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2009年9月23日 (水)

ティアーズ・トゥ・ティアラ 第25話 「メルカディス」 (9/21)

 皇帝をたぶらかし、アルサルの親を殺した真の敵はレクトールと名乗る白き精霊だった。
 この人は優越種であることに誇りを持ち、被造物である人間や妖精を相手に増長慢になっていますね。いわば力を持った小物でしょうか。アルサルたちの攻撃を余裕を持ってふわりふわりと避けているのも、人間相手に全力を出す必要を感じていない現れであるし、その結果アルサルに怪我を負わされたときに激怒したのも、激しくプライドが傷つけられたからですね。
 しかし、プライドを傷つけられたからと言っても、自分の身をメルカディスというバケモノに喰わせるなんて、白き精霊は何を考えているのか分からないところがある。これも、最初から決められていた運命なのでしょうか。

 天界の扉が開き、天空から雷が落ちる。そして塔の地下にある大釜からはメルカディスが復活します。アロウンのエドラムとプィルのダーンウィンで作った天界との結界が破れ、天界からの干渉がはじまるのでしょう。
 レクトールの言によると、地上から生命が死に絶えた姿こそが完全なる調和の世界であるらしい。白き精霊が自から作った生命を滅ぼそうとしているのは、アロウン曰く、自分が作った生命が自分たちを超えていくのを恐れていると。
 なぜこんな狭量な種族が創造主なのかは疑問が残りますが、しかし旧約聖書に登場する”神”もこれと同じくらいに狭量な部分があるので、自分をあがめない奴は要らないと言うのが創造主の属性だと解釈しても良いかと思います。

 さて、次回は最終回。なかなかに突っ込み甲斐がある楽しい作品でしたね。

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