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2008年12月

2008年12月28日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #13 「メメントモリ攻略戦」 (12/28)

 大規模衛星兵器・メメントモリを攻略するお話。ありていに言えばそれだけのお話ですが、いろいろと興味深い展開がありました。

 まずカタロン対アロウズですが、カタロンの方が規模と性能が劣る上に、守り手のアロウズは敵襲を予測して当然なだけに万全の体勢を敷いているため、ジリ貧になりました。またメメントモリで艦隊を半壊させられたのも痛い。地力の差を見せ付けられたという感じですね。

 そこに救援にかけつけたガンダム00とプトレマイオス2。カタロンを下がらせ、メメントモリの資料を引き継ぎますが……ここでネーナがソレスタルビーイングにメメントモリの内部資料を送信してしまいました。王留美の名前で渡したけど、これってもしかしてネーナが勝手にやったことではないかという疑問が絶えません。なぜなら、ネーナは兄たちを殺したサーシェスとは決定的にそりが悪く、それを使っているイノベータたちにも反感を抱いているからです。敵の敵は味方とは限らないけど、それよりはネーナは刹那に前作でも(一方的な)好意を示していたので、「女の嫉妬で」勝手にソレスタルビーイング側に情報を渡したと。
 それよりも、彼女はルイスの家族と親族を奪った張本人なわけでして、今は沙慈が同じソレスタルビーイング側に属しているわけだから、二人が出会う可能性だってあるわけです。沙慈はネーナのことを知ったとき、どんな反応をするやら。

 スメラギの作戦は、アリオス、ケルディム、セラヴィーのトランザムを順次起動して防御戦を突破し、セラヴィーの火力で外壁を剥がしてむき出しになった共振部をケルディムで狙い打つというもの。マリーに頼んだのはその脳量子波によってメメントモリの発射とその脱出タイミングを計るためだと思われます。しかし、あの一瞬のタイミングで射線軸から逃れられるとは、トランザムってば凄すぎ。
 ケルディムのトランザムで移動するシールドで相手の攻撃を防ぎ、それが切れた頃合いを計らってセラヴィーのトランザムを使用したフェイスバーストモードでメメントモリの外壁を剥ぐ。さらにGNミサイル(なんでもGNをつけりゃいいってもんじゃないぞ)でむき出しにした共振部をケルディムで打ち抜きましたが……少数精鋭だから仕方ないとはいえ、なんという冗長性の少ない作戦だ。奇跡的な綱渡りを何回も行っていますね。

 メメントモリを破壊して、その破片が流星雨となって地上へ落ちてきた。カタロンのクラウスは「次の世代に残してはいけないもの」としてこの流星雨を見上げています。

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[考察] 明日菜に飲み薬は本当に効くのか

 いつぞやの考察
 [考察] ラカンはなぜ明日菜に飲み薬を飲ませたのか
 の続編です。

 私は当時、明日菜の記憶の封印を強めるためラカンがネギを通じて明日菜に飲み薬を飲ませたシーンで、

 明日菜の魔法完全無効化能力は、飲み薬にも効かないのではないか?

 と書いたのですが、今回236時間目でチビ明日菜が登場したところで、一瞬やったか!? と思ってしまいました。

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2008年12月26日 (金)

とらドラ! 第13話 「大橋高校文化祭【後編】」 (12/24)

 大河の父親は結局、プロレスショーには現れなかった。ミスコンには間に合うかもと待っていた大河と竜児だったが、寄こしたのは竜児へのeメール一通だけだった……

 結局、父親は娘の都合も考えずに振り回した挙句、仕事の都合だからとすべて無かったことにしてしまいました。大河の父親は基本的には善人なのでしょう。自分から進んで悪人になるようなタイプではない。ただし、自分のしたことが周りに迷惑をかけることには全く気づいていないし、都合の悪いことは無かったことにしてしまう。要するに自分のすることに対する責任感が全くないタイプです。

