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2009年2月

2009年2月27日 (金)

とらドラ! 第21話 「どうしたって」 (2/25)

 えーと、つまりどういうことでしょうか?
 竜児は実乃梨が好きだということになっているが、同時に大河をとても大切にしている。大河が危険な目にあったときには迷わず駆け出してしまうぐらいに。そのため、木原麻耶は竜児と大河が結ばれればよいと思っており、能登久光は竜児が実乃梨が好きだと考えていた。
 大河は初登場時は祐作が好きだということになっていたが、いろいろあって自分でも知らないうちに竜児を好きになってしまい、それをクリスマスの時に自覚した。でも竜児には自分は祐作が好きだということになっているし、祐作は実乃梨が好きだということを知っていたため、この恋心を封印しようとした。
 その実乃梨は、本当は竜児に惹かれていると大河は見ている。しかし、普段からおちゃらけている不思議少女系キャラのため、その他のクラスメートには誰も本心を悟らせなかった。実乃梨自身は竜児が自分に好意を抱いていることに気づいていながら、大河が竜児に惹かれていることに気づいたため、事前に竜児の告白を(遠まわしに)断って無かったことにした。
 そして祐作は……天然過ぎる性格の上に自分が生徒会長萌えだったために、周囲の人間の自分への好意に全く気がついていなかったと。
 その恋愛相関図を唯一把握していたのが亜美で、彼女自身竜児に好意を抱いていたために実乃梨に絡んでしまった。彼女が竜児に嫌いと言ったのは、自身の恋愛関係のこと(実乃梨と大河)で手一杯で自分にまで目を向けてくれない竜児に対する愛情の裏返し。そして亜美には、実乃梨がこの混乱した恋愛構造の元凶のように見えたため、何かと突っかかってしまった。

 ──と、こんな感じですかね? 記憶違いがあったら御免。
 雪山遭難した大河を助けて背負う竜児ですが、竜児を祐作と誤解した大河の告白により、竜児は大河が自分を好きになっていることを知る。どうする、竜児!?

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2009年2月26日 (木)

マリア様がみてる 4thシーズン 第8話 「くもりガラスの向こう側 (L'autre face de la vitre emobuée)」 (2/25)

 原作23巻『くもりガラスの向こう側』のアニメ化です。──ついに、1巻を1話でやってしまうことになったか。そりゃあ、この時期の原作は遅々として話が進まなかったけどさ。
 というわけで、原作にあったイベント、祥子と柏木優の婚約の破棄は前回の次回予告で行われてしまい、本編では省略されてしまいました。

 瞳子への姉妹の申し込み断られてしまった祐巳。その事情を祥子がみんなに話して、そっとしておくことを頼みます。
 祐巳はもともと天然な性格で、しかも百面相と言われるぐらい考え事が顔に出るので、普段は山百合会においてムードメーカーになっております。ところが今回の祐巳は瞳子という気がかりを抱えている。そうなると、百面相な性格が逆に裏目になり、憂鬱なムードが伝わってしまう。由乃たちに気を使わせてしまいましたね。
 小笠原家の新年会で百人一首大会を行ったり人間すごろくをやったり、その人間すごろくで着物を着させられたりとしてますが、それはそれでいい気晴らしになったのでしょう。それでも、今の祐巳には瞳子の居場所だけがぽっかりと空いてしまっているということですね。

 原作では(間違えて?)女だけの小笠原家にやってきた柏木優から、彼がスキー旅行に行く予定があることを伝えられるシーンがあります。それはすなわち、瞳子のことを聞きたいのならスキー旅行の前に来いという祐巳に向けたメッセージなのですが、それがないために話の終盤で祐巳が柏木家に行くシーンが若干唐突になりましたね。瞳子のことは知りたい。でも本人の知らないところで勝手に探るのは良くない。そういう心の葛藤を描くのに柏木の存在は欠かせないのですよ。
 ──女が男の家に単身で訪れるというのは別の意味で危険だから、あまり簡単に行かれても困るんだけどね。それとも柏木は、祐巳から男として見られていない?

