もしドラ

2011年5月 8日 (日)

もしドラ<最終回> 第10話 「みなみは高校野球に感動した」 (05/06)

 親友の夕紀を失って、自分を見失ったみなみ。だが、浅野の力投とみんなのがんばりに思わず声を張り上げてしまう。
 そんなみなみの復活に、柏木は声をかける。「お前がいなくなると甲子園に連れてってくれるやつがいなくなるからな」
 もともとこの話は、マネージャーに就任したみなみが甲子園に連れて行くと決めたところから始まっている。ドラッカーの「マネジメント」の本から組織改革のヒントを得たのも、みなみのその決心があったればこそです。だから、今の程高野球部はみなみがいないと成り立たない。

 7回裏、田村の盗塁で開いた一塁に星出が敬遠される。そこで敬遠してお前を勝負したことを後悔させてやれと監督が檄を飛ばし、柏木がそれに応えてホームランを放ち3点を獲得する。
 さらに9回裏、2アウトから星出がセーフティバントで裏をかき二塁に出塁する。ノーバント作戦に反するのではというみなみに監督は「嫌いなのは犠牲バント、今のは最高のバントだ」と加地監督の言葉を得る。続く柏木の敬遠から、ここまでノーヒットの祐之助の打席に、一塁の柏木の代走に朽木を起用する。……二塁ではなく一塁というところに嫌らしさを感じますね。1点差のこの状況で一塁に代走ということは、二塁ランナーだけでなく一塁ランナーも点をとりにいく。つまり9回裏で逆転するという明確な意思表示になってます。
 そして祐之助の打席は初球は大振り。この状況に、みなみは過去の夕紀の言葉を思い出す。わざと大振りして油断させて同じコースに誘う、過去のみなみが採った作戦を、祐之助も成功させます。ここからは南の幻想でしょうが、夕紀の幻にみなみは感動したと応えます。かつて夕紀が味わった感動を、みなみも得ることができました。

 そして夏の甲子園大会。キャプテンとしてインタビューを受ける二階は、どんな野球をしたいかという質問に対して逆に「どんな野球をしてもらいたいですか」と答えます。
 2週間、ありがとうございました。

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もしドラ 第9話 「みなみは大切なものをなくした」 (05/05)

 みなみはこの一年間、夕紀のためにマネージャーをやってきた。しかし夕紀は本来、余命三ヶ月の命だった。そして決勝当日、夕紀は亡くなった。
 ──王道ですね、これは。若干ベタ過ぎる気もしないでもありませんが、この作品は女子マネージャーとマネジメントを組み合わせたというアイデアだけで成り立っているので、むしろ下手にドラマをいれるよりは良いのではないかと思います。

 前回の「結果ではなく過程を重視したい」という夕紀の言葉は、本当は自分が甲子園には行けないことを分かっていた夕紀の精一杯の言葉だったんですね。それをみなみは否定してしまった。みなみが残酷なことをしたと落ち込んでしまう。
 夕紀を失って荒れるみなみは、自分が本当は野球嫌いであることをぶちまける。しかしそれは、夕紀によって部員全員に伝えられていたことだった。それを知ったみなみは、またも自分だけが知らなかった状況にますます荒れてしまい、ついには柏木に平手打ちを食らった上逃げ出してしまう。
 それでも部員たちは、みなみの到着をまってましたね。ここで一番必要なのは記録員ではなくではなく、マネージャーだという文乃の言葉、これは部員全員の思いでもありますね。4点取られてなお士気が上がったのは、もはやみなみの存在が野球部にとって欠かすことのできない存在だから。柏木のこれで全員揃ったなという言葉に端的に表れています。
 そして敵バッターに粘られてのシーン、みなみはついに檄を飛ばす。

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もしドラ 第8話 「みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた」 (05/04)

