ARIA The NATURAL[最終回] 第26話 「その 白いやさしい街から…」 (9/24)
前回秋になったばかりなのにもう冬ですか──といった突っ込みは無しの方向で。
雪が降り積もり、アクアカンパニーが開店休業状態になったため、アリシアの提案で雪のネオ・ヴェネツィアを二人で散歩することになる。灯里がアリシアに、子供の頃何になりたかったのかと聞いたとき、アリシアはおもむろに、雪球を作り始める。
アリシアさんは、時に灯里なんかよりも高度なボケをかましてくれます。灯里が尋ねた質問には直接答えず、雪玉を作り始めるとは。灯里以上のボケの才能に、灯里もしばし呆然としていました。もっとも、そこでアリシアの雪玉作りを手伝うところが灯里らしいが。ここで晃や藍華だったりしたら、きっと変な突っ込みを入れるに違いない。
雪玉を作り始めたら、通りすがりの人たちが手伝ってくれてどんどん大きくなる。そして最後にたどり着いた行き止まりでは、そこの住人達に気に入られて雪玉は雪だるまになってしまった。
たったこれだけの話をじっくり30分かけてやってくれるとは、やっぱりこのアニメは凄いと思いました。やはり、このアニメの醍醐味は、日々の何事もない日常にも新鮮な驚きや感動はどこにでもあるということでしょう。何も事件は起こらないし何も話は始まらないが、それでもこれは立派なドラマでした。
半年間、ありがとうございました。
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