バクマン。

2013年3月31日 (日)

バクマン。(第3シーズン) 第25話<最終回> 「夢と現実」 (03/30)

 今回で最終回。原作の1話半相当なため、第3シーズンにしては珍しく展開がじっくり描かれていました。むしろ今までが超ハイスピードのダイジェスト展開だったため、今回のじっくりとした描写が逆に違和感がありまくりでしたね。

 冒頭はアニメ「REVERSI」の第1話アフレコ。服部が代理で来たのは、サイコーが「第1話が放映されるまで亜豆に会わない」という約束を律儀に守ってるからでしょう。

 原作にもあった「亜城木夢叶」の名前でサイコーが香耶ちゃんにお礼を言うところや、サイコーの亜豆へのプロポーズ「その夢が叶ったから結婚してください」は十分に堪能させてもらいました。むしろ、余裕ある展開で差し込まれたアニメオリジナルな部分がよかったです。
 アニメのオープニング、あの声って黒悪魔(シュヴァルツ)側がサイコーの声だと気づいて笑いました。
 次にアニメのエンディング。黒悪魔の少年が「相場サトル」なのはいいとして、白悪魔の少年が「二ノ宮ソラ」という名前だったのか。しかもビルの廃墟の壊れたベッドに住んでいる……どう見ても全うじゃない。サトルが優等生だから、ソラは不良という設定なのだろうか?

 あとはエンディングに描かれたキャラクターのその後がいいですね。
 平丸と蒼樹の結婚式。蒼樹さんが亜豆にブーケを投げたのはお約束として、この結婚式でとうとうカズたんと呼んであけたこととか。昔のクールビューティな時期の蒼樹からは考えられない変化だ。
 岩瀬の新担当になった小杉ですが、原作では岩瀬の勢いに終始おされ気味だったのに対し、アニメでは逆にアイデアの5つや6つを用意したりとか。
 白鳥の担当は、キムに変わりましたか。原作では途中(人事異動の時期)から登場しなくなったので、てっきりよその部署に移動されたのかと思ったのですが。(←ひでえ)
 また、高浜の「正義の三肩」が映画化決定ですか。かなり出世しましたね。
 あと、七峰透の新連載「イイコのジジョウ」がジャックSQに連載されていたこと。原作で起きた七峰二度目の事件がアニメでは発生しなかったので、まだジャンプに席は残ってるわけですね。小杉は残念に思ったかもしれないけど、SQで頑張って本誌に這い上がってくるのを待ってるのではないでしょうか。
 そして亜城木夢叶は、次なる連載に向けてネームを服部に提出する。

 最後に、プロポーズの前夜で、サイコーがおじさんこと川口たろうと会話するのがとてもよかったです。そして、まだ真の一番になっていないというサイコーの純粋さも。このシーンが一番印象に残りました。

 半年間、ありがとうございました。

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2013年3月20日 (水)

バクマン。(第3シーズン) 第24話 「あり方と終わり方」 (03/16)

 今回は2話半分。「REVERSI」最終回の話でした。
 人気絶好調(1位争いの常連)でアニメ化も決定。それなのに「REVERSI」が終了という事態に編集部がどう動いたか。服部は編集部側の人間ですが、亜城木の側につき、最終的には瓶子編集長もアニメスタッフも連載終了を受け入れる。……「男一匹ガキ大将」で「完」の文字を消したり、「北斗の拳」でラオウとの決着がついても一週も休みを取らせず第2部をはじめさせたジャンプ(ジャック)編集部の判断とはとても思えないなー(棒)
 もっとも本作では、人気絶頂だった「CROW」の連載終了を受け入れていたわけですから不自然というわけでもない。きっとこれは、原作の大場つぐみ先生が思い描く理想のジャンプ編集部なのでしょう。

 人気絶頂の「REVERSI」が連載終了ということで世間が話題騒然となり、単行本売り上げが122万部を達成。「ZOMBI☆GUN」の120万部を抜いてジャック(ジャンプ)の真の一番となります。これがシュージンがサイコーに贈った結婚祝いというのもいいですね。