 県大会ベスト4の常連にて前回の準優勝校である修北戦。前半Aパート(9回表)までは星出と修北ピッチャーの加藤の因縁の対決にズームをあてました。
 星出と加藤は、同じ中学の出身。野球名門校に入学した加藤と、進学校に進学した星出との因縁の対決。加藤は程久保のことを「遊びで野球をやっている」といいますが、まあ8回までノーヒットなら仕方が無い。一方継投策を採った程久保は、先発の新見が5回途中までで9本ヒットをとられていたらしい。これは、程久保の守備陣がそれだけ上手いと判断するべきでしょうか。
 9回表、星出と加藤の直接対決は星出のホームランできまりました。継投も何もあったものじゃないけど、ただマネージャーチームのデータに頼ろうとしたチームメイトに対し、「ここ一番で星出が打つ確率はデータ上で七割強」と言い切って遮る二階の姿がいいですね。新キャプテンにふさわしい。そして「選手に専念するためにキャプテンを降りた」星出が、その期待にこたえる。王道の展開です。

 後半は、9回裏で3回もエラーをしてしまった桜井祐之助の処遇を巡って。いくらエラーを恐れないとはいっても、あわや逆転負けを喫するところだったから問題視されるのも当然ですよね。でも、決勝を残すのみとなって、祐之助を降板させてもいいのか。
 マネージャーチームは二階、文乃、花江が降板を主張、または賛成。しかし、みなみ一人が降板に反対する。去年の秋季大会の浅野の例を持ちだして、将来祐之助を登板させて良かったと思える日が来ると主張し、監督も登板に賛成します。マネージャーチームの中では人事はみなみが担当ですので、みなみの決定がマネージャーチームの決定になるのは当たり前ですが、正直情実人事という気もしないでもない。ただ、今まで祐之助がショートとしてマネジメントを組んできたので、当初の方針に従って最後まで信頼するという手もあります。

 そして決勝前夜、みなみは夕紀のお見舞いに行きますが様子がおかしく……

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もしドラ 第7話 「みなみは成果について考えた」 (05/03)

 夏の地区予選大会を順調に勝ち進む程久保高校。試合経験が足りないから接戦になると浮き足立ってしまうため、コールド勝ちを狙う。これで1回戦から5回戦までコールド勝ちしたという。万年3回戦進出が関の山だった程久保高校が、みなみのマネジメントでかなり強くなったことがわかりますね。

 そこで夕紀に報告のお見舞いにいくのですが、プロセスと成果について意見が分かれる。夕紀は甲子園を目指して一丸となってがんばる今の野球部の姿を見て、例えそれで甲子園にいけなかったとしても十分感動して満足しているといいます。それに対してみなみは「マネジメント」の本を引用して、企業(組織)ではプロセスより成果が肝心であると反論する。
 夕紀のためにマネージャーを引き受けたみなみが夕紀に反論するところも珍しいが、そのみなみの反論に夕紀が否定も同意もしないところも気になりますね。なにか前回から夕紀まわりでおかしなフラグ(伏線)が立っているように見える。帰宅するみなみが夕紀の母親に挨拶するシーンもわざわざ入れているし。

 気になった点がいくつか。初回からガンガン攻めていく積極野球が程久保の新しいスタイルなのは分かりましたが、夏の高校野球では炎天下も大敵だと加地監督は言ってましたよね? だからノーバント・ノーボール作戦を提唱した。しかし、初球からガンガン打っていったら、下手すれば三球で回が終わってしまって相手の投手を楽させてしまうかもしれないのは私の考え違いでしょうか?
 あと、6回戦(準々決勝)でみなみがスタンドの観客全員で歌を歌うシーン。みなみは社会貢献の成果だと言ってましたが、このアニメで社会貢献というテーマをきちんと扱ったことありましたっけ。陸上部はじめ他の部へのマネジメントはなし崩しのように描かれていたんですけど。

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2011年5月 7日 (土)

もしドラ 第6話 「みなみは戦略と現状について考えた」 (05/02)

