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2012年12月

2012年12月30日 (日)

バクマン。(第3シーズン) 第13話 「模倣と無意識」 (12/29)

 今回は原作の5話分相当。まさかと思いましたが、模倣犯編と中井さんの話をかなりはしょりましたね。
 中井さんの方は七峰のところをクビになった中井が、なぜいきなり似顔絵書きなどやってるかというところが前振りなくてとまどうかも。しかも中井が上京していて、今ホームレスをやっているなんてどうして福田が知っていたのかなどがはしょられてしまいましたね。
 今回中井が最低な男に描かれていますが、原作ではもっと最低で、いまどきのギャルにホイホイついていって騙されたりしてます。あと、平丸と中井のケンカという寸劇に、福田やサイコーたちが集まっていて二人の台詞にいちいち突っ込みをいれているという面白さがあったのですが、はしょっられてしまいました。
 しかしこんなサイテーな男でも、それでも立ち直れる見込みのある場合は手を差し伸べているところがこの話のやさしいところ。こういうところが好きです。

 そして模倣犯編では、シュージンの意外な繊細さが描かれましたね。
 「PCP」を真似た模倣犯が現実に起こり、ショックを受けるシュージン。自分でも気がつかないうちに、毒にも薬にもならない話を書き上げてしまっている。それを指摘されてからは意図して真似してほしくないほどの話を書こうとするが。
 シュージンの作る原作が以前作った話の焼き直しになっているという件で、シュージンが書き直すといった件。翌朝書き直した話を持ってくるシーンがカットされてしまいました。あそこは模倣犯編のクライマックスの1つだから、省略してほしくなかったな。それにシュージンの気持ち、以前高校一年の夏のときに話を作れずにコンビ解消まで行ったときの話を香耶にするところもカットされてる。あまり話を早回ししてほしくないですね。
 そして、2度目の犯罪が起きたときに、サイコーとシュージンは模倣犯をテーマにした話を作ることになる。「PCP」は犯罪助長漫画じゃないという気持ちをこめて。シュージン完全復活ですね。

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2012年12月23日 (日)

ソードアート・オンライン 第25話<最終回> 「世界の種子」 (12/22)

 すべてを終わらせ、現実に帰ってきたアスナ/明日奈を迎えるためにキリト/和人は病院へ向かう。
 ここで出てくる須郷は、本当に三流の悪役に成り下がってますね。ここは本当なら一刻でも早く高飛びして逃げ出すべきだった。知性派を気取るなら自分の憂さ晴らしの復讐のために和人を待ち伏せして襲撃なんて、無駄なことだと分かってるはずなのにどうしても我慢できなかったんでしょうねえ。そういうところが三流ですか。ダガーを持って襲撃したのに、逆に取り押さえられるところも三流さを際立たせている。
 目覚めた明日奈にお帰りと挨拶をする和人。最後の戦いを終えて、本当に終わったことを実感します。

 SAO帰還者を集めた学校で、イチャラブをする和人と明日奈。それを見ながら嫉妬するリズベット/里香とそれを呆れてみているシリカ/珪子。うーむ、1ヶ月の休戦協定とは友達想いですが、恋に禁じ手なし。一度は身を引いた相手とはいえ、まだ未練が残っているようで。というか、里香の嫉妬具合が半端なく面白かった。
 茅場晶彦は自身の頭脳をスキャニングして電脳化(これがアリシゼーション編の伏線になっている)。キリトに託した世界の種子をエギルに託して、それがVRMMOの開発キットだとわかるや、全世界に公開する。これで全世界にVRMMOサーバが広がり、キャラクターコンバートの仕組みも整って、混沌とした仮想世界の集合体ができあがりますね。

 そしてALOはレクトから新会社に管理を移動し、新たに浮遊城アインクラッドを抱えた新世界として生まれ変わります。そこでもう一度アインクラッドを今度は100層まで攻略すると宣言、リーファに付き合ってくれるよう頼みます。リーファもこの中ではアインクラッドにかかわっていなかった疎外感があったけど、これでやっと本当の仲間になれたというわけですね。こういう優しさのある展開は好きです。

 半年間、ありがとうございました。

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2012年12月22日 (土)

バクマン。(第3シーズン) 第12話 「熱血と完敗」 (12/22)