 劇中劇ですが、もし「REVERSI」が実際に連載されていたとしたらその真のテーマは「善と悪の逆転」になったと思う。黒悪魔の少年・サトルはもともと悪魔の力を利用して世界を改革しようとしていた。悪魔の力を利用するために契約したわけですから、たとえ改心したところで悪魔とは縁が切れない、人間には戻れないことは最初から分かっている。しかし、白悪魔の少年は人を洗脳するのは間違っているといって悪魔と契約したわけですから、たとえその身が悪魔に堕ちても、心は人間であると信じている。すなわち、自分が既に救われない存在であることに気づいていない。また自分が正しいことを行っている自覚があるから、改心することもできない。だからサトルは、ケジメをつけるために白悪魔の少年との決着をつける必要があったわけです。
 まあそれは、私の妄想なんですけどね。

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2013年3月15日 (金)

バクマン。(第3シーズン) 第23話 「マイクと台本」 (03/09)

 感想遅くなりました。
 今回は原作の3話分ですね。江原監督の提案で公開オーディションをすることになり、視聴者(ファン)の投票で水鳥菜保役が決まるという。このままだと亜豆がコネで決まったと思われるという江原監督の言葉に、サイコーも同意する。
 このシーンは、良くも悪くもサイコーの純粋さが出ていると思います。たぶん、サイコーは純粋に夢に理想を追い求めるタイプなのでしょうね。シュージンならこのケースでは断るだろう。でもサイコーは、夢を叶えるなら最高の条件で叶えたい、決して妥協はしたくない。だから流れに乗ったままずるずると菜保役が亜豆に決まるのは我慢ならなかった。

 というわけで公開オーディションですが、まず郷田夫人の声が平野文というのに笑った。ラムちゃんか……
 声優というのはランク制を採用していて、基本的にベテランになるほど報酬が高くなる。だから制作費の関係上、ベテラン声優になればなるほど声優の仕事がなくなっていくのですが、「REVERSE」の製作スタッフはなんで郷田夫人を通したんだ?
 それと原作のタラちゃんこと何多良幹羅の名前が、南波かなになっていたのには困惑しました。最初「かなちゃん」と呼ばれてて、そんなキャラいたかなと。

 あと、原作ではインターネットの動画サイトでやってた公開オーディションを、テレビの特別番組にしたのは、最初すごいと思いました。確かに今のテレビなら、リモコンでリアルタイムに集計ができるので不可能ではない。これはいい改変だ──と思っていたのですが、よく考えてみると20人の声優の公開オーディションをやるなんて何時間枠を取ればいいんだ? 1人あたりの持ち時間を5分と計算しても1時間40分。実際にはCMがあるし、集計待ちの時間もあるから3時間はとらないと無理でしょう。その間リアルタイムで視聴者をテレビに釘付けさせる? という疑問が沸々と湧いてきました。そう考えると、原作の動画サイトの方が話としては無理がありません。
 でも、それでも私はこの改変を評価する。というのは、敢えてその無理な設定を通してテレビの生放送で集計を行ったからこそ、最後の声優たちのエールを送るシーンに繋がったわけです。原作のままだと、オーディションに参加した声優たちがまさしく女の戦いという感じで後味がよくない。でもこの改変があったからそこ、勝負が終わればノーサイド、という爽やかな後味ができたわけです。

 あと、亜豆が脚本の不備(「シュバルツ」が「ヴァイス」になっているところ)を尋ねようとしたり、また服部が電話で指摘しようとしていたシーンですが、伏線として挿入したんだと思うのですがここは無くてもよかったと思います。
 それと原作読んだときから思っていたことを一言:最初からコミックスで脚本作れよ。

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2013年3月 2日 (土)

バクマン。(第3シーズン) 第22話 「訂正と宣言」 (03/02)

 今回は原作の5話半分ですか? 「REVERSI」アニメ化決定と、サイコー×亜豆の交際疑惑発覚から始まる騒動ですね。
 亜城木くんには新妻くんと肩を並べる作家になってほしい。二人が競い合い成長し続けていくのが未来のジャック(ジャンプ)。それで「ZOMBI☆GUN」ではなく「REVERSI」をアニメ化に決定したといわれて、感謝できる新妻の精神は尋常じゃない。私はこのシーンは、原作読んだときもそうだったけど、新妻エイジの人間味が感じられませんでしたね。編集長にそう言われてすんなり納得できるところとか。もう少し悔しがるとかしてもよかったような。