 GW中は実家に帰りましたが、その実家で録画装置が揃っていなかったため、感想を書くことができませんでした。というわけで、5日遅れで感想を書きます。

 新学期になっても程高野球部の士気は高く、みんなやる気をだしてる。その程高野球部に新入部員が32人も入ってくる。そのうち経験者が14人、未経験者18人。あまりにも多人数のため練習に支障がでるし、他の部活に新入部員が流れていかないという問題がでてくる。さらに加地監督から、選抜メンバーを選ぶための相談をもちかけられる。
 そこでみなみが打ち出したのが、トップマネジメント野球部の最適化でした。
 トップマネジメントとは、1人でこなしきれないことを責任を分担して行うこと。マネジャーごとに担当分野をきめて、その最終決定権をその人に与えることで責任を明確化すること。二階は渉外交渉やアイデアの担当、文乃は監督と相談しての練習内容や作戦の担当、花江が情報収集と偵察の担当──となったら、二階からみなみが人事担当にされてしまいました。
 野球部の最適化とは、程高野球部の規模にふさわしいまで新入部員を絞り込むこと。感動を与えるという程高野球部の定義とノーバンド・ノーボール作戦にふさわしい部員を選ぶため、みなみ自らが面談する。さらに、落とした部員を他の部活に回すよう二階に取り計らってもらう。
 ──うわー、やってることは企業の人事担当そのものですね。
 選抜メンバーの選出では、朽木をレギュラーから外してピンチランナーに起用します。そして星出をキャプテンから外して選手に専念させ、後任のキャプテンに二階を選出します。意外といえば意外な人選ですが、高校野球のキャプテンをレギュラーから選ぶ必要はないわけだし、それよりも人望が一番ですよね。程高野球部はマネジメントチームの力が大きいので、そこで力量を発揮している二階をキャプテンに据えるのは良いとおもいます。
 ただ、夕紀のお見舞い面談が少なくなるのが気になる。練習がハードになるからというのは分かるが、夕紀もマネージャーの一員であることを励みにしていた部分があります。面談が減ってがっかりしていて気力が落ちるってこと、ありませんよね。

 しかし、みなみのおにぎりの独創的な味付けが──もしかしてみなみは、本来の意味でのマネージャーの能力がダメな娘だったりして。

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2011年4月30日 (土)

もしドラ 第5話 「みなみは過去の高校野球を捨てた」 (04/29)

 先週、加地監督の提案した「ノーバント・ノーボール作戦」。なら今週はこの作戦にどんな意味があるかの説明があるはずだと思ったのですが、ノーボールはともかくノーバントの方は説明がありませんでした。そもそも、最近の日本の野球の風潮は「スモールベースボール」で、確実に1点を取りに行くことが主流のはず。ノーバントはどんな場面でも強打を狙う「ビックベースボール」に近く、大味な野球といわれてしまい日本の野球ファンにはなじまないのではという疑問があります。まあ、そこらへんの解説は今後に期待。

 今回はみなみが野球嫌いになった理由が明かされました。野球少女として育てられてきたのに、プロ野球選手になれないという現実を知らされてしまったこと。周りのみんなは知っていたのに、自分だけは知らされなかったことが裏切られた気持ちになったことだそうです。それを慰めて立ち直らせてくれたのが夕紀であり、だから夕紀のためにマネージャーを引き受けたということですね。
 その夕紀もみなみたち野球部のがんばりに勇気付けられて、手術に挑みます。体力の回復を待ってからの手術でしたが、とりあえずは上手く言った様子。

 ノーボール作戦の肝は、投手がマウンドにいる時間を短くすること。炎天下の夏の大会では、強い日差しが投手の体力を奪う。そのためボール球を打たせてとる投球術に時間をかけるよりも、打たれてもかまわないからストライクを常に狙うという作戦でした。そしてその分野手の負担が増えるが、前進守備でエラーを起こすのは仕方がないと割り切って次に響かせないといいます。
 ここまで書いて思い出したのですが、ノーバンド作戦の方では毎回ヒットを狙っていくために、選球眼を見極めるという説明がありましたね。試合で採用するにはリスクが高いですが、長期的にみればチームの力を底上げできる作戦かもしれません。
 ノーバント・ノーボール作戦を試す相手は、甲子園級の選手をごろごろ抱えた中邦大学野球部。二階はよくこんなところとマッチメイクできたよねえ。さすがに実力の差を見せ付けられましたが、それでも回を重ねるごとにエラーの数が減っていくのをスコアブックで確認します。新しい作戦の手ごたえを感じました。