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2009年2月22日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #20 「アニュー・リターナー」 (2/22)

 今回判明したこと。
 ・イノベーダーは、同型とは脳量子派で通信しあうことができる。
 ・リボンズ・アルマークは、配下のイノベーダーをコントロールすることができる。
 ・イノベーダーの目的は、来るべき対話のため。
 ということでした。さらに言うなら、リボンズ以外のイノベーダーは同型が2体ずつ存在しているようですね。
 もっとも、リボンズが全てのイノベーダーをコントロールできるのならティエリア・アーデも同じだと思われるので、あくまでリボンズ配下のものだけだと推測します。あるいは、アニューはスパイだったのが逆に敵側に取り込まれることを恐れて、そういう外部コントロール装置みたいなのを仕組んでいたのかもしれません。

 アニューの裏切りで危機に陥るもライルと刹那の芝居で人質を取り返すことに成功するが、逃走したリヴァイヴによってオーライザーのコクピットが破壊される。コクピットにマシンガンを持ち込んでいるというのも驚きですが、ハッチが開かなくなったらどうするんだろう。
 プトレマイオス2はウィルスに汚染、さらにシステムダウン。00もオーライザーの破損でしばらく逃走とどうしようもない状況下で、さらに敵襲が予想される状態に。ライルは自分の手でアニューを倒すというが、見越した刹那は自分の手で(代わりに)倒すことを宣言します。ライルにはアニューを倒せないことを見越した上で。

 追撃をかけてくるイノベーダーですが、そこにはアニューとルイスの機体が。ルイスがリボンズと面して、さらにイノベーダー特有の目のテカりが見られました。「人類初のイノベーダー」という台詞も気にかかります。リボンズがルイスに飲ませている薬は、人間をイノベーダーにしてしまうものではないでしょうか。

 ライルはアニューを前に、強引にでも連れて帰ろうとします。下手したらセクハラも上等な台詞ですが、あれはあれで正しい態度ですね。アニューはイノベーダーという立場上、本心はどうあれ自分の意思でプトレマイオス2側に戻るとは言えません。そういう立場の人間を連れて帰るには、相手の意思を尊重するという態度ではダメで、有無を言わさずに連れてかえるという態度で挑まないといけない。つまり、相手にどうしようもなかったと言い訳できるような状況にもっていく必要があるわけです。
 ところが、それをリボンズが脳量子派でアニューを操って妨害する。アニューを説得しようと抵抗できないライルを前にデュナメスは防戦一方ですが、(リボンズに操られた)アニューの機体は刹那の放った一撃で破壊される。

 最後、泣きながらみっともなく刹那を殴って慟哭するライル。ニールと違ってみっともない態度でしたが、これはこれで人間くさい男だと思います。

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2009年2月21日 (土)

魔法先生ネギま!~白き翼~ 第3話 「ネギ・パーティ準備万端!!」 (02/17)

 「三期やろうぜ!一話からフルリメイクだよ!!(ネギま)」
 是非やってくださいシャフトさん。1話から感想書いて上げておきます。
 というわけで、『獄・絶望先生』OAD下巻の感想でした。

 『ネギま!』OAD第3話の感想ですが、見終わった感想はやっぱり面白かったということに尽きますね。超がいないのは仕方ないとして、30人のクラスメートたちが存分にはじけ回っており、見ていて非常に楽しかったです。
 話の内容としては、181時間目の内容はあっさり流して、175時間目と183時間目のオムニバスなエピソードを次々と畳み掛けるように見せてくれました。話の印象としてはさまざまな状況下でキャラクターの魅力を前面に押し出すという、第2期の演出に非常に近いものがあります。声優たちがボードにミニタイトルを描いたりという第2期の演出がなされていたことからも、スタッフ側も狙ってやっているのでしょう。