 そしてサイコー×亜豆の交際騒動。原作ではこれをばらしたのは漫画の連載終了後五年間も引きこもってニートしていた石沢ってことになってましたが……省略されてしまいましたね。尺の関係もあるだろうけど、石沢はその後改心したという描写もなかったからNHKで放送するにはふさわしくないという判断をされてしまったのでしょうか。
 省略といえば、福田が「ロードレーサーGIRI」のラジオ番組で暴走してしまったという話がありましたが、原作でもあの展開はちょっと唐突すぎたのでこれは無くなっても問題なしです。でもこの暴走が、その後亜豆も自分のラジオで堂々と交際宣言するきっかけの1つになったという見方もあるから、ちょっと複雑です。
 そして、亜豆の交際宣言にサイコーも……

 今回は江原監督の演技がすごく良かったと思います。田宮Pが亜豆の起用に躊躇しているのに、江原監督は淡々と「声優はオーディションで決める」と。うーむ、こういう渋い大人になりたいものだ。

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2013年2月28日 (木)

バクマン。(第3シーズン) 第21話 「温泉と意思確認」 (02/23)

 またも感想が遅れました。
 手塚賞・赤塚賞パーティで、アニメプロデューサーからアニメ化の話を聞かされたサイコーたち。人気作品なら話だけなら結構早く来るといいますが、一歩一歩着実に進んでいくことを感じる2人。
 そしてシュージンと香耶がサイコーを誘って鬼怒川温泉へ。3人で楽しく正月休みを楽しんだけど、本当ならここには後1人いるべきなんだよね。いくら約束とはいえ、夢が叶うまで会わないというのは少々つらいよね。

 そして、「GROW」の後番組の候補として、「ZOMBI☆GUN」と「REVERSI」が挙げられる。「ZOMBI☆GUN」はアニメがすぐ原作に追いついてしまう可能性がある。そして「REVERSI」は話の展開が濃いから追いつきにくいが……服部の返事は浮かない。実は「REVERSI」の展開だと、アニメ化が始まるまでに原作が終了してしまう可能性があるからなんですよね。
 そこでサイコーたちに話を持って言って、原作の引き伸ばしをするか、あるいは今回は見送ってそれでもアニメ化の話がでたらやるかの相談をするが……何をしてでもアニメ化を逃す手はないと主張するシュージンと、アニメ化のために原作の質を落とすことは避けたいサイコーが対立する。その訳を聞くと、ここで服部は始めてサイコーと亜豆の間の約束のことを知るわけですよね。結局服部はアニメ化にしたいんだったらしたいといえば良いと話をまとめますが、これって問題を先送りしただけのような……
 一方雄二郎の方は、新妻が書いたアニメ用オリジナル話のネームを持って「ZOMBI☆GUN」のアニメ化を推し進める。「REVERSI」には負けたくない新妻が書いたネームのできばえのよさから、またもどちらがアニメ化されるかは不透明になってきました。そして、ジャンプの真の看板を賭けてのアニメ化勝負に、瓶子編集長は今週中に判断を下すといい。
 そして後日、アニメ化の件で血相を変えた服部が亜城木の元にやってくるところで引きでした。

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2013年2月23日 (土)

バクマン。(第3シーズン) 第20話 「息継ぎとパーティー」 (02/16)

 感想書くのが遅れました。
 白(ヴァイス)と黒(シュバルツ)の対決を一気に描く。一年持たないかもしれないと開き直ったサイコーとシュージンの決断に服部は驚くが、今はそれでいこうということになる。ところが、単行本の売り上げでエイジがいきなり90万部刷られることになり……
 という話だったんだけど、途中で平丸と青樹のプロポーズの話が入ってきましたね。平丸のエピソードは漫画勝負をやってる亜城木たちと違って、この人は働きたくないと言いながら連載をこなしている。まさしく一服の清涼剤。あ、もしかして、こういうのが今回サイコーが言ってた息継ぎの回だったりして。