 それなのに竜児は、父親の本性を見抜けずただ大河と父親が再び暮らせるようになることだけを喜んでいた。それは自分に父親がいないことに対するコンプレックスの裏返しからなのですが、父親の態度に不自然さを感じて、実乃梨とか母親が勝手な人物だと父親のことを警告していたにも関わらず、それをすべてスルーしてしまった。逆に言えば父親のことをそれだけ信じたかったということです。それだけに、父親のしたことは竜児にとっても許せないことなのです。

 結局、信じていた父親に裏切られた大河は、そのまま暴れるかと思いきや、確かに暴れたのですが即興のアドリブで逆に自分の背の小ささを芸に変えてその場を盛り上げてしまい、そのままミス大橋高校に選出。そして竜児の方も、その後の突発イベント、福男を決める校内一周ランニングに参加することになります。
 ……って、妨害自由というところがまたあの女生徒会長らしい豪快さだ。竜児は大河を励ますためにも、しゃにむに最後まで突っ走るが、最後に実乃梨が乱入。実乃梨が言うには、去年も同じようなことがあったということ。なるほど、2回目だったということですね。第11話で大河があそこまで父親を拒絶していたのはそういうことか。レースは二人同着となりました。

 結局、竜児も大河も身勝手な父親に振り回された文化祭でしたが、最後に吹っ切った大河の態度と、大河を励ますための竜児と実乃梨の意地の張り合いが後味を悪くないものにしています。また大河や実乃梨が今までに見せたことのない表情を見せてくれたのも良かった。いつもの何かに噛み付いているかのような表情ではなく本当に優しい表情をしている美少女としての大河とか、いつもの演技しているかのような態度ではなく、普通に竜児と話している実乃梨とか。

 どうせなら竜児たちが父親にけじめをつけさせるところも見せて欲しいと思うのですが、これは流石に蛇足でしょう。

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2008年12月21日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #12 「宇宙で待ってる」 (12/21)

 今回のサブタイトル、普通は「(うちゅう)で(ま)ってる」と読むのでしょうが、ガンダムシリーズ伝統の読み方だと「(そら)で(ま)ってる」となるのでしょうね、と限りなくどうでもいいことから話を始めます。

 今回の話は沙慈とルイスの決定的な破局ということですね。アロウズのパイロットであるルイスと、ガンダム(オーライザー)のパイロットになった沙慈。互いの居場所を知り、ともに慟哭する。特にルイスは、沙慈の隣の家に刹那が住んでいたことから、沙慈も以前からソレスタルビーイングに関係していたと思い込んでしまいました。これは誤解なんですが、後付けとはいえ状況証拠としては十分だし、なにより証拠があるなしではなく、ルイスがそう思い込んだということが重要。沙慈への思いを断ち切るために、携帯電話(この時代にもケータイはあるのか)の沙慈との写真を全件消去してしまいました。
 沙慈の方も、理不尽だと分かってて刹那に当たることしかできない。沙慈はルイスがソレスタルビーイングとの復讐のためにアロウズに参加したと推察しますが、刹那の「戦って取り戻せ」と言う言葉を人殺しにしろとしか受け取れない状態です。もともと沙慈は、優しいだけが取り柄の現代っ子で戦いが嫌いなのですが、刹那も不器用なタイプですから。
 思いつめるあまりオーライザーに乗ってルイスのところに向かおうとする沙慈ですが、実行直前になってティエリア達の言葉が。自分の短慮でカタロンの人たちを戦いに巻き込んでしまった後悔から、発進できませんでした。やはり本質的には優しくて非情になり切れない奴なんですよね。

 オーライザーを装着したガンダム00のトランザムは、信じられないほどの性能を見せました。特にやった、と思ったはずのリヴァイヴの攻撃を避けた量子化という技術は、まるで忍法身代わりの術か影分身か、といったところですね。そこでリボンズはイノベーダーのほとんどを動員してダブルオーの鹵獲に向かう。
 また、声をかけた王留美に手を上げるなど、余裕が無くなってきていることを示す描写も目立ちます。リボンズにとっても、ダブルオーのツインドライブシステムは想定外だったということでしょう。