 というわけで、原作に忠実すぎて話全体としてはこれ以上述べることもないわけですが、その分細かいところが目に付きました。
 例えば千雨がコミケでルーランルージュのコスプレをしているシーン。私はあのシーンはちうの声でやってるものだとばかり思ってたのですが、OADでは千雨の声でやってましたね。そこにちょっと違和感があったのですが、考え方によっては千雨はちうのキャラを借りなくても、人前に出られるようになった、という演出なのかもしれません。
 あとは「失望先公」の同人誌。あれって望×交(または交×望か?)のカップリングだったんですね。藤吉さんもなんつーマイナーなカップリングをやってるんだ。というよりこれって近親相姦もの? やるな、晴美(←何を言ってるのかはアニメ『絶望先生』1期参照のこと)
 このシーンで気になったことといえばハルナが千雨を「千雨さん」と読んでいたこと。彼女は原作では一貫して「千雨ちゃん」だったのでちょっと違和感ありました。──でも3-Aで明らかにオタクなのがハルナと千雨だけなのは確かですね。あとはハカセがちょっと怪しいくらいか。
 他は、子供真名と子供楓の対決ですね。大人びた二人がそのまま子供の声──しかし真名と楓のまま──でしゃべるというギャップが面白かったです。
 あー、闇のどかの演出も面白かったかも。親友からネギ先生を奪おうと本気になったのどかか。最近能登麻美子さんも色々な役をこなしているので、闇のどかも結構よろしかったです。
 あと、原作には無かった美空と五月のやりとりは、原作に接点が無かったのでしんみりしましたね。確かに超を除くと、175時間目と183時間目に登場していないクラスメートはこの二人なのでまとめたということでしょう。二人ともクラスメートのドタバタ騒ぎからは距離を置いているキャラですし、その点では共通点があるのかも。

 そして前日ですが、ここで最後にネギに意志確認を行っているのは千雨なんですよね。原作を読んでいるときは気づかなかったけど、これはもしかしたら、この時点で原作者は千雨をネギのサポート役につけることを決定していたんじゃないかな?

 というところで、OAD第2期も楽しみにしてます。

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2009年2月20日 (金)

[日記] 探偵ものと少年ジャンプ

 最近のマンガで面白いと思っているのがバグマン。現実のマンガ家の裏事情とかいろいろ描かれていて、知的好奇心をそそられます。

 今週の展開で、サイコーとシュージンが「探偵もの」をやる方向に話が流れていってますけど、確かに「金田一少年」や「名探偵コナン」の例に限らず探偵ものは少年マンガでは王道中の王道です。しかしそこで問題なのは、作中にもあるとおり王道であるにもかかわらず、何故ジャンプでは探偵ものの大ヒット作が出ていないのかということです。
 それはジャンプに探偵ものが無かったからではない。例えば大場つぐみの正体とも言われているガモウひろしは「僕は少年探偵ダン♪♪」という作品を連載しているし、小畑健も写楽麿原作で「人形草紙あやつり左近」を発表している。他にも数作連載されているにも関わらず、いずれも不人気で打ち切りという憂き目にあっているのです。

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2009年2月19日 (木)

とらドラ! 第20話 「ずっと、このまま」 (2/18)

 竜児と実乃梨は両思いのはずなのに、自分が竜児に入り浸ってるから二人は想いが通じ合わない……そう考えた大河は竜児離れを決意。高須家に入り浸りになるのを止めます。それどころか、竜児と実乃梨が一緒にいるところで「捕まえて」とわざと二人の手をつなぎ合わせようとしたり。大河はクリスマスイブの出来事で、自分が竜児にどうしようもなく惹かれている事に気づいて、それでも竜児と実乃梨のために身を引こうとしている──と考えてよさそうですね。
 そうすると、大河が祐作と普通に話せるようになったというのも、正月の初詣で大河が祐作に謝っていたことから考えておそらく気持ちの踏ん切りがついたということでしょうね。

 実乃梨に告白を断られて気を失った竜児。そりゃあイブの寒い夜に外で寝ていたら風邪くらいひくわな。インフルエンザで冬休みをつぶしたというから相当タチが悪かったんだろうけど。
 それで実乃梨から逃げ出して、燃やして無かったことにしてしまいたいと願ったら、修学旅行先の沖縄のホテルが火事でなくなってしまって急遽スキー旅行に変更というオチに。うう、私の高校時代の修学旅行もスキー合宿だったから懐かしいなあ。

 自分のために一人で頑張っている大河のためにも、イブの日に中断した告白を修学旅行で決意する竜児。見かけと違ってヘタレな彼に告白を断行することができるのか。

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マリア様がみてる 4thシーズン 第7話 「未来の白地図 La carte vierge 」 (2/18)

 赤薔薇の姉妹って、妹にロザリオを渡す時は毎年こんなすったもんだをやってるのだろうか──というのが今回の感想でした。一度妹の側から断った上で、姉の方があきらめず、双方納得の上でロザリオを授与する。去年も確かそうだったような。と思ったら『プレミアムブック』に載ってた一昨年はちょっとあっさりしてましたが。でも一度妹と思い定めた子がいたら諦め切れなくなるところなんかは似たもの姉妹かも。

