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2012年7月16日 (月)

ソードアート・オンライン 第2話 「ビーター」 (07/14)

 ソードアート・オンライン、原作にはなかった(というよりまだ文庫本にはなっていない)第1層ボス攻略編です。
 今回の話はベータテスターとそれ以外のプレイヤーとの確執がテーマ。キバオウというプレイヤーが無駄な正義感を発揮してるのが嫌らしく描かれている。ベータテスターが自分の持ってる知識で美味しい狩場やクエストを独占しているのは確かにアンフェアかもしれないけど、だからってこの状況で不和を煽るのは望ましくない。キバオウのやってることは先の見えていない、逆恨みですね。

 ディアベルが戦闘指揮をとって、第一層のボス、イルファング・ザ・コボルドロードに挑む。途中まで見事な指揮でゲージを3本分削りますが、4本目に突入したところでディアベルが先頭に出て挑むことにキリトが不審を抱く。──と、さらにはコボルドロードが装備しなおした武器がベータテストのときとは違う野太刀で、それにディアベルがやられてしまう。
 ディアベルがボスに単身挑んだのは、彼もベータテスターで、ラストアタックボーナスのレアアイテムが目的だったと。よくよく考えるとずいぶんなシステムですよね。各層のフロアボスは1回しか倒せないのに、レアアイテムはラストアタックしたPCに権利が行く。デスゲームと化したSAOでは全プレイヤーが協力して各層をクリアしなければならないのに、こんな仲間割れを起こしやすいシステムを組み込んでおくなんて。

 で、またもキバオウが無駄な正義感を発揮してベータテスターとの確執を煽ってるのをまずいと感じたキリトは、自分が悪役を買ってビーターを名乗る。ベータテスターのほとんどがゲームのやり方も知らない初心者で、自分がカタナの技を知っていたのは誰も到達し得なかった上層までたどり着いてたからだと。キリトが悪役を買って出たことに、アスナとエギルは気づいたのでしょうね。

 そうそう、そのアスナが可愛かった。
 あぶれ者のキリトがおなじくあぶれ者のマントのプレイヤーとパーティを組んだら、その名前がアスナという女性名だったときのキリトの反応とか。
 マントを被って容姿を隠してるのは、SAOで珍しい女性プレイヤー(しかもリアルの容姿が反映しているのに美少女)だからきっと周りがわずらわしいからでしょう。
 その彼女がキリトにジャムを提供されたときに、パンをささっと食べたシーンは面白かった。
 さらにはスィッチも知らないしPTプレイでの仲間ネームの読み方も知らない初心者なのに、ベテランプレイヤーも顔負けの剣技に熟達しているというアンバランスさも良かったです。

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