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2012年7月22日 (日)

ソードアート・オンライン 第3話 「赤鼻のトナカイ」 (07/21)

 原作2巻収録同名短編のアニメ化です。
 かなり展開をはしょってますね。せめて2話使ってじっくり描いて欲しかった。あと、攻略組の効率優先主義が描かれていないので、キリトがなぜギルド「月夜の黒猫団」にあそこまで肩入れしたか分かりづらくなってます。黒猫団のアットホームな雰囲気が、攻略組プレイヤーのキリトには新鮮に感じられたのでしょう。

 ところが黒猫団は、団長のケイタの留守中に上層階のダンジョンを攻略して、宝箱のトラップにひっかかる。攻略組のキリトですら知らなかった隠し部屋にポツンとおかれた宝箱。キリトは止めるも間に合わず周囲をもんすたーに囲まれて、キリト以外は全滅。生還したキリトはケイタに事実を報告するも、「ビーター」の言葉を最後にケイタも投身自殺。ビーターは前回キリトが嫌われ役を買って出たときに使った蔑称だけど、ここでこうなると本当にキリトには堪えたでしょう。この辺は構成が上手いとおもいます。

 そしてクリスマスイベントのレアモンスター「背教者ニコラス」が落とす蘇生アイテムを目指して、キリトはソロで対峙する。デスゲームと分かっていて敢えてそんな噂にすがるほど思いつめてたりとか、そうして手に入れた蘇生アイテムが「10秒間」しか有効でなかったとか。
 あとクラインはいい男ぶりです。キリトの無茶を止めるためにクラインが追ってくるところも、そのクラインがさらに後をつけてきた聖竜連合を足止めしてキリトを先に行かせるところとか。

 あと、今回のゲストヒロイン、サチのはかなさが切なかった。どう見ても死に怯える気弱な女の子なのに前衛に立たざるを得ないところとか。自分より強いキリトに頼ってしまうところとか。キリトヒロインの中では珍しく気の弱いタイプなので、1話で死んでしまったのは惜しかったかなと。

 ……前回は第1層で今回いきなり28層突破、さらに話が終わったときには49層まで最前線が進んでいるところなんて、凄く駆け足に見えますよね。アインクラッド編はアニメ化したときの再構成が難しいとは思ってたのですが──

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