 というわけで、原作22巻『未来の白地図』収録の同名中編「未来の白地図」90ページ以降の後半部のアニメ化です。

 山百合会のクリスマスパーティ、参加者は3人の薔薇さまと3人の蕾(ブゥトン)、カメラマンの武嶋蔦子と祐巳の招待した1年の可南子、瞳子、そして由乃の招待した中等部3年の有馬菜々でした。菜々は本当は由乃のほうから誘われたはずなのに、あの場では「自分の方から是非に」と言い出すあたり、本当に良く出来た子ですね。そしてあの場の参加者で、その菜々の相手を立てる気遣いに気がつかなかった人はいなかったでしょう。

 令の年下のボーイフレンドの件ですが、これは第5話「赤薔薇のため息」と同時期に起こった出来事ですね。『薔薇のミルフィーユ』収録の短編「黄薔薇パニック」の話ですが、まあ省略されてしまったということで。

 祐巳の妹候補の瞳子ですが、同席した志摩子に家業のことについて尋ねたり、祐巳との帰りに白地図のことを話したりといろいろ人には言えない問題を抱えているようですね。登場当初の人付き合いは良いけどちょっとワガママな女の子という態度と、今の瞳子とでは受ける印象が全然違います。おそらく、その問題が瞳子にとっては重要で、他者と人付き合いをする余裕を失っているということなのでしょう。
 そんな瞳子の様子をみてほっておけなくなった祐巳は、瞳子にロザリオを渡そうとする。しかしそれは、瞳子から見たら自分に同情をした姿にしか見えず、祐巳の申し出を断ってしまいました。そして祐巳は、祥子の前で泣き出してしまいます。

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2009年2月15日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #19 「イノベイターの影」 (2/15)

 カタロンの隠れ家を襲った連邦の保安局部隊から、坑道を通って逃げ出すマリナと子供たち。クラウスは応戦のためにその場に残り、シーリンは先遣のために先行します。銃を持って戦うことを拒むマリナを批判しますが、それでもマリナのその純粋さを守るために行っているのでしょう。

 アロウズのソレスタルビーイング攻撃は、多数の部隊を囮に使って、アンドレイとルイスが隕石に身を隠してプトレマイオス2を攻撃するものでした。しかしルイス機を探していた沙慈が不審な隕石2機を発見。監視衛星の目をごまかすためにダミー映像を発生させることが出来る時代ですので、モビルスーツが隕石に身を隠すことができるのもおかしくはありませんね。

 トランザムを発動させたダブルオーライザーは、戦場に意識を交錯させます。ルイス機を打ち落とそうとしたプトレマイオス2を止め、ルイスと沙慈との精神交流を果たす。ルイスは確か、沙慈をソレスタルビーイング側の工作員だったと勘違いしていたはず。それなのに、沙慈が巻き込まれて一緒にいるだけという事情をあの交感時には理解していました。つまりツインドライブによる精神交感は、言葉にせずとも互いの事情をある程度分かり合えるという効力があるということです。
 私が00でずっと疑問だったことは、00の世界観において戦いとは基本的にテロとの戦いなわけです。もちろん、ソレスタルビーイング側がテロ。そしてテロとの戦いにおいては中立はあり得ないということです。ファーストガンダムでサイド6が果たしたような、敵味方が銃を突きつけあうことなく会話できる状況というのはあり得ません。この世界設定で、どうやって沙慈とルイスを会話させるか疑問だったのですが……そうか、そのための00とトランザムだったのか。

 戦場で悲鳴をあげたルイスを守るためにアンドレイが立ちはだかりますが、そのアンドレイの前にはGNアーチャーに乗ったソーマ・ピーリスが。ソレスタルビーイング側についたソーマを知って彼女も裏切ったのかと考えるアンドレイの思考回路の単純さは救いがたい。というか、もともと立ち位置的に損な役回りなんですけどね、彼は。
 あと今までの話を見返していて、ソーマの人格がマリー・パーファシーに戻ってもエンディング・テロップの役名にはずっと「ソーマ・ピーリス」と載ってるのを確認しました。ソーマの人格が再び発現するという構成は最初からだったわけですね。
 そしてダブルオーライザーのトランザムによって、アレルヤの中のもう一人の人格ハレルヤまで発現しました。00のトランザムが消えるとともにアレルヤの人格に戻ったことを考えると、やはり第10話のようにトランザムの間だけしか発現しないということですね。

