機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン #10 「天の光」 (12/7)
ガンダム世界で宇宙からダイレクトに地上を攻撃する光子力兵器といえば、ガンダムXのコロニー・レーザーを思い出しますね。初代ガンダムのソーラ・システムやソーラ・レイも大規模破壊兵器にはちがいなかったですけど、あれは対艦隊殲滅用にのみ使われました。あとはSEEDのジェネシスが宙対地大規模破壊兵器、SEED DESTINYのラグナロクが月対宙兵器でした。
今回は中継ぎ的なお話であり、主人公の刹那やプトレマイオスの外側で話が進んでいきましたね。連邦の再編成に従わない中東の大国、スイール王国の王宮に対して、連邦が『メメントモリ』で抹殺を謀った。一言でいってしまえばそういうことですが、先にもあげたように大規模破壊兵器の登場はガンダムシリーズのお約束であり、これにどう対処するかが主人公側の課題になります。
ラグランジュ3に航行するプトレマイオス3を攻撃する謎のモビルスーツが1機。これがGNフィールドを装備して00を圧倒する力を見せ付けます。これは明らかにイノベーダー側の挑発ですね。さらにソレスタルビーイング側にアニュー・リターナーという新キャラが登場しましたが、王留美の紹介というプロフィールから、おそらくまず確実にイノベーダー側のスパイでしょう。
成り行きでここまで付いて来ることになった沙慈ですが、戦争の役に立たない自分に何が出来るかを考え続けていますね。そこにマリーがやってきて相談に応じてくれますが……
オーライザーを装備した00のトランザムのテストと、アロウズのメメントモリ発射のカウントダウンが同調しているのは演出でしょうか。この同調で、マリーは父親同然のセルゲイの危機を直感する。……正規軍のセルゲイはスイールの国境を監視していたはずですが、この演出ではセルゲイがメメントモリの巻き添えを喰ったかのように見えます。ここでセルゲイが殺される……という展開もそれはそれで面白い。なぜなら、本来はアロウズに属するマリー(ソーマ)にアロウズに敵対する理由を与えるからです。それとアレルヤの中のハレルヤが復活。こちらはトランザムのテストにおけるGN粒子の増大によるものですね。……ってことは、マリーの中のソーマも復活を遂げるのか。
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