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2011年11月

2011年11月29日 (火)

Fate/Zero 第9話 「主と従者」 (11/27)

 今回は前半と後半で全く別の話が展開しました。

 前半Aパートでは、ソラウがケイネスからランサーの令呪を強奪しました。建前としてケイネスの破壊された魔術回路を回復させるために聖杯を望むとありますが、はっきり言ってソラウがランサーに懸想をしたからというのが見え見え。魔術師同士の結婚が政略結婚になるのは、型月世界の魔術師なら仕方のないところですが、乙女を惑わす風貌の伝説を持つディルムッドを召喚するのに自分の婚約者を同席させるケイネスも、その伝説を知っていながら恋におぼれてしまうソラウもダメですね。魔術師としては一流かもしれませんが人間としては三流です。三流だから、ケイネスもランサーが本当に忠節だけを求めていることが信じられないし、ソラウもランサーが望んでいない自分への愛情を求めてしまっている。英霊ゆかりの品を使って召喚したから相性が良くない英霊が呼び出されてしまった悲劇ですね。

 後半Bパートではライダーの汲んで来た川の水から、ウェイバーがキャスターの工房の位置を突き止める。ウェイバーは自己評価が高いからこういう「魔術師なら誰でもできること」は下の下だと卑下しますが、ライダーに素直に褒められてまんざらでもなさそうです。ライダーはウェイバーを子ども扱いしているけど、褒めるべきところは褒めています。なんだかんだ言っても、この主従はいいコンビですね。
 下水道の奥にあったキャスターの工房には、はっきりとは描かれてしませんでしたがキャスターの殺人芸術があったのでしょう。さすがにテレビの限界を超えていたのでしょう。キャスターの非道を目の当たりにしてウェイバーは吐いてしまうし、帰り道も落ち込んでしまいました。こいつもいい意味で魔術師らしくない。
 あと、キャスターの工房でウェイバーを襲ったアサシンですが、あの段階でなぜ襲ったのか疑問ですね。ライダーの切り札を見たかったからかもしれませんが、結果としてライダーに止められてしまい、アサシンの正体もばれてしまった。「常に余裕を持って優雅たれ」が遠坂の家訓みたいですけど、余裕を持ちすぎて墓穴を掘ってるとしか思えない。

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2011年11月26日 (土)

バクマン。(第2シーズン) 第9話 「再開と下位」 (11/26)

 ……うーん、えーと、なんというか。
 病気になってから連載再会にまでこぎつけるのに3回かけたのに、せっかく連載再会した「TRAP」がわずか1回で打ち切り。なんというかいろいろと台無し感がいっぱいです。
 原作では3週分の話を1話で終わらせたので、いろいろ描写が削られてます。はしょり感がいきすぎ。

 まずは、高浜さんの読みきり「Bisiness Boy ケンイチ」。こうして改めてみてみるとけっこうテンポ良くて面白そうですね。話の展開もコミカルでなかなか良かったです。でもビジネスがテーマってなんという現実的(リアル)な話だ。とてもディズニーが目標と言ってた人の作品とは思えない。

 「TRAP」の連載再会の19話は4位でしたが、20話は12位に落下。同時期にライバル誌で「推理屋明智吾助」が始まった上に、翌週から響恭太郎の「怪盗チーター」が始まってしまい、話が完全に被ってしまったことが原因でした。
 そこでシュージンの採った策がファンの要望を取り入れると言うもの。ただしそれは港浦に見透かされた上たしなめられてしまう。港浦は調子のいいことをよく言うけど、今回は二人の曇った目を見開かせたあたり決して無能と言うわけではないんですよね。ただ、テコ入れのアイデアがバトル程度しか出なかっただけで。

 そして次の連載会議で打ち切りを宣告される。「TRAP」の最後はいろいろなパターンを試すことになったようですが。

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2011年11月22日 (火)

Fate/Zero 第8話 「魔術師殺し」 (11/20)

 今回の話は、アインツベルン城における3つの戦いが同時進行してました。
 ・セイバー&ランサー組対キャスター
 ・衛宮切嗣対ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
 ・アイリスフィール&久宇舞弥組対言峰綺礼

 セイバーとランサーのコンビはなかなか息が合ってました。キャスター攻略に即興のコンビ技を決めるところなんて息が合っている。どっちも騎士でしかも堅物、戦場における価値観も同じなため、敵として信頼できるものどうしなのでしょう。だからあくまで騎士としての決着を互いに望んでいる。だから裏側でケイネスが敗れそうになったとき、ランサーを見逃してしまう。

 切嗣とケイネスの戦いは、はっきり行って切嗣の方が格上だと分かってしまう。サーバントを矢面に立たせて自分は裏側で策を弄するところなんかケイネスも切嗣と似たようなことをやっているけど、はっきりいってケイネスは自分の魔術師としての能力を過信し、相手を過小評価していた。実力は一流でも人格は三流。だから切嗣の切り札「起源弾」にやられてしまいました。でもせっかく止めをさすところでランサーに連れ去られてしまう。ここでも切嗣とセイバーの相性の悪さが描かれています。