 ルイスと接触しながら取り戻すことができなかった沙慈は、戦場における憎しみの連鎖を否定する。復讐を果たしても死者は戻ってこないと。そしてルイスを取り戻すために、戦うことを決意します。

 ついにイノベイダーの一人リヴァイヴ・リバイバルを捕虜として確保したソレスタルビーイングですが、その素顔を見てライルは驚く。その素顔はアニューそっくりだったわけですから。そして同時期に、アニューも自分がイノベイターであることをカミングアウト、ブリッジにて銃を向けます。ずっと疑問に思っていたことですが、やはりイノベイダーだったわけですね。リヴァイヴと顔がそっくりなのは、イノベイダーはそっくりな顔を2人ずつ作るという隠し設定があるからに違いない。

 そして前回、ヴェーダの位置をソレスタルビーイングに知らせようとした王留美は、配下においていたネーナの裏切りによって殺されてしまいます。ここで疑問なのは、ネーナはリボンズの意向を受けて留美に反旗を翻したのか? 私は、ネーナの気まぐれによるものだと思います。

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2009年2月13日 (金)

とらドラ! 第19話 「聖夜祭」 (2/11)

 なるほど、こうきましたか。今までの話の流れからこうなることは予測できたとは思うのですが、その構成の妙には驚きを嘆じえません。

 竜児はもともと実乃梨が好き。実乃梨も竜児に惹かれている。では、竜児と実乃梨が両思いになったとき、大河はどうなるのか? 大河と実乃梨の恋が実ったとき、大河は一人おいてけぼりになる。ラブコメでありながら、主人公の想い人がメインヒロインではないという仕掛けがこういう風に働くとは。

 大河は常に、竜児と実乃梨を結び付けようとしていた。自分には北村という想い人がいるわけだし、だから竜児の恋を応援はしていた。しかし実乃梨を本気で竜児に近づけさせて告白までいかせたときに、竜児と実乃梨が本当に両思いになることが現実味を帯びたて、初めて竜児が自分の側からいなくなることが本当に想像できた。それまでは結び付けようとしていても、本当に二人の想いが成立することはどこか人ごとに感じていたのに、それが急に真実味を帯びるようになったわけです。そして、そのとき急に自分の中の竜児への思いに気がついた。

 一方、実乃梨が大河と竜児、二人から急に身を置くようになった理由は、大河の竜児への依存に気がついていたからということですね。だから、大河から竜児を奪うことができなかった。

 哀れなのは竜児ですね。事情を把握できないまま、勝手に(実は竜児のために)帰った大河のために着ぐるみを着てサンタのまねごとをすることになったり、今度は大河にせかされて学校に戻ったものの、遠まわしとはいえ実乃梨に直接ふられてしまうし。今回一番かわいそうな役回りでした。

 このドロドロな修羅場をどう解決していくのか、楽しみにしています。

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2009年2月12日 (木)

マリア様がみてる 4thシーズン 第6話 「予期せぬ客人 L' invitée surprise 」 (2/11)

 原作22巻『未来の白地図』84ページまで、および同巻収録短編の「薔薇のダイアローグ」のアニメ化です。ただし、章の途中で話が終わっているため、85ページから89ページまでの内容は省略されたのかもしれません。アニメ第4期は1巻2話のペースで話が進んでいるため、省略が多くなるのは仕方ありませんよね。

 柏木優からの電話で瞳子が家出をしたと知らされる祐巳。しかしその瞳子はなぜか祐巳の家にやってきたのだった。何事もなく家に帰ったのはいいが……というあらすじにしてはただそれだけの展開。この実、裏には松平の家で大変なことが起こってるんだろうなとは考えが及ぶのだけど、祐巳視点で描かれているためかそれが全然見えないところがミソ。祐巳が何かしたくても、何をすればいいのか分からない状態です。
 迎えに来た柏木に瞳子の事情を思い切って尋ねようとするが、柏木は祐巳にその覚悟があるのかと問いただす。確かに人の家のプライバシーに関わるものですのでむやみに首を突っ込んでよいというわけでもないものですし、無理に手を入れないだけの分別は祐巳にあったようです。──いや、あのシーンは柏木に器量負けして説得されてしまったという方がただしいか。祐巳のいいところは、たとえ毛嫌いしている相手でも正しいと思った意見は素直に聞き入れるところですね。
 そこで山百合会のクリスマスパーティに、(由乃の意見もあって)瞳子と可南子を誘うことにします。が、乃梨子は迎えに行く事を拒否する。上級生相手でも遠慮なく意見をいう乃梨子ちゃんの面目躍如ですね。乃梨子にしてみれば瞳子を誘いたいのなら祐巳自身に行って貰いたいというところだったと。
 そして志摩子と祐巳が二人を誘うことになるわけですが、渋る瞳子を見て可南子が強引な形で参加を促します。可南子も乃梨子も瞳子の気持ちとは裏腹な態度にやきもきしているのでしょう。

