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2015年8月

2015年8月31日 (月)

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第8話 「門の向こうのニホン」 (08/28)

 伊丹たちについてきたピニャは、銀座の建物群に圧倒される。その一方、レレイたち3人娘は、国会の参考人招致に挑んでいた。

 というわけで舞台は日本ですが、伊丹がS、すなわち特殊作戦群の出身と知って志乃はしばらく動作不良を起こす。うむ、確かにらしくはないけど、物語の主人公なんだからこの程度のご都合設定はありがちですよね。
 それから私はこの作品の原作を読むまで、国会の参考人招致にかける一食の値段が500円ということを知りませんでした。異世界からの客人に、牛丼屋の牛丼というのはせせこましいというか。伊丹が気が利かないというべきか。あと、卵がけというところでピニャとボーゼスが躊躇してましたが、この世界でも卵を生で食べるのは日本ぐらいで、世界では生の卵はゲテモノ扱いされるというから、きっと異世界でもそうなんでしょう。

 国会の参考人招致では、野党議員の幸原みずきがコダ村の件を与党の突き上げに利用しようと何とか言質をとろうとしますが……。こういうことは事前に口裏を合わせてからやりなさいといいたい。いい加減な伊丹が想定外の回答を返すのはまだしも、価値観も常識も違う異世界の人間を相手に、黒を喪服だと思い込んだりとか考えが浅すぎますよ。

 国会から退去するときは、囮のバスに人数がひっかかり、また地下鉄が止まる、泊まる予定だったホテルがボヤ騒ぎを起こすなど不審な事故が相次ぐ。そこで伊丹が案内したのが、お金に困って水道すら止められた変な同人女のアパート。そこにいた女は、伊丹の元奥さんだそうで。

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2015年8月24日 (月)

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第7話 「皇女の決断」 (08/21)

 感想遅くなりました。BS11で視聴しているのでただでさえ1週遅いのに、感想書き忘れてしまいます。

 不幸な行き違いで伊丹を拉致暴行してしまったボーゼスたちに怒るピニャ。協定を結んでから違反を咎めて攻撃するのは帝国の常套手段だっただけに、日本の自衛隊が逆にこの協定違反を口実に攻めてくるのではないかと恐れる。まあ、自分たちがやましい事をやってると相手もやるのではないかと恐れるのは当たり前ですけどね。この場合、ボーゼスは間が悪かったというしかないでしょう。
 協定違反を無かったことにするために、ピニャはボーゼスに伊丹の篭絡を命じる。そのころ伊丹たちは助けに来てくれた隊員たちとともに、人外なメイドさんたちと仲良くお話していた。うん、断腸の思いで篭絡にやってきたボーゼスが怒るのも無理はない。でも、この篭絡って伊丹相手だとほとんど意味がないんですよね。伊丹は典型的なオタクで、女を抱いて喜ぶ趣味はないし。

 二重三重に間が悪くて気まずい思いとなったピニャたち。富田はピニャに「隊長は国会から参考人招致のために呼び出されている」という言葉は、レレイの翻訳で「伊丹は元老院から召喚されている」と変換される。特地に国会なんてものはないし、近いものは元老院であるのは確かだけど、ピニャたちは特地での常識で図るからやはり慌ててしまう。つまり、伊丹は元老院に召喚されて意見を求められるほどの身分と立場の者という意味ですね。
 さらに強引にアルヌスへ付いていくことになったピニャとボーゼスは、そこで日本の自衛隊の訓練光景を見る。小銃の威力に驚いたり、自衛隊の戦術がそれに適応したものであること。さらには戦車や飛行機の存在など日本との文化の差に圧倒される。
 そしてピニャとボーゼスは、レレイ、テュカ、ロゥリイとともに日本へ行くことになる。

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2015年8月19日 (水)

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第6話 「戦女神の騎行」 (08/14)

 感想遅れました。

 今回はピニャ、まったくよいところがありませんでしたね。緑の人に南門を任せる、すなわち囮にしたのに、実際に敵がやってきたのは東門から。想定を超えた事態になると、どうやらこのお姫様、自失となる傾向があるみたいです。自衛隊が圧倒的火力で場を収めた後も、ハミルトンに交渉を任せたまま呆然としていたらしいですしね。