 アイリスと舞弥は綺礼の侵入を察知し、独断で迎え撃つことを決意します。切嗣の命に背くことを承知しながらも、切嗣を守るために敢えて危険を引き受ける。なんであんなおっさんがもてるんでしょう。
 一方の綺礼は、切嗣に執着しているのが自分と同じ「理解されない人間」だから。つまり自分の姿を切嗣に仮託しているわけです。だからアイリスと舞弥が切嗣のために独断で立ち向かってきたことが理解できない。
 ちなみに綺礼はスーパー八極拳の使い手でもあります。だから寸勁で大木すら打ち倒します。すげーぜ綺礼。

 というわけで、アインツベルン城の戦いは終了です。

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2011年11月19日 (土)

バクマン。(第2シーズン) 第8話 「リコールとコール」 (11/12)

 ボイコットを宣言した福田組と、それに相対する編集者たち。相田や吉田はいろいろな方法で揺さぶりをかけますが、エイジの「援助します」発言とかでいろいろと台無しになってしまってます。
 今回の駆け引きで、本来担当であるはずの港浦が一言もしゃべってません。原作読んだときも情けないなとは思いましたが、他の編集者が年上で経験豊富なだけに、流されてしまったのかもしれませんね。

 今回原作に無かったシーンとしては、ギリギリまで輪転機を止めてたことや手術に向かうシーン、「TRAP」再会に向けての作戦が港浦の発案だったことなどがあります。特に港浦は福田組との交渉ではいただけの役立たずだったので、アニメスタッフがフォローしたのかもしれませんね。
 逆に削除されたシーンとしては、同じ病室のおじいさんとの会話シーン。まあ原作でも何の伏線にもなってなかったから、これは当然と言えば当然か。あと吉田氏の「平丸は絶対描いてない」という台詞もなくなってたな。

 今回の騒動は佐々木編集長が4月まで休載と決めたことに端を発するので、編集長を説得できれば問題は解決する。しかし一度決定したことは簡単には変えないという編集長を説得するために採った作戦が、入院中の「TRAP」書き溜め。そして佐々木がかつて担当していた、川口たろうの台詞「体力、精神力、最後に根性」でした。おそらくこの言葉がなかったら、編集長も変心はしなかったでしょう。──と、あとづけで思った。

 最後に、最近のサブタイトルは韻を含むようになってきましたね。発音の似ている言葉を並べてるし。

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2011年11月15日 (火)

Fate/Zero 第7話 「魔境の森」 (11/13)

 監督役の璃正の暫定的ルール変更に基づき、キャスター討伐の共同戦線が組まれる。しかし切嗣にとっては、それすらもマスター退治のための手段にすぎなかった。

 冒頭の大戦略のTシャツを着て喜んでいるライダーですが、残念ながら「ズボン穿いてない」にレベルダウンしてました。あれ原作では「パンツ穿いてない」だったんですよね。原作の描写を妥協せず表現するというのがアニメのコンセプトなら、ここはやはり、パッケージ版では原作どおりに修正するべきかと。

 キャスターを迎え討つために策を練る切嗣ですが、ここでもセイバーとの相性の悪さが出てきますね。切嗣はことさらセイバーを無視してますが、これは原作「Fate/Stay night」で、切嗣は3回しかセイバーに話しかけなかったという設定があるからでしょう。無垢の子供たちを犠牲にするキャスターをみかねて、アイリスフィールがセイバーに迎撃を命じますが、やはり切嗣ではセイバーを使い切れないところがあります。

 片腕を封じられて苦戦するセイバーに対し、そこにランサーが駆けつけてくる。確かにケイネスが命じたのはキャスター討伐だったかもしれないけど、そのケイネス自体がアインツベルン城に襲撃をかけてきます。ここでも切嗣の読みどおりで、休戦協定は名前だけ、背後からマスターを狙うマスターも存在したと言うわけで。まあ、切嗣もホテルごとケイネスを葬り去ろうとしたわけだし、文句はいえないわな。
 ここでケイネスが使っているのは水銀を媒体にした魔術。一瞬でいろいろな姿に変える水銀の描写がまたすごいですね。アニメでここまでの表現をやってくれるのは凄いです。
 それを回避する切嗣の魔術が「固有時制御」。体内に固有結界を作って周囲の時間と異なる流れを作り出す魔術ですね。いきなり早く移動したり、水銀の感知から逃れるために体内時間を遅らせたりしているわけです。切嗣がマシンガンで攻撃するもケイネスの水銀の前に阻まれますが、そのマシンガンを捨てて胸からもう一丁銃を取り出す。ここで意味ありげににやりと笑うのは…?