 最後に、祥子と令の会話。妹(プティ・スール)の由乃が令からひとり立ちしていくのを見ていらだちながらも、それをきっかけに妹離れしようと外部の大学を目指すことを祥子に打ち明けるお話ですね。当然由乃には未だ打ち明けていないから、後々ひと悶着ありそうです。

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2009年2月10日 (火)

[考察] 魔法世界を守れるのはネギだけか

 ナギ・スプリングフィールド杯の困った展開
 魔法世界編と麻帆良祭編の奇妙な類似
 の続きです。

 

 前回では麻帆良祭編における超と魔法世界編におけるフェイトが、「本来の作戦目的を損ねてでも」ネギとの決着にこだわっていることを指摘しました。今回はその具体例を挙げて、それが何を意味しているのかを考えたいと思います。

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2009年2月 9日 (月)

[考察] 魔法世界編と麻帆良祭編の奇妙な類似

 ナギ・スプリングフィールド杯の困った展開
 の続きです。

 前回はナギ・スプリングフィールド杯の決勝、ネギ対ラカンがそれまでの伏線を無視したところに成り立っていることを説明しました。つまり、テオドラたちという信頼できる実力者と渡りをつけることができた現状においてはネギが無理にフェイトと対峙する理由はなくなったということです。
 しかしそれでも、作者にとってここでネギとラカンを真剣に戦わせることは必要な展開だったはずです。でなければ、それまでの伏線の積み重ねを無視してまで強引に対ラカン戦の舞台を整えた理由が考えられない。つまりここ数話の強引な展開には(バトルの方が人気がでるからという理由や編集部からの要請でもない限り)、対フェイト戦の前にラカンと戦わせるための展開上の必然性があったはずなのです。

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2009年2月 8日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #18 「交錯する想い」 (2/8)

 前回の事件(ブレイク・タワー)から四ヶ月。いきなり時間が経過したのも驚きでしたが、実はその間体勢を立て直すために逃げ回っていたということでした。
 メメントモリ二号機は前回の作戦で破壊し切れなかった。おそらく連邦側はこの四ヶ月間で起動可能なまでに修理していたのでしょう。その上でソレスタルビーイングが攻撃していたと。

 この四ヶ月でいろいろ状況が変わりました。

 まずマリーの人格がソーマ・ピーリスに戻ってしまいました。超兵としての自覚で行動していますね。その原因はセルゲイを殺されたことで、しかもその仇が実の息子のアンドレイだったということに衝撃を受けてしまったと。アレルヤも積極的に戦場ででようとするソーマの人格とはどう付き合っていいのか分からなくなってしまったと。

 そのアンドレイも自分の父親殺しの事実をルイスに知られてしまいました。アロウズとして世界平和のためにという大義を主張しますが、それは大勢のために妻を見殺しにしたセルゲイと同じことを言っていることには気づいていないのでしょうか。ルイスもまた、沙慈を殺せるかどうかを真剣に悩んでいます。

 さらにライルとアニューの仲が公認のものになりました。ブリッジの面々にさらされて本人は恥ずかしがっていますが……しかしアニューは、本人が自覚しているかどうかは分かりませんがやはりイノベーター側のスパイだったようですね。脳量子派で現在位置をリヴァイヴたちに教えていた(あるいは知らずに発信していた)のでしょう。
 もちろんソレスタルビーイング側もそれを察知している。誰がスパイかまでは把握しておらずとも居場所が知られていることには気づいていました。これはこの四ヶ月間常に攻撃にさらされ続けていたことからの推測。ということは、アロウズ側は四ヶ月間プトレマイオス2を攻め切れなかったということでもありますね。なんて無能なんだ。スパイがいるという事実はジョーカー的な切り札なんだから、もっとここぞというときに使わないと。

