Fate/Zero 2nd シーズン 第23話 「最果ての海」 (06/03)
今回はアーチャー×ライダー、セイバー×バーサーカーの2つの戦いが描かれました。なんといっても圧巻はアーチャー×ライダーの方ですよね。
怖いと言いながらも「心が躍る」と触れるウェイバー。ライダーがあららと叫ぶところで一緒にあららら…と叫んでいるシーンのかわいらしいウェイバー。さらにイスカンダルの臣下にならんかという言葉に、涙を溜めて答えを返すウェイバー。そして王の最後を見届けて、アーチャーの迫力にも顔を背けずに精一杯対峙するウェイバー。まさに、「Fate/Zero」がウェイバーの成長物語だと言われる所以です。
アーチャー・ギルガメッシュとライダー・イスカンダルの対峙もまたかっこいい。答えが分かっていてなお尋ねるライダーと、孤高の王道を貫き通すいギルガメッシュ。「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」を展開して怒涛の進撃を開始する征服王に、鍵剣から「乖離剣(エア)」を持ち出して世界を貫くEX対界宝具「天地乖離す開闢の星(エヌマエリシュ)」を振るう。本当に良くここまで気合の入った作画と演出を持ち出してきたもので、感心してしまいます。
最後の最後まで、両者陣営がかっこよく描けていて満足しました。よかったです。
しかし、令呪3つのサポートをうけて絶好調のイスカンダルを、まったく寄せ付けなかったギルがメッシュ、マジチートです。これで油断や慢心さえなければ……
セイバー×バーサーカーは……バーサーカーの正体が円卓の騎士の一人、ランスロットとしってセイバー戦意喪失でした。ランスロットは「変装して仲間の危機を救った」エピソードから変身能力を、「大軍の包囲を梢の木の枝で凌いだ」というエピソードからどんなものでも宝具にする能力を得ているという設定だったのですよね。しかし、円卓の騎士の中でも随一の騎士、アーサー王よりも騎士らしいといわれたランスロットがバーサーカーにまで堕ちてしまい……ライダーやアーチャーとの聖杯問答といい、ランサーとの決着の付け方といい、「Fate/Zero」がセイバーいじめと呼ばれる所以ですね。
そして言峰綺礼は、衛宮切嗣と対峙する。
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