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2011年11月12日 (土)

バクマン。(第2シーズン) 第7話 「生死と制止」 (11/12)

 サイコーの執念と亜豆の献身の姿に負けた港浦は連載続行のために奔走する。しかし佐々木編集長は、「疑探偵TRAP」の4月までの休載を一方的に宣言する。
 作家の気持ちを考えない一方的な宣言ですが、しかしその理由が『川口たろうが死んだから』という。川口たろうが叔父さんじゃなかったら、こんなことにはなってなかった──つまり、編集長にとっても川口たろうは特別だったのだ──って、これは最近の原作マンガの展開があってのことですね。あれを読んでからさらに見返すと、佐々木編集長も実はけっこうなツンデレじゃないだろうか? と思えてきます。港浦が帰ってきたときに、一人机で肘をつけている姿は意味深ですよね。

 編集長の一方的な宣言には編集部も騒然。その一方で福田たちは編集部の措置に抗議の意を示すためにボイコットを決意する。編集者としては本心はどうあれそういう事態は止めざるを得ない。社会人でもある編集者とどちらかと言えば自由人に近いマンガ家の立場の違いを表しています。

 あと、今回は平丸のすごく真面目な姿が見られました。すぐ普段のコミカルな姿に戻りましたけどね。

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2011年11月 8日 (火)

Fate/Zero 第6話 「謀略の夜」 (11/06)

 今回の感想:アイリスフィールってスピード狂だったのか。とても一児の母とは思えない。「Fate/stay night」のイリヤもスピード狂でしたが、こういうところに血が現われるのですね。

 セイバーの前に現われたキャスター。真名をジル・ド・レェ。どうやらセイバーのことを聖乙女ジャンヌ・ダルクと勘違いしていたようで。
 ──いや、これは無理ないって。「Fate/stay night」が発売されるとき、キャラクター紹介のセイバーを見たら、西洋の女性の剣士ってジャンヌ・ダルクかって誰だって思いますよ。まさか伝承の人物をTSさせたなんて誰も思うまいて。

 ランサーをなじるケイネスに、そのケイネスを攻め寄るソラウ。ソラウはケイネスの婚約者ですが、ランサーの「乙女を惑わす面貌」にやられてしまったのでしょう。ランサーはあくまで忠節を果たしたいところですので、この微妙な三角関係がランサー陣営の弱点になりそうですね。
 そしてそのケイネスの拠点を、ビルごと爆破する切嗣。やることなすこと大胆不敵です。
 さらにその切嗣目当てで現われてくる綺礼。綺礼の元に、アサシンがキャスターの報告をつきとめてきました。

 その綺礼の元に、アーチャー、ギルガメシュがあらわれる。アーチャーは退屈だと言うだけの理由で綺礼を誘惑するが……自分のあり方に悩む綺礼に対して、聖杯戦争を戦う他の5人のマスターの動機を探ってこいと誘惑する。
 時臣は自分のサーバントが自分の盟友を誘惑しているのに全然きづいていないのでしょうね。その辺の抜けたところはやはり遠坂の血統か。

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2011年11月 6日 (日)

バクマン。(第2シーズン) 第6話 「病気とやる気」 (11/05)

 先週に引き続き原作の2話半をアニメ1話にまとめているため、ところどころ省略されたエピソードがあります。ちょっと寂しい。
 今回の内容は、サイコーが止まらない、ですね。病気になって入院しても、漫画を描くのを止めないサイコーと、それを止めようとする亜豆の話でした。

 肝臓の手術で3ヶ月入院することになったサイコーですが、連載に穴を空けるわけにはいかないとシュージンに画材道具を持ってくるように頼みます。そのシュージンはいったんは引き受けるけど、やはりサイコーを止めるために亜豆に連絡を入れる。自分ではサイコーを止められないから──サイコーの気持ちもわかるからですね。
 実際連載19話で休載というのは辛いですね。まだ人気が固まったわけでもないですし。
 その亜豆がサイコーを止めようと昔話を始めて、「私とマンガどっちが大事」と尋ねるわけですが、それに答えるサイコーの「マンガのほうが大事」という返答には参りましたね。確かにこれは「あたしと仕事どっちが大事」という女性の常套句に対する理想的な解ですし、サイコーの漫画に対する真摯な気持ちを伝えてくれる。これで亜豆もサイコーは止められないと観念しましたね。

 省略したエピソードがある反面、原作でカラー原稿を先に上げてたのはシュージンがインク壷持ってくるの忘れたからというエピソードを挿入したのは、いい原作の補完ですね。こういう原作補完エピソードは好きです。

 担当の港浦の前で痛みがぶり返して、カラーペンを落とすサイコーですが、それを支えたのが亜豆。本当はサイコーに描くの止めてもらいたいのだけど、サイコーの執念を認めて一緒にペンを持つところは本当に芯が座ってます。設定から、普段はストーリーに絡まないのにね。その姿を見て、港浦も書くのを止めるのを諦めるが。

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