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2011年1月

2011年1月30日 (日)

バクマン。 第17話 「天狗と親切」 (01/29)

 シュージンと見吉のキスに動揺しながらも、シュージンのために新妻エイジのアシスタントに入るサイコー。そこで彼は、古参アシスタントの中井巧朗と生意気な新人マンガ家の福田真太に出会う。

 この福田真太ってのは、初登場時には生意気なだけの人間として描かれていたんですよね。彼のおかげで職場の雰囲気が悪くなっていて、サイコーもそれに戸惑っていた。しかしすぐに、この福田が誰よりも漫画に対する熱い魂を持っている男として描かれ直される。彼に限らず「バグマン。」の登場人物は、だれもがこの二面性をもって描かれていますよね。初登場時には悪印象を持つようにその人の悪い面を見せ、すぐさまよい面を見せて持ち上げなおす。「バグマン。」の作風なのかもしれません。

 新妻エイジの「CROW」は上手くいくというサイコーとエイジの話に、福田はこのままだと半年で打ち切りになると言い出す。勢いとかっこよさで凄さを見せ付けるだけで、話に深みがないと。
 ここで衝撃の事実。エイジは担当の雄二郎とネームや打ち合わせをしたことがなかった!
 放任主義といえば聞こえがいいが、あまりものいい加減さに福田が切れるのも無理はない。話の流れでサイコーが「CROW」の5話をどうすれば良いかアドバイスをすることになり、さらにネームを描かせて雄二郎と打ち合わせまでするようにさせる。

 ──ネームを描かずにいきなり完成原稿を手渡すのはさすがに聞いたことがありませんが、いきなり下絵を上げてくるマンガ家は聞いたことがあります。しかもその人も国民的大ヒット作を書き上げた天才マンガ家で、ネームを描かないのは同じ絵を何度も描くのはめんどくさいからというもの。おそらくエイジのエピソードは、そのあたりを参考にしたものかもしれませんね。

 最後に見吉よ、自分が夢だと言った携帯小説をほとんどシュージンに描かせてるんじゃねーよ。

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2011年1月23日 (日)

バクマン。 第16話 「壁とキス」 (01/22)

 夢とは自分が本当にやりたいものに対してやるべきであり、決して人から感化されて持つべきものじゃない。とはいえサイコーやシュージン、亜豆のように才能にあふれた友人に囲まれていると、感化されてしまうのも無理はない。そこで選んだ方向がケータイ小説というのは見吉らしいが、自分がどんな方向に向いているか考えた方がいいぞ。

 亜豆が声優デビューを果たした『聖ビジュアル女学院』。見た感じだとハイソな女子高での百合な学園生活を描いた作品ですね。「ヤングスリー」って名前だけなら青年誌なのに、こういう萌えマンガを掲載している雑誌なのか?
 いや、もっと突っ込んだのは作者の名前。オオバタケツグミって誰なんだよ!?
 そしてこんな一瞬だけの劇中作に、オープニングを作曲してしまう制作にはおそれいった。
 サイコーたちは仕事場から見ていたわけですが、いまどきアナログの置きテレビというところでも突っ込んでしまった。とはいえそこはサイコーの叔父さんの仕事場で、彼が数年前に急逝したことを考えると、アナログテレビが残っていても不思議じゃない。だけど4:3のアナログテレビがフル画面で放映しているってどういうことだ? いまどきアナログでサイドカットですか? せめてレターボックスにしてほしかった。

 サイコーたちが持ち込んだ王道バトルマンガ『エンジェルデイズ』ですが、服部のアドバイスを全て取り入れて完成度が高い。しかしマンガ家は編集を超えなければならないという服部の言葉にサイコーは嫌な予感を覚える。案の定、金未来杯にもエントリーされずNEXTにも掲載されない扱いとなったが、しかし編集部からは期待されていることが分かります。

 そこでそれを越える王道ネームを作ろうとしてシュージンはスランプに陥り、サイコーはエイジのアシスタントになりますが……
 サイコーのアシスタント話の後にシュージンと見吉のキスシーンをラストに持ってきたのは、その方が衝撃的になると考えたからでしょうか。確かにその後の展開を考えると、こちらの方が効果的だと思います。

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2011年1月15日 (土)

バクマン。 第15話 「デビューと焦り」 (01/15)