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魔法先生ネギま!~白き翼~ CDドラマ 「言っておきたいことがある」 (12/17)

 魔法先生ネギま!~白き翼 ALA ALBA~ OADと連動して発売された新規撮り下ろしドラマCD「言っておきたいことがある!」を視聴しました。いやCDだから、視聴はおかしいか。
 原作準拠のシナリオでドラマCDということで、視聴の際には原作の該当話を開いて聞いていました。さらには付属するレプリカ脚本を見ながらの視聴です。原作そのものではなかったですが、声と音だけのドラマCDだからその辺はうまく脚本家がまとめてきましたね。話自体は原作に忠実だったおかげで新味はない代わりに違和感もなし。どの話もなかなかよくできていました。

原作20巻181時間目「言っておきたいことがある!」
 斉藤千和演じるアーニャの暴走が面白かったです。負けず嫌いと思い込みから暴走するアーニャと、そんな彼女に正面から対峙するネギの部分が見所でした。
 話的にはOAD第2話と第3話の間に入るべき話ですので、発売タイミングとしてはちょうどぴったりだったりします。さすがは赤松健プロデュース。

原作13巻118時間目「すべての想いを両の拳に!」
 ネギがクウネルの変身したナギと戦うお話。
 原作ではこの時点で明日菜たちが地下でドンパチやってるわけですが、そういう複雑な事情は一切すっ飛ばしてまほら武闘会決勝に話を絞ってきました。ナギ役は第1期で演じた子安武人さん。今回のナギは原作バージョンですので、子安さんの復帰は正当なものでしょう。
 しかし、やはりバトルはドラマCDには向かないですね。

原作18巻164-165時間目「マジカル悪戯魂♥」
 美空の懺悔室に、3-Aのクラスメートたちがいろいろ相談を持ちかけてくる話。美空のボイスチェンジャー魔法が、ただ声色を変えただけというのがバカバカしくてGOODでした。いや、だって意味もなく別の声優が声を当てても仕方ないでしょ?
 美空が本性をあらわにしたのは13巻からで、それまでは数少ない原作の描写から悪戯好きかもしれないが真面目な人物という印象を与えていただけに、未だに現在のスチャラカな性格の美空の声を聞くと違和感があります。別に板東愛さんのせいじゃないんだけどさ…
 でも、クラスメートたちが次々とやってくるシーンはいい意味でバカバカしくて良かったです。また、音楽に第2期のものが使われているのも意外でしたがとてもはまっていて良かったです。
 今回の兼ね役は、ココネがザジ役のいのくちゆかさん。高音は五月役の井上直美さん(ひとことだけ)。そしてシスター・シャークティが小太郎役の井上麻里奈さんでした。

 というところで、今回も十分楽しかったです。

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2008年12月19日 (金)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #11 「ダブルオーの声」 (12/14)

 先週は感想を上げるのをすっかり忘れていたので、今あげて起きます。

 スイールを国ごと一瞬で消失させた衛星兵器メメントモリを破壊するため、カタロンの宇宙艦隊が攻撃に立つ。太陽光発電システムに設置されている以上、宇宙からの攻撃には弱そうですが、そこはアロウズも守護艦隊を配置しているため破壊できるか否かは「分からない」。地上からは反撃不可の大規模破壊兵器であるため、成功しようがしまいがカタロン側は攻撃するしかないんですが。
 メメントモリとはラテン語で「死を恐れるな」という意味の警句。それを大量破壊兵器の名称に使うとは悪趣味だな。

 メメントモリが起こした破壊に対しての反応は各人それぞれでしたね。サーシェスやネーナが喜んでいたり、王留美が顔色を変えたり。このことが後の展開の伏線になったりするのだろうか。
 さらに、今まで迷いがあったティエリアが、イノベーダについて仲間に話すきっかけになったと言うのも大きい。イオリアの計画よりも自分の信念と仲間への信頼の方が上回ったということになるのでしょうか。

