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2009年2月20日 (金)

[日記] 探偵ものと少年ジャンプ

 最近のマンガで面白いと思っているのがバグマン。現実のマンガ家の裏事情とかいろいろ描かれていて、知的好奇心をそそられます。

 今週の展開で、サイコーとシュージンが「探偵もの」をやる方向に話が流れていってますけど、確かに「金田一少年」や「名探偵コナン」の例に限らず探偵ものは少年マンガでは王道中の王道です。しかしそこで問題なのは、作中にもあるとおり王道であるにもかかわらず、何故ジャンプでは探偵ものの大ヒット作が出ていないのかということです。
 それはジャンプに探偵ものが無かったからではない。例えば大場つぐみの正体とも言われているガモウひろしは「僕は少年探偵ダン♪♪」という作品を連載しているし、小畑健も写楽麿原作で「人形草紙あやつり左近」を発表している。他にも数作連載されているにも関わらず、いずれも不人気で打ち切りという憂き目にあっているのです。

 それはもしかしたら、ジャンプの有名なアンケート至上主義と、探偵ものというジャンルは相性が悪いからではないでしょうか。

 ジャンプの王道がバトルものとされているのは、バトルものは比較的簡単にヒキを作ることが出来るし、また毎回毎回がクライマックスという展開を作りやすいからです。それにバトルは、前回までの伏線を読者が覚えていなくてもその面白さを容易に伝えることができる。結果として、アンケートには有利なジャンルとなります。
 それに対して探偵ものは、綿密な伏線を前提に成り立っているジャンルです。話の内容は出題編と解答編に分かれ、なおかつ出題編にはトリックをしかけて解答編の伏線としなければならない。したがって前回までの内容を覚えていることを読者に要求することになります。これだと、あまり面白くはないけど、話の流れとしては欠かせない繋ぎの回というものが必ず出てくる。必然的に、そういう回はアンケートが悪くなりやすい。

 作中の福田が言うように、アンケート至上主義だとどうしても不利なジャンルがでてきます。
 (アンケート至上主義に限らず、マンガ雑誌は編集部の方針によって、得意なジャンルと苦手なジャンルが出てきます。プロデュースが得意な少年マガジンから探偵ものの大ヒット作がでてきたことも、作家の感性を重視する少年サンデーが伝統的にラブコメに強いのも、それぞれの編集方針と無関係ではありません)
 大場つぐみ先生が、そのことにどんな回答を出してくるのかが楽しみになりますね。

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