« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月

2011年4月30日 (土)

もしドラ 第5話 「みなみは過去の高校野球を捨てた」 (04/29)

 先週、加地監督の提案した「ノーバント・ノーボール作戦」。なら今週はこの作戦にどんな意味があるかの説明があるはずだと思ったのですが、ノーボールはともかくノーバントの方は説明がありませんでした。そもそも、最近の日本の野球の風潮は「スモールベースボール」で、確実に1点を取りに行くことが主流のはず。ノーバントはどんな場面でも強打を狙う「ビックベースボール」に近く、大味な野球といわれてしまい日本の野球ファンにはなじまないのではという疑問があります。まあ、そこらへんの解説は今後に期待。

 今回はみなみが野球嫌いになった理由が明かされました。野球少女として育てられてきたのに、プロ野球選手になれないという現実を知らされてしまったこと。周りのみんなは知っていたのに、自分だけは知らされなかったことが裏切られた気持ちになったことだそうです。それを慰めて立ち直らせてくれたのが夕紀であり、だから夕紀のためにマネージャーを引き受けたということですね。
 その夕紀もみなみたち野球部のがんばりに勇気付けられて、手術に挑みます。体力の回復を待ってからの手術でしたが、とりあえずは上手く言った様子。

 ノーボール作戦の肝は、投手がマウンドにいる時間を短くすること。炎天下の夏の大会では、強い日差しが投手の体力を奪う。そのためボール球を打たせてとる投球術に時間をかけるよりも、打たれてもかまわないからストライクを常に狙うという作戦でした。そしてその分野手の負担が増えるが、前進守備でエラーを起こすのは仕方がないと割り切って次に響かせないといいます。
 ここまで書いて思い出したのですが、ノーバンド作戦の方では毎回ヒットを狙っていくために、選球眼を見極めるという説明がありましたね。試合で採用するにはリスクが高いですが、長期的にみればチームの力を底上げできる作戦かもしれません。
 ノーバント・ノーボール作戦を試す相手は、甲子園級の選手をごろごろ抱えた中邦大学野球部。二階はよくこんなところとマッチメイクできたよねえ。さすがに実力の差を見せ付けられましたが、それでも回を重ねるごとにエラーの数が減っていくのをスコアブックで確認します。新しい作戦の手ごたえを感じました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月29日 (金)

もしドラ 第4話 「みなみはイノベーションに取り組んだ」 (04/28)

 西東京大会ベスト4を相手の練習試合に2対3と奮戦した程高野球部。しかしみなみは、今の野球部に限界を感じていた。──ということで、今回のテーマは「イノベーション」でした。
 前回の最後で陸上部やら家庭科部やら柔道部やらのマネジメントをすることになったみなみ。そのつながりを利用して、家庭科部でお食事会を、柔道部からは(投手に必要な)下半身の鍛え方を、陸上部からは短距離走に必要な走り方を、そして吹奏楽部からは応援を要請しました。柔道部や陸上部はともかく、家庭科部のはご褒美みたいなものですよね。あとどんな些細な練習試合でも、応援があるのとないのとでは気合の入り方が違いますし。
 話が前後しますが、補欠メンバーの二階が自分の野球の才に見切りを付けて、後悔したくないからとマネージャーに転身する。そういえばもともと、二階は将来企業経営者になるためのキャリアとして野球部に入ったのですね。マネージャーがマネジメントをするというのを笑いながらも受け入れてくれたのも二階だったし。そして今回の部活交流も、二階が中心になって仕組んだものですよね。野球部が中心となって学園それ自体が1つのまとまりになってきました。

 野球部の改革に必要なのはイノベーション。今の程校野球部に必要なのは、既存の高校野球部を陳腐化させるような新しい改革が必要だという話になります。そこで尋ねられた加地監督が例に挙げたのが、池田高校の蔦文也監督と、取手二高の木内幸男監督。蔦文也監督はそれまでの守りの野球を捨て、どんどん点をとりに行く攻めの野球を実現した。木内幸男監督はスパルタ式の野球を止めて、のびのび野球で全国制覇を成し遂げた。その話を聞いたときにみなみは、加地監督に3人目になりませんかと提案する。そこで加地監督が提案したのが、「ノーバント・ノーボール作戦」でした。
 理屈屋の加地監督が日ごろから考えていた全く新しい作戦とのことですが、これっていったいどういうことなのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

もしドラ 第3話 「みなみは人の強みを生かそうとした」 (04/27)

 もしドラを見ていての印象は、話の展開がなんか淡白だということですね。もともと野球部の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントをするという一発ネタを膨らませた話ですので、キャラの感情描写がおざなりになりがちなのは仕方ないかもしれませんが。でも例えば今回のみなみたちマネージャーが提案してきた練習改革も、加地監督が「なるほど、みなみたちが言うのももっともだ」と説得されるシーンが欲しかったです。いきなり「こうしよう」という書類の束ではかえって唐突です。