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2011年4月29日 (金)

もしドラ 第4話 「みなみはイノベーションに取り組んだ」 (04/28)

 西東京大会ベスト4を相手の練習試合に2対3と奮戦した程高野球部。しかしみなみは、今の野球部に限界を感じていた。──ということで、今回のテーマは「イノベーション」でした。
 前回の最後で陸上部やら家庭科部やら柔道部やらのマネジメントをすることになったみなみ。そのつながりを利用して、家庭科部でお食事会を、柔道部からは(投手に必要な)下半身の鍛え方を、陸上部からは短距離走に必要な走り方を、そして吹奏楽部からは応援を要請しました。柔道部や陸上部はともかく、家庭科部のはご褒美みたいなものですよね。あとどんな些細な練習試合でも、応援があるのとないのとでは気合の入り方が違いますし。
 話が前後しますが、補欠メンバーの二階が自分の野球の才に見切りを付けて、後悔したくないからとマネージャーに転身する。そういえばもともと、二階は将来企業経営者になるためのキャリアとして野球部に入ったのですね。マネージャーがマネジメントをするというのを笑いながらも受け入れてくれたのも二階だったし。そして今回の部活交流も、二階が中心になって仕組んだものですよね。野球部が中心となって学園それ自体が1つのまとまりになってきました。

 野球部の改革に必要なのはイノベーション。今の程校野球部に必要なのは、既存の高校野球部を陳腐化させるような新しい改革が必要だという話になります。そこで尋ねられた加地監督が例に挙げたのが、池田高校の蔦文也監督と、取手二高の木内幸男監督。蔦文也監督はそれまでの守りの野球を捨て、どんどん点をとりに行く攻めの野球を実現した。木内幸男監督はスパルタ式の野球を止めて、のびのび野球で全国制覇を成し遂げた。その話を聞いたときにみなみは、加地監督に3人目になりませんかと提案する。そこで加地監督が提案したのが、「ノーバント・ノーボール作戦」でした。
 理屈屋の加地監督が日ごろから考えていた全く新しい作戦とのことですが、これっていったいどういうことなのでしょうか。

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もしドラ 第3話 「みなみは人の強みを生かそうとした」 (04/27)

 もしドラを見ていての印象は、話の展開がなんか淡白だということですね。もともと野球部の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントをするという一発ネタを膨らませた話ですので、キャラの感情描写がおざなりになりがちなのは仕方ないかもしれませんが。でも例えば今回のみなみたちマネージャーが提案してきた練習改革も、加地監督が「なるほど、みなみたちが言うのももっともだ」と説得されるシーンが欲しかったです。いきなり「こうしよう」という書類の束ではかえって唐突です。

 秋季大会の敗戦でかえって部員たちの練習のモチベーションが上がったのに、テスト明けでまた元のやる気のない野球部に戻ってしまう。ここで素晴らしいのは、この部員たちのやる気のなさを「サボってる」と捉えるのではなく、「もっと魅力のある練習をやらせてくれ」という消費者運動だと捉えたみなみの発想ですね。そこで夕紀を使って文乃を動かし、文乃から加地監督を説得させます。
 そこでチーム制を導入し、3チームに分けてポイント制で競わせる。さらにはピッチャーの浅野と新見には特別メニューと「野球の勝敗は投手で7割決まる(投手は特別だ)」という言葉でやる気を引き出します。

 一方、試合のミスで練習に出なくなった桜井には体当たりで浅野の言葉を伝え、さらには「レギュラーに選ばれた責任がある」という言葉でやる気を戻させます。このときついでにつるんでいた女子生徒の陳花江をマネージャーにスカウトします。
 そして生まれ変わった野球部の評判を聞きつけて、女子陸上部を初めとする他の部活がみなみを頼ってやってくる……正直このシーンはアニメ的超展開すぎる。まず女子陸上部に練習改革をもたらし、それを成功させてさらに評判が上がって他の部が次々と頼みに来るという演出にした方が良かったかもしれません。

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2011年4月28日 (木)

もしドラ 第2話 「みなみはマーケティングに取り組んだ」 (04/26)