 今回は原作の3話分相当。七峰が亜城木夢叶と同じ題材で勝負を仕掛けた話ですが、それとは別に模倣犯編の導入部が入りましたね。小杉が七峰を立ち直らせるところに時間をかけるかと思ってたので(あるいは中井さんの話を出すか)、この構成にはびっくりです。
 「PCP」との対決で仲間たちとチャットを行う七峰ですが、そんな七峰の主催するチャットとは別に、メンバーたちが勝手に裏チャットを作ってるところなんてあるりえますよねー。中井さんがあせりまくってチャットメンバー全員に正確な順位をばらして、それで残ってた全員が離反するという流れも面白かった。計算型の七峰が想定外のことばかり起きて対処しきれなくなるという感じがでてました。
 でも、そんな七峰の才能を信じて、最後まで彼と向き合おうとした小杉はヘタレキャラの割りに熱血していて良かったですね。「僕は七峰君の担当だからだ」という言葉も熱くていいし、徹夜で見張るつもりで寝落ちしてしまう残念感も彼らしい。ここで改心していれば七峰君も救われたのでしょうが……
 アニメでは「あれから二人で作品を作ってるんだ」という小杉の言葉がありましたし、七峰の「新しいやり方で」という言葉もなかったので、このまま改心してフェードアウトするのかな? SHINJITSU CO.編はやらないのかな?

 後半の模倣犯編の導入部となる同窓会ですが、ここは原作では中井さんの再就職話の後だったはず。中井さんの転落した身の上を自分のことに感じたサイコーが、俺たちだって10年後どうなってるか分からないという漠然とした不安感を抱えているうちに模倣犯事件の放送が始まったという展開でした。
 中井さんの話を模倣犯編の途中に、うまく差し込めるのかな。

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2012年12月16日 (日)

ソードアート・オンライン 第24話 「鍍金(メッキ)の勇者」 (12/15)

 世界樹の上でついにアスナと再開したキリトとユイ。しかしそこにオベイロン陛下こと須郷伸之が現れて……
 というわけで、ついに須郷との再会でした。いやー須郷の、清々しいまでの悪役っぷりにはしびれました。ゲームマスター権限という絶対的強者の立場で相手をいたぶるときのゲスな態度といい、キリトにマスター権限を奪われたときのうろたえ方といい、一流になろうとしてもなりきれない、小心さと卑屈さをプライドで押し固めたような悪役っぷりには惚れ惚れしました。

 ゲームマスター権限の重力魔法で押し固められて、アスナを嬲られてしまうキリト。所詮自分はゲームが上手いだけの男かと絶望しかけたところへ、茅場晶彦の亡霊が現れて、ヒースクリフのシステム管理者IDをキリトに渡す。ここで茅場が持ち出した、システムを超える意志の力というのはアインクラッド編最終話で見せた、麻痺したはずのアスナがキリトをかばったことと、HP0になったはずのキリトが最後の攻撃を仕掛けたことをさしているわけですよね。この(ゲームの)システムを超える意志の力というのは、川原礫先生の作品に通ずるテーマなわけです。
 

 須郷を倒し、茅場と対峙したキリトは、今回の代償として茅場から世界の種子をもらうことになる。そしてキリト=和人は、目覚めたアスナを迎えるために病院へ向かう。

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2012年12月15日 (土)

バクマン。(第3シーズン) 第11話 「焦慮と逆転」 (12/15)

 今回は原作の3話分相当。話のペースが速い分だけ、七峰の転落も激しい。話の最初は有頂天だったのに最後には憔悴とまるで別人のように豹変してしまって、その落差に思わず笑ってしまいました。
 今回の話は、七峰君たち計算型の良くないところが描かれてますよね。計算型の一番の弱点は、想定外の結果に弱いこと。自分のとった計算や策略をインプットとして、そこから得られた結果が事前に想定したアウトプットの範疇に収まっているときは強いのですが、予想外の結果がでてくると混乱してしまうこと。今回の七峰のように、迷走してしまいますね。
 亜城木夢叶も「TRAP」のときに同じように迷走したことがある。連載開始直後の順位が低迷していたときに話の方向性を変えたいと言い出したときとか、また連載再開時に順位が低迷してファンレターの意見を取り入れた作品を作ったときとか。このときはそれなりの信頼関係を築き上げていたため担当の港浦に軌道修正してもらって事なきを得ましたが、七峰と小杉との間には信頼関係がないため、小杉が何を言っても聞く耳を持たない状態です。軌道修正役がいないため、どんどん暴走していってしまい取り返しのつかない状態になる。

 そして、相手のやるネタを先にやるなどと暴走する七峰。それに対して小杉はサイコーたちに、七峰と勝負してやってくれないかと頼むが──

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2012年12月 9日 (日)

ソードアート・オンライン 第23話 「絆」 (12/08)