 さて、本来はソレスタルビーイングでもなくただの一般市民であるはずの沙慈が、プトレマイオスに残ることを選択します。戦いの当事者としての刹那やスメラギたちの信念を見せられて、ある程度影響を受けたのでしょうか。その上、成り行きとはいえオーライザーに乗ることになってしまいます。それまで普通の一般市民だった主人公が成り行きでパイロットになるというのもガンダムシリーズのお約束。さすがはもう一人の主人公。

 そしてオーライザーとドッキングしたダブルオーのトランザムで、2人のパイロットの意識が戦場に拡大してしまう。このあたりの描写はニュータイプどうしの交信を連想してしまいます。もっとも人類の革新としてのニュータイプではなく、機械の力を借りての交信ですからどちらかと言うとウィングガンダムゼロのゼロ・システムに近いものですが。

 ここで重要なのは、とうとう沙慈とルイスが互いの存在を知ったということ。沙慈はルイスがアロウズのモビルスーツパイロットであることを、ルイスは沙慈がソレスタルビーイングのパイロットであることを。

 最後に、アロウズ側の作戦開始時にリヴァイヴがテレパシーを送ったらしい描写がありましたが、この受け手は演出から考えておそらくアニューのことでしょうか。やっぱりスパイだったりして。

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とらドラ! 第12話 「大橋高校文化祭【中編】」 (12/17)

 大河と父親の仲はそれなりに上手くいき、大河も父親には徐々に打ち解けようとしているようです。父親がいない竜児にしてみれば、大河と父親との家族仲が取り戻されるのは良いことなのでしょう。
 ただし、実乃梨がそのことを知って態度を急変させたのが気にかかる。おかげで竜児と実乃梨の仲がこじれてしまったけれど、大河の親友を名乗る実乃梨があそこまで憤慨する父親とはどんな人なのか。そして竜児の母親・泰子も大河パパのことは「勝手な父親」という評価。確かに今までマンションで一人暮らしをさせていながら、二人で暮らそうというのは話がいきなりすぎですが。本当なら泰子の方がワガママなのですが、ストーリーとしては父親に対する不穏当な伏線になってますよね。

 2-Cのプロレスショーは文化祭でも結構受けていたようです。他のクラスにコスプレ喫茶が多い中、そのバカバカしい筋書きと演出は確かに面白かった。なんだよその「2-Cに伝わる秘法、担任の赤い糸」というのは!?

 しかし、文化祭に来るはずの父親が結局来なくて初日は終わった。これは一体……

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2008年12月11日 (木)

とらドラ! 第11話 「大橋高校文化祭【前編】」 (12/10)

 今回ヒューチャーされた文化祭実行委員の春田浩次。文化祭に先立って、2年C組男子の意思をせっかくコスプレ喫茶に統一したにもかかわらず、その場の成り行きで「くじびき」にしたためプロレス・ショーに決定してしまうというおバカぶりを発揮。その責任をとってプロレス・ショーのシナリオを書いたりとまあノリと勢いだけで生きてるような人です。
 クラスの出し物をまとめる男子の秘密会議で、メイド喫茶にしようという提案をチャイナ服にという話題になり、竜児が大河のフラットな胸からあわててロリータ服に提案しなおすというくだりは面白かった。実乃梨のチャイナ服が見たいくせに大河のことを考えるあたり、竜児の心がどこにあるか分かりやすい。色々な服装で四分五裂した男子の意見を、祐作が「コスプレ喫茶」の一言でまとめてしまうところが凄い。それだけの前フリがありながら、くじ引きでダメにしてしまった春田浩次のおバカぶりも大したものです。

 さて、今回のテーマの大河の父親ですが、父親に仕送りを止められても会いたくないと竜児を代理に行かせる大河。そこまで父親を毛嫌いしているのはなぜかと思ったのですが……父親に感化された竜児が説得して大河を父親に向かわせますが……
 竜児が大河にあれほど説得を見せたのは、竜児曰く、自分が父親とは会いたくても会えないからだと悟ります。そして大河が父親に会うことにしたのは、竜児にそういわれたから。いい結果のはずなのに、後味の悪さが残ります……これで本当に、大河は父親と一緒に暮らすことになるのでしょうか。