 前半Aパートは、みなみが顧客の要求をリサーチする話。夕紀のお見舞いを口実に、部員たちから本音を聞きだします。
 ──聞けば聞くほど、問題がたくさんある野球部であることが分かりますね。まずマネージャーの文乃は「優等生」と呼ばれるのが嫌。友達を作りたくて野球部に入った。朽木くんは足の速さを買われて一番バッターに選ばれたが、守備も打撃もからっきしなのが悩み。星出くんはもっと野球に専念したくてキャプテンが重荷になっている。桜井くんは野球が面白くなくなってきている。そしてエースピッチャーの浅野くんは、夏の大会の降板がきっかけで不信感をいだいているため、加地監督のもとで野球をしたくないのだそうです。
 その加地監督ですが、選手に注意もろくにできないのは前の監督が体罰事件を起こしてクビにされたのを目の当たりにしたからだそうです。浅野くんを降板させたのも、ただ単に肉体的な疲労で投球フォームが乱れてきていたからにすぎないといいます。感情を込めない平坦な話し方をするキャラクターだなと思ったのですが、体育会系ではなく理系の理屈屋だったらしい。しかし、だからこそ体育会系の多い野球部の部員とは気持ちが通じ合っていない。

 みなみはそんな監督と部員の関係を専門家と顧客の関係に見立てて、監督の言葉を部員に翻訳するのもマネジャーの仕事と思い定める。だがこの時点で、みなみは既に選手の気持ちを監督に伝えるという仕事を立派に果たしてましたね。理系すぎて浅野の気持ちを理解できていなかった監督から、「フォアボールを出したくて出す投手はいない」という言葉をひきだしました。
 ただ秋の予選大会では、これが裏目に出てしまいましたよね。明らかにコントロールを乱してストライクが入らなくなってしまった浅野を降板させる機会を逃した。それが7回裏の7失点に繋がります。そこで柏木が浅野に対する不信感をあらわにする。そこで監督が「フォアボールを出したくて出す投手はいない」と声を叫びますが……個人的にはこのシーンの演出はもう少し絞るような声でもよかったと思います。このシーンは、理屈屋で言葉に心がこもっていない監督が、部員たちの前で始めて本心を披露するシーンであり、始めて部員たちと心が通じ合うシーンなのです。だからこそ、分解寸前の野球部が一つにまとまった。だからこのシーンの監督の言葉は、もっと感情の漏斗であっても良かったと思います。

 そして、監督の本心を聞いた浅野は、翌日から真面目に練習にでるようになります。

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2011年4月26日 (火)

もしドラ<新番組> 第1話 「みなみは『マネジメント』に出会った」 (04/25)

 岩崎夏海原作の小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のアニメ化作品です。
 ちなみに私は、原作の小説はほとんど未読です。

 経営のマネジャーと高校野球の女子マネージャーを結びつけたアイデアの秀逸さはもちろんのことですが、この話の何がすごいかっていうと、女子高生にドラッカーの『マネジメント』を薦めるKYな本屋の店員さんですよ。この人がいなかったらみなみが野球部をマネジメントするという発想ももてなかったわけで、この話の発端を作った隠れたキーマンです。
 だから、アニメでその店員が可愛い女の子として描かれたのは残念です。私が演出だったら(女子高生に『マネジメント』を薦めるKYな店員として)中年のおっさんにしたとおもう。
 そして、勘違いで買った本にもかかわらず、同じ「マネジャー」の本だからということで読み込むみなみのいい意味での開き直りと応用力の高さもすごい。普通は経営学の本なんか野球には関係ないで済ませるのに、全く違う分野にもかかわらずそこから野球部に応用していくことができるのは、間違いなくみなみの行動力の賜物です。

 演出面で気になったのは、野球部の面々の動作が全然腰が入っていないこと。これは単純な演出ミスではなく、程久保高校野球部員のやる気のなさをあらわしたものでしょう。三回戦敗退が常連の都立高校だから当然でしょうか。試合でも監督とピッチャーの対立が見受けられましたし、前途多難を予感させます。

 最後に一言。高校野球の女子マネージャーがみなみというのは、「タッチ」が元ネタですよね。

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