 秋季大会の敗戦でかえって部員たちの練習のモチベーションが上がったのに、テスト明けでまた元のやる気のない野球部に戻ってしまう。ここで素晴らしいのは、この部員たちのやる気のなさを「サボってる」と捉えるのではなく、「もっと魅力のある練習をやらせてくれ」という消費者運動だと捉えたみなみの発想ですね。そこで夕紀を使って文乃を動かし、文乃から加地監督を説得させます。
 そこでチーム制を導入し、3チームに分けてポイント制で競わせる。さらにはピッチャーの浅野と新見には特別メニューと「野球の勝敗は投手で7割決まる(投手は特別だ)」という言葉でやる気を引き出します。

 一方、試合のミスで練習に出なくなった桜井には体当たりで浅野の言葉を伝え、さらには「レギュラーに選ばれた責任がある」という言葉でやる気を戻させます。このときついでにつるんでいた女子生徒の陳花江をマネージャーにスカウトします。
 そして生まれ変わった野球部の評判を聞きつけて、女子陸上部を初めとする他の部活がみなみを頼ってやってくる……正直このシーンはアニメ的超展開すぎる。まず女子陸上部に練習改革をもたらし、それを成功させてさらに評判が上がって他の部が次々と頼みに来るという演出にした方が良かったかもしれません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月28日 (木)

もしドラ 第2話 「みなみはマーケティングに取り組んだ」 (04/26)

 前半Aパートは、みなみが顧客の要求をリサーチする話。夕紀のお見舞いを口実に、部員たちから本音を聞きだします。
 ──聞けば聞くほど、問題がたくさんある野球部であることが分かりますね。まずマネージャーの文乃は「優等生」と呼ばれるのが嫌。友達を作りたくて野球部に入った。朽木くんは足の速さを買われて一番バッターに選ばれたが、守備も打撃もからっきしなのが悩み。星出くんはもっと野球に専念したくてキャプテンが重荷になっている。桜井くんは野球が面白くなくなってきている。そしてエースピッチャーの浅野くんは、夏の大会の降板がきっかけで不信感をいだいているため、加地監督のもとで野球をしたくないのだそうです。
 その加地監督ですが、選手に注意もろくにできないのは前の監督が体罰事件を起こしてクビにされたのを目の当たりにしたからだそうです。浅野くんを降板させたのも、ただ単に肉体的な疲労で投球フォームが乱れてきていたからにすぎないといいます。感情を込めない平坦な話し方をするキャラクターだなと思ったのですが、体育会系ではなく理系の理屈屋だったらしい。しかし、だからこそ体育会系の多い野球部の部員とは気持ちが通じ合っていない。

 みなみはそんな監督と部員の関係を専門家と顧客の関係に見立てて、監督の言葉を部員に翻訳するのもマネジャーの仕事と思い定める。だがこの時点で、みなみは既に選手の気持ちを監督に伝えるという仕事を立派に果たしてましたね。理系すぎて浅野の気持ちを理解できていなかった監督から、「フォアボールを出したくて出す投手はいない」という言葉をひきだしました。
 ただ秋の予選大会では、これが裏目に出てしまいましたよね。明らかにコントロールを乱してストライクが入らなくなってしまった浅野を降板させる機会を逃した。それが7回裏の7失点に繋がります。そこで柏木が浅野に対する不信感をあらわにする。そこで監督が「フォアボールを出したくて出す投手はいない」と声を叫びますが……個人的にはこのシーンの演出はもう少し絞るような声でもよかったと思います。このシーンは、理屈屋で言葉に心がこもっていない監督が、部員たちの前で始めて本心を披露するシーンであり、始めて部員たちと心が通じ合うシーンなのです。だからこそ、分解寸前の野球部が一つにまとまった。だからこのシーンの監督の言葉は、もっと感情の漏斗であっても良かったと思います。

 そして、監督の本心を聞いた浅野は、翌日から真面目に練習にでるようになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月26日 (火)

もしドラ<新番組> 第1話 「みなみは『マネジメント』に出会った」 (04/25)

 岩崎夏海原作の小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のアニメ化作品です。
 ちなみに私は、原作の小説はほとんど未読です。

 経営のマネジャーと高校野球の女子マネージャーを結びつけたアイデアの秀逸さはもちろんのことですが、この話の何がすごいかっていうと、女子高生にドラッカーの『マネジメント』を薦めるKYな本屋の店員さんですよ。この人がいなかったらみなみが野球部をマネジメントするという発想ももてなかったわけで、この話の発端を作った隠れたキーマンです。
 だから、アニメでその店員が可愛い女の子として描かれたのは残念です。私が演出だったら(女子高生に『マネジメント』を薦めるKYな店員として)中年のおっさんにしたとおもう。
 そして、勘違いで買った本にもかかわらず、同じ「マネジャー」の本だからということで読み込むみなみのいい意味での開き直りと応用力の高さもすごい。普通は経営学の本なんか野球には関係ないで済ませるのに、全く違う分野にもかかわらずそこから野球部に応用していくことができるのは、間違いなくみなみの行動力の賜物です。

 演出面で気になったのは、野球部の面々の動作が全然腰が入っていないこと。これは単純な演出ミスではなく、程久保高校野球部員のやる気のなさをあらわしたものでしょう。三回戦敗退が常連の都立高校だから当然でしょうか。試合でも監督とピッチャーの対立が見受けられましたし、前途多難を予感させます。