 今回は後半部分の亜豆の家に見吉がお泊りする件(くだり)がアニメオリジナルですね。原作では「聖ビジュアル女学院」のオーディションに、プロデューサー側の意向として「顔だけ」でデビューが決まってしまったという展開でした。これは「聖ビジュアル女学院」が、萌え系の美少女アニメだったからでしょう。女性声優も同時に売り出してしまうというのは、この手の美少女アニメのお約束の展開でしたからね。
 ただ、実力以前にプロデューサーに意向で合格が決まるというのは、NHK教育でやるにしてはちょっとダークな展開だったのかもしれませんね。NHKは原作にモラルに反する描写があると、モラルのある方向に変えていこうとする傾向があります。

 計算しないで書くタイプの作家、新妻エイジと出会い、闘志を新たにするサイコーとシュージン。「計算しているんだけど、計算してないように見えるように、計算して書く」という難題をサイコーに突きつけられて、シュージンが愕然とするのも無理ないかもしれません。
 一方エイジは、亜城木夢叶が将来自分のライバルになると予想して帰ります。その理由が、漫画で活躍する主人公のような眼をしていたから。マンガの天才エイジらしい感想ですね。

 別のアニメのオーディションに落ちたのに、「聖ビジュアル女学院」のオーディションを受けていいか悩む亜豆。演技も歌もまだダメなのに、オーディション受けて良いのかどうか悩んでるみたいですね。最初このシーンを見たとき、なぜこんなオリジナルシーンが挿入されているのか疑問でした。亜豆と見吉のお泊り会なんて、ストーリーの本筋に関係ない、無意味な時間稼ぎじゃないかと。しかし見吉の口からサイコーたちの近況を聞いて頑張ってることを知ったり、見吉に心情を漏斗して励ましてもらったりと亜豆も頑張るストーリーとしてきっちり完結させたのはよかったです。

 そして、オーディションに合格して声優デビュー。亜豆には頑張って欲しいです。

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2011年1月 9日 (日)

第19回2011冬調査

新年、明けましておめでとうございます。
仕事がデスマーチから解放されたものの、またも無理難題が与えられてまいってます。

では、今冬終了のアニメの感想から。

01,刀語,S
02,屍鬼,x
03,海月姫,x
04,咎狗の血,x
05,アマガミSS,B
06,えむえむっ!,x
07,うちの3姉妹,x
08,侵略! イカ娘,A
09,ヨスガノソラ,x
10,アイアンマン,x
11,心霊探偵 八雲,x
12,ぬらりひょんの孫,x
13,伝説の勇者の伝説,x
14,おとめ妖怪 ざくろ,x
15,神のみぞ知るセカイ,x
16,薄桜鬼 碧血録 (2期),x
17,もっと To Loveる (2期),x
18,それでも町は廻っている,x
19,そらのおとしものf (2期),x
20,Fortune Arterial 赤い約束,x
21,ロビンくんと100人のお友達,x
22,百花繚乱 サムライガールズ,x
23,探偵オペラ ミルキィホームズ,x
24,荒川アンダー ザ ブリッジ×2 (2期),x
25,トランスフォーマー アニメイテッド,x
26,パンティ&ストッキングwithガーターベルト,x
27,俺の妹がこんなに可愛いわけがない (TV放送分),A
28,夢色パティシエールSP プロフェッショナル (2期),x
29,ひだまりスケッチ×☆☆☆ 特別編,x


以下、寸評

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バクマン。 第14話 「バトルと模写」 (01/08)

 ジャック(ジャンプ)で一位をとるために王道バトルに路線を変更したサイコーとシュージンだが、そんな二人の目の前に天才・新妻エイジが現れる。
 天才肌のエイジと計算づくの亜城木、王道バトル路線のエイジと邪道むきの亜城木、天然でマイペースなエイジと策略家の亜城木と、何から何まで対照的なライバルとして登場してきたエイジの才能を目の当たりにしてそれでも二人は──。

 今回も原作に忠実な展開で、その意味では感想は少ないです。
 見吉から、亜豆がオーディションを落とした話を聞いて、メールを打つサイコー。その返答で香耶から余計なこと聞いたでしょと指摘されてしまうところなど、こういう細かいところまで話を描いてくれているのはいいですね。ただでさえ主人公二人がマンガ一直線で話の方向性が限定されているので(その分話の展開を早くして飽きさせないようにしてますよね)

 王道に路線変更した二人に服部が反対しているジャック編集部のところへ、雄二郎が同じく問題行動を起こした新妻エイジを連れてくる。ご都合にしてもなかなかの展開ですが、だからなんでこのときだけジャック編集部の会議室で打ち合わせをしていたんだと疑問符が。
 サイコーとシュージンの目の前で、エイジが2話分のネームをわずか30分足らずで書き上げるという神業を見せられても、なおエイジと王道で勝負するというサイコーたちに服部も半年待つと折れますが……

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