かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ [最終回] 第12話 「やがて恋が始まる」(3/29)
はずむが下した決断は、やす菜の傍にいるということだった。はずむはとまりにそのことを告げ、最後の2人デートを楽しむ。
男が見えないやす菜が唯一見える男がはずむで、そのはずむの告白を振ったときはずむは女になった。はずむを巡ってとまりと喧嘩したらやす菜は女も見えなくなり、町から出て行こうとしたとき全ての景色が認識できなくなった。アニメ版の「かしまし」をやす菜視点で見てみると、やす菜が恋愛を見失うたびに世界が見えなくなる、いわゆるセカイ系と呼ばれる構造を持っていることがはっきりしますね。はずむがなぜ女の子になってしまったのかという説明はとうとう最後までありませんでしたが、こうしてやす菜を中心に話を組み立ててみるとその理由がよく分かります。一見はずむが主人公に見えるけど、この世界はやす菜を中心に作られていたのです。
だからやす菜が恋愛を取り戻したとき、やす菜を中心とした世界は再び姿を現した。はずむがやす菜を選んだのもむべなるかな。
3ヶ月間、ありがとうございました。
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