 あせって間違ったことはしてはいけない。これは「疑探偵TRAP」のときにも低迷したときに港浦に諭されたことですよね。こういうところでもサイコーたちの成長がうかがえます。
 そして手塚賞パーティで新妻が「単行本の売り上げでも負けません」と言って、サイコーは「エイジも単行本の売り上げで負けるかもしれない」と思ってるからと推測。今のままで間違っていないと結論付けます。まさしく上がり調子な亜城木夢叶の下に、アニメ会社のプロデューサーがやってくるが……

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2013年2月16日 (土)

バクマン。(第3シーズン) 第19話 「間延びと一気」 (02/09)

 事情で書くのが遅れてしまいました。
 今週もまた原作の3話分ですね。修羅場の話が1話と、「REVERSI」の欠点の話で2話でした。

 修羅場回は、サイコーの悪い面が最悪の形で出てしまった話ですね。亜城木夢叶は策略家で計算型とは作中何度もいわれていますが、それは原作を担当しているシュージンの面が強く現れているのであり、サイコー自身は策略家の側面もあるけど本質的には感情型の傾向が強い。この感情型というのは何も悪い意味だけではなく、たとえば頭が切れすぎるがゆえに先が見えすぎて行動力が欠けるシュージンを、サイコーが引っ張ってより一段階上へ上がっていくいくという二人の力関係を形成している。
 でも理屈ではなく感情を優先するあまり、たとえば高校行きながら週刊連載できるかとか、「PCP」と「REVERSI」二本連載できるかと聞かれれば、何の根拠もなく「死んでもやる」と答えたりする。今回の修羅場にしても、もともと無理のある3本同時の作画のスケジュールが破綻しだしても、眠らなければ大丈夫、書くしかないんだという根性論で乗り切ろうとしてしまう。
 今回は人のいいアシスタントたちと小河さんの機転でなんとかなりましたけど、もうこんな無茶なスケジュールは立てるなよ。島本和彦先生作の「燃えよペン」で、10日で五本の原稿を上げる話を思い出してしまいました。

 逆に「RIVERSI」の欠点の話は、サイコーの感情型の側面がよい方向に現れた回です。
 「RIVERSI」は正義と悪のダブル主人公であるがゆえに、ダメだったら敵を取り替えるということができない。この欠点を突きつけられたシュージンはそれを気にするあまり間延びした原作を書いてしまうが、これは一度問題に捉われてしまったらなかなか自力で脱出することができない計算型らしい迷走ですね。
 そんなシュージンにサイコーは、一年で終わっても構わないから一気に駆け抜けて、「REVERSI」を名作にしてくれという。結果は後からついてくるという割り切り方もシュージンのような計算型にはできない考え方だし、そうやって吹っ切れた考え方を示すことでシュージンも割り切ることができたわけです。

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2013年2月 4日 (月)

バクマン。(第3シーズン) 第18話 「週刊と月刊」 (02/02)

 今回は原作の・・・3話分ですね。テンポが速すぎて、いろいろ大事なシーンが省略されているような気がします。

 新妻の「ZOMBI☆GUN」と亜城木の「REVERSI」が読み切りで連続掲載。「ZOMBI☆GUN」が692票で読み切りの新記録を達成したと思ったら、翌週の「REVERSI」が694票で新記録を更新。この、いままで凄い、絶対追いつけそうにない存在として描かれてきた新妻エイジを、あっさりダシに使った展開というのは連載時も凄いと思いましたよ。亜城木夢叶が新妻エイジに肩を並べた瞬間としての象徴ですね。
 このシーンは「W服部」「両服部」というシーンが省略されたのが残念でした。「紛らわしいからどっちか移動させろ」という台詞ですね。

 で、2票差で「REVERSI」に抜かれたエイジは、それが連載にならないかもと言われて「ZOMBI☆GUN」の連載ネームを提出することを渋る。一方サイコーたちは、「REVERSI」の連載ネームを提出してアピール。このあたりのやり取りもスピーディ(といえば聞こえがいいけど、実際はダイジェスト)で、展開が速かった。原作ではこのあたりはどんでん返しにつぐどんでん返しで特に展開が速かったから、なおさらそう感じたのでしょう。
 そして瓶子編集長の判断で「REVERSI」は月刊の必勝ジャック(ジャンプ)掲載に。