 そのイノベーダー側にも、リボンズとリジェネ・王留美の間に不穏な空気が。王留美をつれなく突き放したり、リジェネに対しても上から目線で語りかけたり、リボンズの高慢さがますます増長しているようにみえます。そのため、リジェネは王留美を使ってソレスタルビーイングにヴェーダの位置を知らせようとする。

 あと、刹那がサーシェスに打たれた弾跡は、赤いGN粒子によって回復傷害が起きているそうです。これによって四ヶ月たった今でも完全な回復は望めていない状態。それでも本人は気にしていないようですが。

 そういう状況の中でアロウズのプトレマイオス2への攻撃がありました。プトレマイオス2側もアロウズのイノベーダーを捕獲してヴェーダの位置を吐かせようとミッションをたてますし。さらに作戦宙域にはルイスやアンドレイもいて、ソーマや沙慈も戦場に突入しました。

 そしてマリナ姫たちの隠れ家には襲撃者たちがやってきて……

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[考察] ナギ・スプリングフィールド杯の困った展開

 魔法世界編に突入してから1年が過ぎ、いよいよ魔法世界編のクライマックスの1つ、ネギ対ラカンが始まります。ネギはラカンと戦って勝つしかないという流れで話が盛り上がっており1ファンとしては非常に楽しみな展開なのですが、しかし平行して考察をしている身としては頭が痛い。ここ数話の展開は、これまで培って来た魔法世界編の伏線を台無しにしているとしか言いようがないからです。

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2009年2月 7日 (土)

マリア様がみてる 4thシーズン 第5話 「紅薔薇のため息 Le soupir de la rose rouge 」 (2/4)

 原作第21巻『薔薇のミルフィーユ』収録の一編「紅薔薇のため息」のアニメ化です。原作には黄薔薇、白薔薇の話が続いたのですが、どうやらアニメでは省略するらしいですね。
 あと、Wikipediaの記事と比べて巻数がずれているのは、私が『プレミアムブック』を巻数にカウントしていないだけです。『イラストコレクション』も巻数には含めていないので、私にとって原作「マリみて(祥子・祐巳編)」は全33巻プラス別冊2巻ということになります。

 話は、試験休みに祥子と祐巳が遊園地デートをするというもの。ところがなぜか柏木優と祐麒が待ち伏せていた。なぜか。この遊園地デートはずっと以前から、確か『チェリーブロッサム』の後だから5月の頃からの約束でした。その後梅雨の時期にギクシャクしたり、体育祭文化祭と忙しかったりで延び延びになっていた約束を果たそうとしたわけです。でも……朝に弱い低血圧なのに興奮して早起きするものだから……人ごみに当てられてしまったわけですか。
 天然だが天真爛漫な祐巳の前だと、祥子も気を許すことができる。財閥令嬢という立場から、祥子は普段はあまり気を許すことができなかったのでしょう。それを前紅薔薇の水野蓉子が山百合会に誘うことで外の世界の一部を知ることにはなったが、決定的な出会いは祐巳に出会ってから。だから祥子は祐巳のワガママには弱いし、祐巳に付き合うことで自分の気持ちのたがも外すことができるのでしょう。

 しかし羽目を外しすぎたのか、祥子が人ごみに当てられてしまった。柏木がつけてきたのはこの時のための保険だったわけですが、そのことで祐巳は嫉妬してしまう。普段人当たりの良い祐巳が柏木の前では堂々と「嫌い」を口にするのですが、私これ分かる気がしますね。
 柏木はする事なす事がいちいちすかしていて、しかも本人はそれを意識していないでやっています。仮に意識していたとしても、本気でかっこいい態度だと思っていることでしょう。つまり人によっては生理的に受け付けないタイプです。
 まあ、それは柏木なりの祐巳へのアプローチなのでしょうが、肝心の祐巳が祥子しか見えていない状態ですので、異性との恋愛にはまだまだ遠いのですよ。考えてみれば報われない役ですな。

 ということで閑話休題的な話でしたが、実は今回柏木が同行者の役に選んでいたのは、実は瞳子のはずだったという事実が最後に付け足されてしまいました。本人に拒否されたから祐麒が繰り上がったそうですが……

