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2009年3月 1日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #21 「革新の扉」 (3/1)

 王留美。ネーナ・トリニティ。クライマックスを控えて、どうやらキャラクターの整理に入った模様です。第1期からの登場で腹に一物抱えたキャラクターであるにもかかわらず、その望みを達成する前に退場してしまいました。王留美はネーナに「気に入らないから」と殺され、そのネーナもリボンズの差し金であるルイス・ハレヴィに倒されてしまいました。ああ、憎しみの連鎖ですらもリボンズの手のひらの上なのか……

 00はどうも、お互いがお互いを利用しあっている黒幕が多すぎて混乱することがあります。第1期の黒幕のアレハンドロは、トリニティやラグナ・ハーヴェイを利用して切り捨てたかと思えば、自分もリボンズにあっさり切り捨てられたり。そしてネーナもリボンズに、王留美を始末するために利用されただけ……もしかしたらルイスも、ある時点であっさりと切り捨てられるのかもしれませんね。さらにいうなら、リジェネも本件には関わっています。リボンズからの再三の警告にも関わらず暗躍していることから、いずれ彼も粛清されることが……

 冒頭、沙慈の前で、刹那の瞳孔が輝いているシーンがありました。また、アニューがアニューじゃなかったことが、なぜか分かった。このことから、刹那も人間でありながらイノベーダー化している、らしいということが分かります。実際、ラストで刹那はミスター・ブシドーことグラハムにこれこそがグラハムの目的であると宣言しますし。ファーストガンダムで言えば「ニュータイプは人類の革新」という後半ででてきたテーマに該当しますね。
 人間でありながらイノベーダー化しているといえば、ルイス・ハレヴィもそうです。両者の共通点といえば、「赤いGN粒子で肉体を損傷した経験がある」こと。赤いGN粒子での負傷は肉体の治癒能力を失わせるため本来なら致命的なはずですが、ルイスは危ない薬で生き延びています。刹那の方はツインドライブの効果で、治癒能力のない負傷を抑えているらしい描写がありましたが、それが両者をイノベーダー化、あるいは人類の革新に向けているのかもしれません。
 ただ、刹那が真・ニュータイプならルイスは強化人間なのかもしれない。その程度の違いはありそうです。

 ヴェーダの居場所をうけとった刹那の前に、ミスター・ブシドーことグラハムが登場。刹那に一騎打ちを申し込む。その一方でネーナを討ち果たしたルイスは目的を達したあまりに泣き出してしまう。ルイスの本当の目的は家族の仇をとることだから、目的を達した今虚脱感が襲ったとしても不思議ではありませんね。

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