ガンダムビルドファイターズ 第19話 「アストレイの刃」 (02/17)
準々決勝の相手はニルス・ニールセンと戦国アストレイ頑駄無。
博士キャラらしく、ニルスの性格は理屈が感情より先に出るタイプ。もともとの目的がプラフスキー粒子の謎を解くためだから、その最適解としてセイとレイジに交渉を持ちかけるわけなのですが、これが意図せずに相手に挑発の効果を与えてしまった。もともとセイとレイジはガンプラバトルを真剣に戦ってるわけだから、ニルスの目的のためなら勝ちを譲る──すなわち、八百長のもちかけには本気で怒ってしまったわけですね。
だから、バトルの後でセイとレイジがニルスを認めたのもその延長です。もともとセイたちが「負けたら言うことを聞く」と約束したのは「ガンプラバトルを真剣に戦え」という意味のこと。だとするなら、ニルスは自分がガンプラで負けたことに本気で怒っていたわけだし、次は負けないと宣言したのも、ガンプラを本気で戦ったから。すなわち、バトルを通じて自分たちと同じ土俵にニルスが上がってきたことを素直に喜んだわけです。だから「自分たちにできることがあったら協力する」と約束したわけなんですよね。「僕はガンプラがすきだったんだ」というニルスの言葉は、そういう意味です。
そう考えると、プラフスキー粒子の秘密を握り、それがばれることを恐れるあまりいろいろ不正な工作を仕掛けるマシタ会長やベイカーは究極の相容れない敵ということになる。今回もベイカーはニルスにスポンサードを持ちかけた(そしてレイジに勝つことを企んだ)わけですが、結局はお互い口約束のみで信用してなかったわけですね。それどころか、この交渉からニルスはセイかレイジがプラフスキー粒子の秘密を握ってることを感づいたわけだから、ちょっと間抜けな役どころになってる。
そして、強引にニルスの彼女になったキャロライン。あまりに筋の通らぬ言い分ですが、ニルスでも女の子の扱いはうまくないということでしょうか。
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