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2008年12月 7日 (日)

機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #10 「天の光」 (12/7)

 ガンダム世界で宇宙からダイレクトに地上を攻撃する光子力兵器といえば、ガンダムXのコロニー・レーザーを思い出しますね。初代ガンダムのソーラ・システムやソーラ・レイも大規模破壊兵器にはちがいなかったですけど、あれは対艦隊殲滅用にのみ使われました。あとはSEEDのジェネシスが宙対地大規模破壊兵器、SEED DESTINYのラグナロクが月対宙兵器でした。

 今回は中継ぎ的なお話であり、主人公の刹那やプトレマイオスの外側で話が進んでいきましたね。連邦の再編成に従わない中東の大国、スイール王国の王宮に対して、連邦が『メメントモリ』で抹殺を謀った。一言でいってしまえばそういうことですが、先にもあげたように大規模破壊兵器の登場はガンダムシリーズのお約束であり、これにどう対処するかが主人公側の課題になります。

 ラグランジュ3に航行するプトレマイオス3を攻撃する謎のモビルスーツが1機。これがGNフィールドを装備して00を圧倒する力を見せ付けます。これは明らかにイノベーダー側の挑発ですね。さらにソレスタルビーイング側にアニュー・リターナーという新キャラが登場しましたが、王留美の紹介というプロフィールから、おそらくまず確実にイノベーダー側のスパイでしょう。

 成り行きでここまで付いて来ることになった沙慈ですが、戦争の役に立たない自分に何が出来るかを考え続けていますね。そこにマリーがやってきて相談に応じてくれますが……

 オーライザーを装備した00のトランザムのテストと、アロウズのメメントモリ発射のカウントダウンが同調しているのは演出でしょうか。この同調で、マリーは父親同然のセルゲイの危機を直感する。……正規軍のセルゲイはスイールの国境を監視していたはずですが、この演出ではセルゲイがメメントモリの巻き添えを喰ったかのように見えます。ここでセルゲイが殺される……という展開もそれはそれで面白い。なぜなら、本来はアロウズに属するマリー(ソーマ)にアロウズに敵対する理由を与えるからです。それとアレルヤの中のハレルヤが復活。こちらはトランザムのテストにおけるGN粒子の増大によるものですね。……ってことは、マリーの中のソーマも復活を遂げるのか。

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2008年12月 4日 (木)

とらドラ! 第10話 「花火」 (12/3)

 やっぱりばれていたのか、竜児と大河が実乃梨を怖がらせていたことを。
 普段怖いものが苦手なフリをしてれば、誰かが怖がらせてくれるかもしれない。それを楽しみにしていたとは、やるなみのりん。だからと言って、親友の大河にまでずっと伏せていたのはどれほどの演技力でしょうか。しかもやり方がぬるいからと祐作と組んで、大河と竜児を逆に驚かせてくれたとは。
 すると祐作のおバカな仕掛けも、やはりこれはわざとということになるのか。祐作も頭はいいけどおバカという話は、あれも普段からの演技なのでしょうか。

 亜美は竜児のお目当てが実乃梨としって、実乃梨は竜児には似合わないと言います。実乃梨は太陽で竜児は月、太陽に近づきすぎると焼き尽くされてしまうと。これは亜美なりの竜児へのアプローチのセリフですね。あこがれだけでは対等の関係に離れない。竜児と亜美は対等の付き合いができるという意味でしょう。

 事が終わっての花火で、実乃梨は普段人の嫌がることをやらない竜児がなぜ怖がらせることをするのかと質問してきます。それに対する竜児の返答は、幽霊を信じさせたかったから。幽霊(恋愛)のことをあきらめずに信じて欲しいという、奥手な竜児なりの精一杯のアプローチなのでしょう。

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