 最後に一言。高校野球の女子マネージャーがみなみというのは、「タッチ」が元ネタですよね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年4月25日 (月)

第20回2011年春調査

今期は「まどか」という神アニメが現われたため、全般的に評価が辛めになってます。

01,レベルE,F
02,放浪息子,x
03,バクマン。,A
04,フラクタル,x
05,DD北斗の拳,x
06,ウルヴァリン,x
07,フリージング,x
08,夢喰いメリー,x
09,Rio RainbowGate!,x
10,遊戯王5D's (3作目),A
11,カルルとふしぎな塔,x
12,ドラゴンクライシス!,x
13,これはゾンビですか?,D
14,最強武将伝 三国演義,x
15,マリー&ガリー ver.2.0,x
16,極上!!めちゃモテ委員長,x
17,デジモンクロスウォーズ,x
18,Star Driver輝きのタクト,x
19,テガミバチReverse (2期),x
20,みつどもえ 増量中! (2期),x
21,君に届け 2ND SEASON (2期),x
22,一期一会 キミノコトバ (2期),x
23,とある魔術の禁書目録II (2期),C
24,IS インフィニット・ストラトス,B
25,ジュエルペット てぃんくる (2期),x
26,ハートキャッチプリキュア! (7作目),x
27,メタルファイト ベイブレード 爆 (2期),x
28,SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors,x
29,スティッチ! ずっと最高のトモダチ (3期),x
30,ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ,x
31,デュエル・マスターズ クロス / クロス ショック,x
32,スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター (2期),x
33,爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア (2期),x
34,お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!,A
35,這いよる! ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ (クラフト先生),x
36,ヘタリア Axis Powers / World Series (ネット配信),x
37,けんぷファー fur die Liebe (特番),B
38,ケロロ軍曹乙 (関東圏の方のみ),x
39,ケロロ軍曹 (全地域の方),x
40,たちゅまる,x
41,魔法少女まどか☆マギカ,S

以下、寸評。

続きを読む "第20回2011年春調査"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年4月 3日 (日)

バクマン。 第25話<最終回> 「ありとなし」 (04/03)

 「疑探偵TRAP」の連載をかけて、連載会議に挑む。待つことしかできないまま、時間だけが過ぎていき・・・

 「あり」と「なし」の説明が、原作とちょっと違ってましたね。原作では「あり」は新連載と練り直しに分けられ、「なし」が読みきりとボツでしたが、アニメでは「あり」がそのまま連載、「なし」が練り直し、読みきり、ボツになってます。まあアニメの説明の方がすっきりしていいですけどね。
 あと、気になった点が1つ。原作では中野班に属していた雄二郎が、アニメでは吉田班に属しているように見受けられました。「KIYOSHI騎士」の説明をしているのが、中野から吉田に変わってます。この変更はどういう意図があるのか?
 それと吉田が平丸に期待する理由が、アニメで説明されていましたね。平丸は漫画に執着がないから、ダメならあっさりやめてしまうと。平丸のような才能のある人間が漫画を描かないのは罪だとまでいいきる吉田は、やはりかれの編集者としての責任感なのでしょう。

 見吉が空気読めない痛い子になってますが、その気持ちは分かります。だからといって5分おきに電話かけるのはやりすぎですが。
 あと、原作にあった亜豆の事務所との衝突のエピソードはばっさり削られましたね。シリーズの終了にそういう問題をおこすのもよくないですし、「亜豆は顔で選ばれた」という原作のエピソードも削られていますので、最後を締めくくるにはいい感じになったとおもいます。
 そしてラスト。新担当の港浦の登場で、次回に続くという引きですか。第2期がなかったらなんですかこれはとなってましたね。

 半年間、ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月 2日 (土)

バクマン。 第24話 「電話と前夜」 (03/26)

 先週は多忙で感想書くのを忘れていました。第24話の感想です(この時点でアニメ25話は見てません)。
 冒頭、雄二郎が「立場上止めにかかったが」といってるシーン、これは原作にはありませんね。アニメなりのフォローでしょう。その代わり、KOOGYの「このままじゃすまさねえ」という台詞がなくなってました。まあ最初から漫画をなめてた人だからねー。

 金未来杯は「KIYOSI騎士」と「疑探偵TRAP」が両者引き分け受賞。とはいえ僅差で「hideout door」もつけていたという三つ巴の結果に。3組ともこのまま連載ネームを提出して連載会議に回すよういってきます。それよりも1位引き分けを言い当てた新妻の観察眼に、驚きますけどね。
 福田も、蒼樹・中井組も連載のために妥協を許さずがんばってるシーンを追加しましたね。プライドが高いから1組だけ3位という結果を不服に思ってるのではないかと心配していた間も、蒼樹の貪欲な姿勢に好感を抱いたようです。

 そして、サイコー・シュージンが打ち合わせの帰りの電車に乗り合わせていた会社員の男、スクリーントーンも知らないとはやはりあいつか? そういえば、吉田もあいつと打ち合わせの電話しているところを何度も挿入していましたしね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »