさせようとして鹿に襲われるつかさなど、それっぽい行動は相変わらずです。

 旅行中に(匿名の)男子生徒から手紙をもらったかがみは、もしやラブレターかとドキドキしてしまい上の空になる。どれだけ上の空になったかというと、こなたのいつものボケに突っ込まないくらい。かがみのツッコミを期待していたこなたには期待はずれだったようです。そして夜九時、指定された時間帯にホテル前にやってきたのは……。いや、声が立木文彦という時点でオチはバレバレなんですけどね。このアニメ、端役は全て男は立木文彦、女はくじらにやっていますから。いや、それはそれで一種のギャグになってるから良いんですけど。だからどんなにシリアスに見えるシーンでも声が立木文彦であるという時点でギャグに昇華されてしまった。

 自由行動でこなた達が選んだ場所は京都アニメーション。いや、最初私は任天堂かと思ったんですよ、あれも京都に本社がありますからね。でもこなたはゲームはネトゲとエロゲ&美少女系だし、任天堂は系統が異なるから違うかなと違和感があったのですが、途中で京都アニメーションも京都にあるじゃないかと気づきました。いや、これは盲点でしたねえ。京都のアニメイトでグッズを買いこんで、プリクラでは4人で写ったりしてましたね。

 最後に、ななこ先生は修学旅行から帰って久々のネトゲでサーバダウンを味わっていましたとさ。

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2007年8月21日 (火)

らき☆すた 第20話 「夏の過ごし方」 (8/20)

 冒頭は食玩でサーチングを行うこなたから。サーチングはマナー違反ですが、最近のトレーディングカードとかの収集アイテムはコモン、アンコモン、レアとかいうレアリティ制導入によって、全部揃えるためには莫大な金と運がかかるようになってしまいましたからね。中にはウルトラレアとかスーパーレアとか、どんなだよと言いたくなるのもあるし。

 相変わらずのこなたとかがみの日常への疑問。オタク男子は趣味の合うオタク女子が良いのに、オタク女子はなぜオタク男子を避けるのか。確かにこれは難題だ。というか、こなた自身がオタク女子なんだから、自分の身になって考えればよいのでは。もっとも、こなたたちのグループに彼氏持ちはいないので、誰にも実感が沸かないのでしょう。──そういえば、ゆたかちゃんにも彼氏持ちの友達のこと相談されて、気まずくなってましたね。

 こなたの部屋でゲームするこなたと、横でマンガを読みながらそれを眺めているかがみ。お前らそんなことしてて楽しいのかと思うのだが、この二人にはあってるのでしょう。そばにいて、たまにかがみが突っ込んでくれるだけで楽しいということなのでしょうか。インドアなやつらめ。

 「ゲームの主人公はなぜ無条件にもてるのか」「ゲームのヒロインは、かわいくて性格いいのになぜ彼氏がいないのか」
 かがみの言うとおり、ハーレムラブコメの最大の疑問点ですが、それに突っ込んではいけない。お約束ですので。

 ときどき画面に登場するようになったみさおとあやの。かがみにもこなたたちとは別の友達ができましたが、扱いがぞんざいなのは気のせいでしょうか。

 普段はおちゃらけて勉強する気もないのに、妹分のゆたかがいるだけでまじめに勉強してしまうこなた。姉としてのプライドでしょうか。かわいいところありますよね。

 花火大会を見に、こなた、かがみ、つかさがみゆきの家へ、ゆたか、ひより、パトリシアがみなみの家へ。みゆきとみなみはお向かいさんだったために一緒にいくことになりました。みゆきとみなみが近所同士というネタは随分前からあったのですが、ようやく結実ですね。
 花火大会で体調を崩したゆたかを、みなみが看護する。良かったと思いますよ。

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2007年8月15日 (水)

らき☆すた 第19話 「二次に本質あり」 (8/13)

 序盤はこなたとこなたパパのガン○ム論議。ピーやら曇りガラス効果やらで何言ってるのか分かりづらかったのですが、それでも半分以上分かった私は正常なのでしょうか? VとかWとかXとか、そうじろうは結構マイナーなものまで抑えているな。こなたの言う名探偵ガン○ムはさすがにやっていないが、実は「SDガンダムフォース」がテレビ放映されていたという事実があったのですよ。もちろんそうじろうはチェックしているんですよね? 英字一文字がつかないガンダムは勘弁してほしいという彼の言葉は、最近の「種」「種死」のことを指して言ってるんですよね?
 こなたはア○ロより年上で、あと2年でブラ○トと同年だとか。とても信じられないけれど、実はVのウ○ソは13歳だったという事実がある……

 ゆたかちゃんに年上の頼れるお姉さんだと無条件の信頼を寄せられているこなた。年上でもスチャラカな姉(ゆい)がいるという事実は彼女の人格形成に影響を及ぼさなかったのだろうか。一方でクラスメートからすらすっかり頼られているみゆきさんと、教師のくせに勉強では全然頼られないななこ先生。珍しくこなたが頼ったのはゲームの攻略法でした。

 後半の主役はゆたかとみなみのクラスメート、田村ひよりちゃんでした。オタクレベルではこなたとタメをはるぐらいじゃないかと思うのですが、こなたが消費型のオタクであるのに対してひよりは同人活動を積極的に行う生産形のオタク。彼女と一般人であるゆたか、みなみとの価値観のずれが笑わせてくれます。
 絵に対する真剣なこだわりを気づいてもらえない、転んだときも利き腕だけは守る(ひよりちゃんって左利きだったんだ)、街中でハガレンのコスプレを見かけると思わず振り返り、しかもケータイのカメラでオタク仲間に写メールする、などこいつもなかなか濃いオタクライフを送っているようです。ゆたかとみなみの百合カップリングを妄想して微笑んだり、原稿の入稿のために徹夜でがんばるなど、間違った方向に突っ走っているように見受けられますが。

 なお、作中こなたが言っていた台詞
 「台風一過なだけに今年は多かったよね、兄弟たくさん」
 とは、
 「台風一家なだけに今年は多かったよね、兄弟たくさん」
 と言い換えると意味が分かると思いますよ、つかさちゃん。

 それでは、いまだにこなたの家のデッキはビデオテープだということが確実になった19話でした。

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2007年8月 8日 (水)

らき☆すた 第18話 「十人十色」 (08/06)

 かがみたちにウェハースチョコを振舞うこなた。理由は食玩集めの余りだったそうで。

 つかさの天然ぶりを話題にするこなたとみゆきだけど、みゆきもかなりの天然もの。視力回復法の1つである「顔を止めて視線だけを動かす」で意識せずに顔も動かしてしまうみゆき。こなたが指摘するとパニックに。そういうのってよくあるよね。

 かがみがこなたに勧めたラノベは榊一郎作「君の居た昨日、僕の見る明日」ですね。挿絵は狐印さん……ってだれ? ちなみにネットで調べたところ、こんな人だと判明。なるほど…
 かがみってば、自分が気に入ってるものを勧める時は相手のことを慮ることが出来なくなるんですね。

 携帯電話を気に入って使いすぎてしまうつかさと、携帯使用率0、持ってるだけ(基本料金のみ)のこなたの対照ぶりが面白いですね。自分の興味あること以外にはダメなこなたの態度には共感を覚えます。

 無口でクールな印象のあるみなみちゃんですが、彼女は実は優しい。ゆたか相手にドッチボールを投げられないというところが可愛らしい。クールな外見と普通の女の子という内面のギャップが彼女の魅力ですね。まるで「あずまんが」の榊さんだ。彼女は胸ぺったんこではなかったけど。

 ゆたかのクラスメートのひよりちゃんとパトリシアですが、二人とも重度のオタクであることが判明。パトリシアは日本三大聖地を「秋葉原・日本橋・大須」、東京名所を「中野・吉祥寺」としている。ちなみに中野とは中野ブロードウェイのことで、吉祥寺は日本一アニメータの多い場所だったはず。ひよりちゃんはゆたかとみなみの関係を見て、妄想をたくましくする腐女子でした。乙女ロードを知っているあたり、BL系にも詳しいのでしょう。
 ちなみに「乙女ロード」の名前を聞いて、お花にお城、王子様といったメルヘンチックなイメージを連想するゆたかは、いつまでも純真なままの彼女でいて欲しいと願って止みません。まあ、こなたと一緒に住んでいる時点で純真なままではいられないのは分かってますが。

 そしてかがみのクラスメートのみさおちゃん。カーペットのある部屋で落としたカステラには3秒ルールは効くが、教室で床に落としたミートボールには3秒ルールは効かない、ですか。良く分かりますね。

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2007年7月31日 (火)

らき☆すた 第17話 「お天道様のもと」 (07/30)

 受験生だというのに試験期間中だろうがなんだろうがマイペースなこなた。妹分のゆたかが気を使って電話を小さな声で話しているのにも関わらず、ゲームやろうと表れる。大物ですな彼女は。
 あと、例えラノベであっても文字だけの本は読めないことが判明。ラノベは今の萌えオタク業界では決して外せないジャンルなのに。「涼宮ハルヒ」だってラノベが原作なのに。まあ、こなたの場合はアニメで見てはまったとい「キャうクチでしょう。

 だが今回の話の主役はかがみ。受験ストレスで何をやっても上手くいかない。飲みたいものは冷蔵庫に無く、近所の店は閉店。遠くのコンビニまで出かければ財布を忘れる。何をやっても上手くいかないと嘆くかがみの前につかさがクッキーとかお菓子を焼いて世話してくれますが、今度はストレスが体重に着ました。いや、女の子は辛い。

 四姉妹を羨ましがれるかがみは、一人っ子の方が羨ましいと返す。まつりお姉さんのいいかげんぶりに振り回されている様子がありありと見えますな。そのまつり姉さんと些細なことで喧嘩を始めてしまう。かがみの生真面目な性格とまつりのいい加減な性格から考えると、二人の相性はあまり良くないはず。それでも、まつりだって家族のことを、かがみのことを考えてのことだと理解すると、かがみもまつりのことをみとめるようになります。ときどきこういうしんみりとした話が入ってくるので、「らき☆すた」は侮れません。

 ところでこなた。「キャッツ・アイ」だなんてどうしてそんな結構古い作品を知ってるんだ!?

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2007年7月26日 (木)

らき☆すた 第16話 「リング」 (7/23)

 こなたのコスプレ喫茶編。

 今は猫も杓子もメイド喫茶だけど、その前段階としてコスプレ喫茶が確かにありましたね。こなたがやってるコスプレ喫茶に訪れたかがみたち。この日の演目は「涼宮ハルヒの憂鬱」。……って、ハルヒネタもここまでやれば凄いわ。こなたのCVの平野綾がハルヒ役なのは当然として、みなみ役の茅原実里が長門店員の役をやっていて、さらには男性客に杉田智一で、その応答はまさしくキョンと長門の会話だったりしました。おまけにステージでの「ハレ晴レユカイ」の振り付けを「らき☆すた」の絵柄で行うという無茶苦茶なことまでやっている。さすがは京都アニメーション。普通なら枚数がかかるばかりでやりたがらないところなのですが、やるとなったらとことんこだわるところが京アニクォリティですね。残念だったのは、みくる店員役の人がパトリシアが扮しているという設定だったため、CVが後藤邑子ではなくささきのぞみになっていたところですね。

 かがみんがコスプレ喫茶独特の受け答えやダンスに呆れ半分でついていけないところがあったのに対し、天然の入っているつかさとみゆきが素直に感心したり喜んでいたりしたのが印象的でした。

 前半Aパートのこなたたち4人組の会話も相変わらず面白かったけど、かがみの新しい友達であるところのみさおとあやのとの会話もまた面白かった。勉強嫌いでスポーツが得意でマイペースなみさおと、お菓子作りが趣味なあやの。こなたとつかさを連想して類友を連想してしまうかがみでした。

 あと、身体測定で意に沿わない結果がでて落ち込んだゆたかが、さらにこなたの姿を見て未来にすら希望を託せないことを悟ってがっかりしたシーンがおかしかったです。

 ラッキーチャンネルでの小神あきらのリサイタルが、カラオケボックスでの演歌だというのがオチが聞いてました。驚いたのは今回のエンディングもその「三十路岬」という演歌を歌い、さらにはCDで実際に販売してしまうというところまでネタにしてしまった。商売上手だな、京都アニメーションも。

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2007年7月18日 (水)

らき☆すた 第15話 「いきなりは変われない」 (7/16)

 春休み、「涼宮ハルヒの激奏」ライブチケット入手のためにかがみたちを動員するこなた。つかさやみなみのくじ運でライブ会場に入場するも、そのハルヒ役の平野綾の激奏に心打たれるところがあったようです。<声優ネタ

 春休みに花見にでかけたり、金魚を必要以上に太らせたり、花粉症で花粉防止グッズをつけてさらに怪しい姿になったり、エープリルフールで人を騙したり、かなたたちは春休みを随分満喫しているみたいです。みゆきの家には白いパラソルと大きな犬がいるという勝手な妄想で楽しむこなたを笑って許せるなんて、みゆきさんなんて度量が広いんだ。そして実はそんなお金持ちの知り合いの家が、みなみちゃんのうちだったというオチでした。

 こなた、つかさ、みゆきの3人がまた同じクラスだったのに、かがみだけが別のクラス。一人さびしい思いをしているかがみでしたが、そんなかがみにも中学から5年連続のクラスメートが。かがみ、気が付いていなかったのか。そりゃあ、アニメやマンガでは描写されていないことは存在しないことではあるが。

 今回こなたがやったのは、「ダ・カーポ」のパロディか。登場するヒロインやキャラが全員「泉こなた」だというのが笑えました。

 ネットで3連徹夜(ちゃん)をやって眠気が取れないこなた。みゆきに尋ねると「11時には寝てます」という台詞が。うう、学生の鏡だ。受験生としてはどうかと思うが。深夜ネトゲーで26時まで起きているこなたに、ネトゲー仲間の黒井先生の愛のお言葉が。──って、それって黒井先生もゲームやってると言うことでは?

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