 お互いの正体を知り、気まずくなった和人と直葉。しかしALOで二人は決闘をすることでお互いの気持ちを確認する。
 ──というか、お互い相手の剣を受け止めるつもりだったというのは気が合うものどうしですね。さすがは兄妹として育ってきただけのことはある。
 和人は自分が実の子供ではないことを知って、家族との距離感がつかめなくなっていたわけですね。でもSAOから帰還してきたときに直葉との距離を詰めようとしたと。しかしそのことが原因で喧嘩になってしまいましたね。
 でもまあ、これでお互いの憂いもなくなったことだし、攻略に乗り出しますか。
 あとはレコン。彼は今回のムードメーカーですね。サラマンダーを毒殺して逃げたとか、闇の自爆魔法で道を空けるとか、どこから突っ込めばいいのか。

 グランド・クエストの敵は、一体一体は弱い(キリトが一撃で倒せるレベル)であるが、とにかく数が多く、リポップも早い。普通MMOの敵は、一体一体は弱くてもダメージが通るレベル差なら数が増える分だけ圧倒的に強くなっていく。まるで雲海のような敵の総数に、こちらもシルフやケット・シーの応援部隊と、リーファの剣を借りての二刀流でキリトは敵を突き抜けていく。
 そして天井の門にたどり着くけど、この門はシステム管理者権限でないと開けられないという。アスナが落としたシステムキーと、SAOからもってきたユイがいなかったら開けられませんでしたね。

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バクマン。(第3シーズン) 第10話 「考察と挑発」 (12/08)

 今回は原作のおよそ2話分。七峰透の新連載「有意義な学園生活に必要なソレ」が決まって、亜城木夢叶対七峰透が決まったところですね。七峰透は自分のやり方を自慢げに話し、サイコーとシュージンは10週で打ち切りにしてやるという。それに対して七峰は、2話目からチーフアシスタントに中井さんを起用する。

 七峰が担当の小杉をないがしろにするところを、服部は若い作家特有の驕りだと諭しました。服部自身、七峰のやり方をおぞましいと言っていたわけですが、それでもいいところは認めるという。この相手がどんな役回りのキャラであっても捨てキャラにせず最後まで救済の道を与えていくというのはこの漫画の特徴なのですが、七峰の場合は……いや、先走りすぎました。
 服部のアドバイスを胸に、七峰と向き合う小杉ですが……今週でてきた「有意義な~」の原稿、いくらなんでもパースの狂いがひどすぎるでしょう。一点集中法も遠近法も知らないような……本当にネットで見つけた絵のうまい人なのか。……まあネットで絵を描く人の絵なんて、キャラクター画がほとんどだからね。

 あとは、相変わらずの平丸劇場が面白い。青樹に振られたと思い込んで落ち込んでたのに、アシスタントの話が出た途端に調子よく復活するところとか。本当に青樹はこんな男の何がよかったんだろうか。

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2012年12月 2日 (日)

ソードアート・オンライン 第22話 「グランドクエスト」 (12/01)

 世界樹の上にいるアスナに会うため、たった一人でグランドクエストに挑戦するキリト。リーファの救出で一度は助かるが、その際お互いの正体がばれてしまう。
 というわけで、正体ばれ編でした。アスナが落としたマスター権限のコードキーを手に入れたキリトは、そのまま1人でグランドクエストに挑戦する。しかし、グランドクエストの敵キャラは一体一体はさして強くないものの、それが無数に現れるというソロ殺しの仕様。無茶苦茶だよねー。

 さらに、お互いの正体に気づいてしまい、リーファはログアウトしてしまう。直葉からみれば、兄和人が自分を避けるようになったのは実の妹じゃなかったから。さらに和人は、SAO内で明日奈という恋人を作っていた。だから和人への気持ちを忘れて、キリトを好きになろうとしたのに、そのキリトが実は兄和人だったと知れば気持ちに整理がつかなくなって当たり前でしょう。
 ……あれだけモテモテなのに女の子の気持ちに疎いキリト君。鈍感なのはラブコメの必須スキルだから?

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バクマン。(第3シーズン) 第9話 「自信と覚悟」 (12/01)

 今回は原作の2話相当分。それに、SINJITSU CO.編での七峰の回想シーンも出てきましたね。
 シュージンが「俺なら絶対誰にも言わないし、聞きたくもない」と言ってる件ですが、七峰にとって亜城木夢叶は、自分を認めて欲しかった相手だからですね。亜城木夢叶なら認めてもらえる、そう思っていた。それなのに自分のやり方を頭ごなしに否定された(七峰視点で)。だから七峰は反発したわけです。

 とはいえ、担当の小杉をないがしろにし、立場を立たせなくするやり方がうまいとも思えない。七峰は本当に人との付き合い方を学んでは来なかったのでしょうね。なんでも金で解決できると思っちゃったのでしょうか。

 ところで、SINJITSU CO.編のエピソードが入ってるということは、SINJITSU CO.編はアニメではやらないということでしょうか? あの話は七峰が決定的に改心しないキャラだというNHKらしからぬエピソードですので、やらないとか。

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