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2010年12月

2010年12月25日 (土)

バクマン。 第13話 「速報と本ちゃん」 (12/25)

 今回は原作に忠実な展開だったので、意外性はなかったです。私の「バクマン。」の評価は原作に忠実なほど低くなる傾向があるのですが、それだけアニメが原作の内容を咀嚼しきっており、原作にあっても違和感のないオリジナルエピソードを描いていることことを評価しているのだと思ってください。

 春休みの間、寝ないで原稿を仕上げたサイコーとシュージン。見吉がやってきてサイコーが亜豆にメールを出してないことを詰問しますが、漫画に夢中で忘れてたというところがサイコーらしい。オマケに始めてのメールを疎かにしたくないというサイコーの思いを見吉が汲んで、亜豆に伝えておくという。サイコーじゃないけど、見吉のいいやつぶりが現れたシーンですね。

 原稿を遊栄社の服部に納めて、帰ってきたサイコーは一晩かけてメールを打つ。いろいろ考えてるうちに文字数制限の5000字にひっかかったりと独り相撲を取っているサイコーがおかしい。さらにはすぐ帰ってきた亜豆のメールが要点しか書いてない簡潔なものだったりで二度ショック。さらに「マンガ書きなさい。めっ」という亜豆のメールに調子に乗ったサイコーが命令口調でシュージンに電話。

 服部には1位をとっても連載をやらせるつもりは無い。そう見切ったサイコーは連載を獲得するための戦略として、服部に翻意を促すために連載用ネームを3本書いて持ってくることをシュージンに提案する。金のあるやつがのし上れるというインパクトのある台詞を言わせたりとおそらく最高の連載用ネームを作ったりしたのでしょうが、服部から伝えられたアンケートの順位は速報が1位で本ちゃんが3位。しかもエイジは本ちゃんで500票超えを果たしており、アンケートの半数以上に○を付けさせたことになります。
 そのため、邪道ではなく王道で勝負したいとサイコーはシュージンに提案しますが……

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2010年12月19日 (日)

バクマン。 第12話 「御馳走と卒業」 (12/18)

 原作では確かいきなり冒頭から焼肉シーンだったけど、アニメでは駅前の待ち合わせが入りましたね。原作そのままではなく、原作にはないシーンをところどころ補完するように入れるのがアニメの方針みたいです。こういうアニメ化は決して嫌いではありません。
 卒業式のシーンでも、卒業生代表(総代)に岩瀬が出てきたり──シュージンはマンガ描き始めてから成績落としたしな──、あの石沢と会話したりしたりと原作にない補完シーンがいっぱいです。こういう細かいフォローは好きです。
 でも、KOOGYの描写は結構多すぎ。確かに原作ではいきなり出てきて誰だこいつ状態でしたけど。原作に無い補完シーンが多い気もします。

 卒業間近になってもろくにサイコーと話をせず、それどころか八王子に引っ越すことになった亜豆に対しておせっかいを焼く見吉。サイコーと口げんかになり、頭に血が上ったサイコーが「部外者が口出しするんじゃない」と暴言を吐く。そのアタリの件も原作には無かったシーンですが、互いに謝罪したあと、シュージンと見吉が公園で二人に話をさせるために策を練ってましたね。そういう親友思いな二人がいいです。
 そして亜豆の「ずっと待ってる……」
 このマンガやアニメのサブタイトルは「○○と○○」という形式のためなんですが、もし普通のサブタイトルの付け方だったらぜったいこの台詞がついていただろうと思うぐらいの名シーンでした。

 原作が超スピードの展開だからかもしれませんが、アニメはその各話をじっくり描いて補完シーンを入れているのは実にいいと思います。

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2010年12月12日 (日)

バクマン。 第11話 「チョコとNEXT!」 (12/11)

 10人に訴えて2人にアンケートを入れてもらうのではなく、半分を捨ててでも確実に2人には入れてもらう。服部の提案を最初は簡単だと思った二人ですが、すぐにシュージンは、平均7分の1の投票率を5分の1に持っていくことの難しさを悟る。こういう計算ができるところはさすがシュージンですね。

 編集部の借りたマンションで奇声を上げながら漫画を描く新妻エイジ。自分の買ったステレオのボリュームを最大にするところあたりは彼の世間知らずと変人ぶりが出ていていいですね。彼の担当になった雄二郎のこれからの苦労がしのばれます。

 クリスマスにもバレンタインも一緒にデートしないサイコーと亜豆の関係を見吉は不満がってますが、シュージンは、二人が凄く愛し合ってるから今から二人が付き合うと亜豆はサイコーしか見えなくなり夢が実現できなくなることを恐れているのではと推測します。見吉は納得してないようですが、それでもバレンタインのチョコレートをサイコーに持っていくというあたり友達思いですね。

 瓶子副編集長と相田がNEXT!の掲載作品を打ち合わせているのを待つ服部。サイコーたちの「この世は金と知恵」の掲載が決まったことをシュージンに伝える。
 ここで正直にエイジの当て馬に伝え、しかも二人を奮い立たせるために「勝て!」と服部は発破をかける。いつも冷静な服部らしからぬ激情をみせましたね。

 今回はほとんど原作どおりの展開だったためあらすじだけになってしまいました。申し訳ない。

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2010年12月 5日 (日)

バクマン。 第10話 「10と2」 (12/4)

 見ていて思ったんだけど、このころの見吉って単純にいまどきの若い中学生っていう立ち位置だったんですよね。シュージンの立場も気にせず映画に連れ出そうとしたり、いきなり相手に手を出したり。今の原作の香耶ちゃんがなかなかいい女になってきているので、この時期の見吉のわがままぶり、空気読めなさすぎには逆に驚きました。

 月例賞に出した「一億分の」の反省会を服部とおこなったとき、サイコーたちは叔父さん──川口たろうの担当編集者で現在の編集長の佐々木と出会う。契約金の話や戦力外通知など、ジャックの──ジャンプの漫画家の実態なんかをここまであからさまに語るのもこのマンガの醍醐味ですよね。

 ジャックらしい王道の主人公を求めてネームを書いてみたけど、どれも面白くないと服部がいう。あまりにも普通すぎて、ジャックの作品群の中に埋もれてしまっていると。
 ここで時間軸を一晩置いたのはアニメオリジナルですよね。ジャックらしくなくてもダメ、ジャックらしくしてもダメならどうすれば良いか。服部の目に隈ができていたけど、本気で二人のために一晩考えてくれたんだなーと分かる演出です。
 服部の提案は、10人中半分以上に読まれなくても、2人に確実に読まれる作品を描くこと。新妻エイジの王道に対して邪道というべき作品を目指すこと。それでシュージンのプロットの中から、脳内情報の売り買いでトップを目指す近未来SFの「この世は金と知恵」が選ばれて、NEXTでの掲載を目指すことになるが……

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