ソードアート・オンライン 第10話 「紅の殺意」 (09/15)
tvkでは先週特番でアニメが放送されなかったため、今週2回放送です。──「ソードアート・オンライン」だけじゃなく、「ココロ・コネクト」も「アクセル・ワールド」も2回連続放送だったので、ちょっと辛い。
なお、この感想は第11話を見る前に書いています。
アスナの脱退とキリトの血盟騎士団の加入を賭けて、デュエルで決着をつけることになったキリトとヒースクリフ。双方ともにユニークスキル、《二刀流》と《神聖剣》の使い手の戦い。団長のヒースクリフは攻防一体の《神聖剣》で、HPバーが黄色になったことすらないという。
──で、あのシーンをどう表現するのか気になってみていたけど、完全に不意をついてキリトが一撃を命中させようとしたその瞬間にシーンを止めて、その中で盾だけが動くという演出で表現しましたか。まるでアクセル・ワールドのフィジカル・バーストみたいだ。このシーンが何を意味しているのかは、後で説明があるでしょう。たぶん。
で、キリトが血盟騎士団に入団。赤と白の制服が死ぬほど似合ってない。ゴドフリーの豪快さはまだしも、キリトとグラディールがならんでオーと答えている姿は笑えました。
が、そのグラディールが実は殺人ギルド《ラフィン・コフィン》のメンバーだった。麻痺トラップを仕掛けて身動き取れなくした上でなぶり殺し。事前に結晶をゴドフリーに渡していたおかげで回復もままならず──このシーン、いくら緊急時の対処法も見たいからって、そもそもデスゲームと化したSAOで貴重な生命線である転移結晶まで渡す必然性が感じられない。もちろんそれを言い出したのはゴドフリーだし、グラディールはその状況を利用しただけなのですが、これは後の展開のためにちょっと不自然な展開になってしまったシーンかと思います。
ゴドフリーをなぶり殺し、さらには助けに来たアスナまで手にかけようとしたグラディールを、キリトは突き殺してしまう。キリトは以前、月夜の黒猫団を全滅に追い込んだ責任をアスナに話し──つまりはアスナに自分の弱みを晒した上、アスナの目の前で一人の人間に手をかけた。これは心が弱っても仕方のないことでしょう。その上でアスナと一緒にいたいと訴える。その「今夜は一緒に居たい」という台詞が、文字通り「一緒の部屋に居たい」という意味だったのには笑える。しかし、考えてみればキリトがデスゲームに囚われたのが14歳で、それから2年間はゲーム攻略に明け暮れていたわけだからそういう男女の機微に疎くなるのは仕方のないことだと思う。むしろアスナの方が意識し過ぎかも。まあこの年代、女の子の方が早熟だしねー。
そしてキリトは一晩過ごしたアスナに結婚を申し込み、アスナはそれを了承する。
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