Fate/Zero 2nd シーズン 第21話 「双輪の騎士」 (05/26)
アイリスフィールを攫ったライダーはバーサーカーの変装だった。綺礼と雁夜の仕掛けた姦計に嵌り本物のライダーと追いかける羽目になったセイバーだが……
今回の話も尺の問題からか展開を省略した箇所が多かったですね。セイバーがライダーに止めを刺さずに帰ったのも、ライダーの堂々とした戦い方に途中で姦計に嵌ったと気づいたからですが、それをうかがわせるモノローグがなかった。
また、綺礼と臓硯の邂逅のシーンも、省略された台詞が多かったです。例えば、この聖杯戦争に対する異常性への言及。本来聖杯戦争には英霊しか呼ばれないはずなのに、どう見ても悪霊としか見えないキャスターが呼ばれた件ですね。そのせいもあって今回は様子見に徹するという言葉もなかった。これがないと、なんで臓硯は勝敗を度外視して雁夜をいたぶるのに夢中になっているのかが分からない。またこの邂逅が、「Fate/stay night」の「Heaven's Feel」、通称桜ルートへの伏線になってるんですけどね。
後半は脚本演出・言峰綺礼による悲喜劇。間桐雁夜を遠坂時臣の死体にあわせ、なおかつその現場を葵にみせることで雁夜の思いを徹底的に踏みにじる。雁夜は時臣への執念だけで生き延びているのに、その時臣が既に死んでいること。そして葵のために戦っていたのにその当の本人からその思いを否定されたこと。これでは雁夜も救われないし、錯乱しても仕方がない。
そして、それを眺める綺礼とアーチャー。悪趣味な愉悦にも程がある。
さいごに、今回のセイバーが乗ってたV-MAXの変身、魔力で編んだ自分の鎧をオートバイにまとうことで、限界を超えた走法を可能にしたわけですね。何の予備知識もなくいきなりオートバイが変身したのを見たら、なんでやねんとつっこんだことでしょう。
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