 「REVERSI」が必勝掲載になって担当できなくなり、寂しい顔をする服部。珍しく泥酔して雄二郎にまで絡む。
 サイコー達にしても、本来なら二週連載が無理筋なのは分かっているし、月刊とはいえ連載させてもらえることになったのはありがたい。サイコーのいうとおり、期待しうる最高の結果だと思う。しかし、サイコーたちだって本当は「PCP」ではなく「REVERSI」を週刊でやりたかった。その気持ちを掬ってくれたのが、雄二郎というのも面白いところですね。
 「REVERSI」が週刊連載、「PCP」が必勝へ移籍連載が決まって……佐々木編集長の「いい判断だ」というシーンやその後の打ち合わせがなくなったのは残念ですが、瓶子に「お前もすっかりジャック(ジャンプ)の編集長らしくなったな」というシーンがでたのは良かったです。

 そしてサイコーは、川口たろう(信幸)の残したノートを祖父から受け取って、改めておじさんができなかったことをすると誓う。

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2013年1月27日 (日)

バクマン。(第3シーズン) 第17話 「ゾンビと悪魔」 (01/26)

 今回は原作の3話分相当。相当というのには理由があって、岩瀬の話から編集長の移動の箇所の間にある七峰再登場の、SHINJITSU CO.編の9話分がスキップされてました。あのシリーズには川口たろうが本当はサイコーに漫画家になって欲しかったという話とか、その川口たろうがとっていた「1話完結じゃない1話完結」のエピソードとかが入ってて面白かったのに。少なくとも、「ぱんちらファイト」は見たかった。
 ただ、過去話のいくつかを佐々木編集長(当時は担当編集)の過去話に置き換えていましたね。そのあたりの気遣いはよかったです。

 前回も書いたとおり、岩瀬は新妻の代理ライバルとして再登場させられたキャラですから、一度亜城木が抜いてしまうとキャラとしての役割が終わってしまう。そうなるとどんどん順位も下がっていき……というのは残酷な話かもしれませんね。でも、こういうフォローがあるのはこの漫画の優しいところかと思います。

 そして佐々木編集長の移動とそれに伴う挨拶。佐々木編集長の理不尽な対処が、真城最高に対して冷静でいられなかったという件は良かったです。これで理不尽で厳格な編集長という彼のキャラクターの印象が、人間味あるキャラクターに入れ替わってしまった。その編集長の期待に応えるためにも、サイコーとシュージンは新作を創りあげる。
 新妻エイジも同じく佐々木編集長のために新作にとりかかる。新妻エイジはダークヒーローということでゾンビにされた少年が主役の作品を。そしてサイコーとシュージンは、悪魔に力を授かった少年が主役の作品を。しかも邪道から脱却するために、正義の悪魔も出してのダブル主人公での王道バトルを。
 奇しくも似たようなジャンルの作品に挑むことになった二組の漫画の行方は。

 あ、そしてクールな瓶子新編集長というシーンが削られたのは残念だったかも。

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2013年1月21日 (月)

バクマン。(第3シーズン) 第16話 「最終話とコメント」 (01/19)

 今回は本編より、次回予告のほうが気になった。なんですかこのサブタイトルの「ゾンビと悪魔」って? やっぱりSHINJITU Co.編はスキップする予定ですか!? 「ぱんちらファイト」見たかったのに。
 というわけで、VS.CROW編完結です。原作で言うと2話分相当。結局最後まで「CROW」にはかなわなかったという話になりましたが、全力で戦う男と男の友情というところに話が落ち着きましたね。

 新妻エイジってキャラクターは、登場当初からキャラクターがほとんど完成しているんですよね。始終漫画を描くことに没頭している漫画バカ。そのくせ漫画に関しては一流の見識をもち、発言したことについてははずした事がない。もちろん人気作家恋愛読切祭のように失敗することもありましたが、それはエイジにも向いていない分野があるということで、得意ジャンルに専念すれば絶対の強さを誇る。亜城木夢叶の宿命のライバルという位置づけですからね。
 (そう考えるとPCP編で新妻の代理ライバルに仕立て上げられた岩瀬はかわいそうだともいえる。彼女は「PCP」が「+NATURAL」を追い抜いた時点でキャラクターとしての役目を終えてしまったわけですから)

 そして勝負は次の連載作に持ち越しました。新妻のいう「世に出た漫画で一番の作品」とは!?

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