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2011年9月17日 (土)

バカとテストと召喚獣にっ! 第11問 「雄二と翔子と幼い思い出っ!」 (9/1)

 今回は雄二と翔子の思い出話。翔子がなぜ雄二を好きになったか、そして雄二がなぜそれをただの勘違いだと否定しているのかの話でした。

 水無月小学校時代の雄二は神童と呼ばれるほど賢しい子供だった。そして自分でもその賢しさを鼻にかけている嫌なやつだった。それを現在の雄二が自覚していたのですね。しかも上級生のいじめに逆に罠を張り返したことで翔子が巻き込まれてしまった。つまりは自分の愚かさが原因のケンカに翔子を巻き込んでしまった上に、それが翔子が惚れるきっかけになってしまった。雄二の主観からはそういう結果になります。雄二が頑なに翔子の恋心が勘違いだと否定したくもなる気もわからなくもない。

 しかし翔子の主観から見れば、雄二は上級生の3人組相手になけなしの勇気をふるって自分を助けてくれたことになる。しかもそれは雄二が得意とする策略ではなく、圧倒的に不利な体を張ってのケンカでです。それまでも自分とずっと対等に付き合ってくれた唯一の友達だったのに、それが恋心に変わってもおかしくはありませんね。

 あと、「こういうときはバカの方がかっこいい」という現代の雄二が言ったときにでたシルエットは、明らかに明久のものですね。知略や成績では明らかに雄二の方が上でしかもいいように明久を振り回しているのに、それでもなお雄二が明久と対等の関係を築いているのは、こういう小学校時代の価値観の変化があったからなのですね。

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» バカとテストと召喚獣にっ!第11話「雄二と翔子と幼い思い出」感想 [星屑の流星群]
Fクラス代表、坂本雄二とAクラス代表の霧島翔子、 2人は幼なじみで翔子は雄二の事が好きで、 でも雄二はそんな翔子を避けている。 その始まりは2人の小学校時代までさかのぼり… [続きを読む]

受信: 2011年9月17日 (土) 05時14分

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