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2009年2月 6日 (金)

とらドラ! 第18話 「もみの木の下で」 (2/4)

 前半部は亜美の忠告から話が始まりました。
 父親役が竜児で、母親役が実乃梨。そして娘役が大河。決して手は出さないけど大切に思っている子がよその男に取られそうで面白くはないが、しかし本妻は別にいる。そんな関係は不自然だから一からやり直せばという。そして自分との関係も一からやり直せば…という本心がちらと見えましたが、こういう女らしい狡さも亜美の魅力として上手く描けています。

 中盤には大河のクリスマスにかける想いが。ろくでなしの父親と自分を家から追い出した義理の母親にまでクリスマスプレゼントを送るという事実は知られたくなかったらしいが、それ以上に恵まれない子供たちに「サンタクロース」からプレゼントを贈る気持ちが込められていました。どんな不遇な誰かがずっと見てくれていることを信じさせて欲しい。それは自己満足だと分かっていても、自分がそうだと信じたいから。そんな気持ちが込められていました。

 そして体育館をクリスマス会場にしての飾り付けで、亜美が調達した大規模なツリーの飾りつけを行い、その頂上には大河が持参したガラスの星が。きちんと飾り付けられて綺麗な姿になったところで窓が割れてクリスマスツリーが倒れます。何の脈絡もなくガシャーンと音がして割れたので、一瞬何が起こったのかわかりませんでした。これは上手い演出でしたね。
 実乃梨たちソフトボール部のボールが原因でツリーの星が割れてしまったことに実乃梨は責任を感じる。自分ひとりで直そうとするが、それでも竜児は無理矢理に修理を手伝います。ここは確かに無理矢理にでも手伝うべきところでしょう。修復が終わって出て行く実乃梨に、クリスマスパーティを待ってるからと声を掛ける竜児ですが。
 先週あたりから実乃梨の態度がおかしく、大河や竜児から距離を置こうとしているように見えます。実乃梨に何が起こったのか? あるいはどんな心境の変化があったのでしょうか。

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2009年2月 1日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #17 「散りゆく光の中で」 (2/1)

 ア…アンドレイ、なにもここまで男を下げなくても…orz
 もともとアンドレイはルイスに対する当て馬の色合いが強かったキャラですが、思い込みと勘違いによる行動の挙句、的外れな復讐を果たす。本人が真剣であればあるほど、傍から見たら滑稽に見える。セルゲイが今までいい人として描かれていたからこそ、そのボタンの掛け違いが喜劇に映る。そんなキャラでしたね。同じ道下キャラでもパトリックが完全にコメディリリーフを務めているのとは対照的です。

 6万の人質ごとアフリカ・タワーを破壊することで全てを抹消することにしたアロウズに対し、刹那は00ライザーでのメメントモリ破壊を敢行する。そのオーライザー側の搭乗者には沙慈を指名。6万もの人名を守るための戦いだと説得して、沙慈の搭乗を同意させます。
 ──ってことはつまり、00とオーライザーだけでメメントモリは破壊できるということではないのでしょうか。第13話であれほど苦労して落としたメメントモリ攻防戦は、一体なんだったんだ。

 ところが完全に発射を止めることはできず、メメントモリの掃射はアフリカ・タワーをかすめてしまう。その衝撃で外壁部がオートパージされ、その破片が大量に地上に降り注ぐ! 人口密集地に対する被害を食い止めるためにスメラギは、その場にいる全モビルスーツに協力を要請。結果として、ソレスタルビーイング、カタロン、反乱軍、正規軍、さらにアロウズからもマネキン配下の部隊が救援にかけつけ共同作戦となります。マリーもガンアーチャーで救援に駆けつけ、さらに宇宙から刹那が駆けつける。

 ──と、ここで終われば美しかったんですが、事が終わった後、反乱軍の長が乗るモビルスーツをアンドレイが撃墜。しかも同道していた父親のセルゲイまでも、反乱軍に加担していると誤解したまま撃墜。ルイスと沙慈がまたもニアミスなど、今後の展開に大きく関わりそうですね。

 最後に、リボンズとリジェネの会話から、リボンズ以外のイノベーダーはリボンズが作り出したものだということが分かります。さらに「来るべき対話」というのは……?

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