 自衛隊のヘリが『ワルキューレの騎行』を鳴らしながら攻撃したのは原作にもあったシーンですが、こうして映像を見るとまったくの無意味ではないことがよくわかりますね。空から音楽を流しながら攻撃を加えるのが相手にどれほど威圧感を与えるのか、文章ではわかりにくかったところでした。

 ピニャが呆然としているうちにハミルトンがまとめた自衛隊との交渉ですが、ここでのピニャの誤解がひどい。ピニャは帝国での常識から、圧倒的勝者である自衛隊側の要求が過酷なものになると想像していたのに対し、自衛隊側は節度あるものだったため、まとめたハミルトンの力量を誤解した勘がありますね。実際、ハミルトンは妥結した条約内容を自分でも信じられないと疑問に思ってた様子が描かれてたし。

 そしてピニャ配下の薔薇騎士団登場。時間的な行き違いから、伊丹が彼女らに捕らわれてしまいましたね。これは帝国側の瑕疵になりますが、さて。

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2015年8月 8日 (土)

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第5話 「イタリカ攻防戦」 (08/06)

 飛竜の鱗を売りにイタリカに向かった伊丹たち第三偵察隊は、そこで盗賊たちの襲撃からイタリカを守るピニャが率いる薔薇騎士団に遭遇する。
 盗賊といっても、先のアルヌスの丘攻防戦で壊滅した諸侯国軍の敗残兵が、野盗落ちしたもの。これもまた帝国が引き起こした事態であるため、ピニャたち帝国の貴族はイタリカを守る義務がある。だからピニャは指揮を行って守っているわけですが。
 このピニャの回想シーン、帝国の薔薇騎士団の設立経緯は面白かったですね。最初は本当に子供のお遊びのように見えたし、騎士団として認められても儀仗兵扱いされているのに不満をもっていたりと。
 ただ原作では外伝で薔薇騎士団の過去が描かれて、そこでは意図せずとはいえ実戦を経験しているので、これが「初陣か」というピニャの台詞に引っかかりを覚えました。

 成り行きで、イタリカの南門を守ることになった第三偵察隊。捨石にされるのを承知の上で、敢えて助太刀するのは「俺たちと喧嘩するより仲良くした方がいいとあの姫さんに思わせる」ため。伊丹としてはそこまで悪辣なことは考えてないつもりなのだろうけど、この言葉は「火力の差を見せ付けて、戦っても無駄だと相手に思わせる」という意味にも取れるわけで、もちろんロゥリィはそう受け取ったわけです。
 だが盗賊は手薄な南門ではなく、敢えて東門から攻撃してくる。指揮権はピニャにあり、救援要請がない以上第三偵察隊は持ち場を動けない。この状況下でピニャはどうするか?

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2015年8月 1日 (土)

GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第4話 「見知らぬ地へ」 (07/31)

 伊丹たちが連れてきた避難民は、当然問題になってしまった。伊丹はそれを見越して、わざと連絡をしていなかった。
 いやー、避難民の受け入れるという名目でなんとかなったわけだけど、受け入れることでまた問題が発生するわけですからね。柳田はいやらしいキャラですが、伊丹の独断のおかげで、彼らのような後方で調整してくれる事務官がどれほど苦労することになるのやら。そりゃ、嫌味の1つもいいたくなりますわ。

 避難民の一人、レレイはその持ち前の好奇心と探究心から、日本語の習得を始めたり、自衛隊の武器や重機の観察をおこなう。何が気に入ったのか、ガズマスクと防護服を着込んだりしてましたね。
 ティカのいうとおり、避難キャンプが終わったら自活を始めなければならないけど、身寄りのない子供たちが自活なんて無理だから身を売るぐらいしかない――というところでレレイが伊丹と自衛隊から、翼竜の鱗を収集して売る権利を得てくる。この世界での翼竜の鱗ってきっと高価なんだろうなあ。

 ピニャとその騎士団がイタリカに向かうところで、レレイと自衛隊も鱗を売るためにイタリカに向かう。これは・・・!?

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