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2008年11月 2日 (日)

[考察] ネギま!のヒロインは守るヒロイン

 どういう風にまとめようか考えているうちに時期を失した感があるのですが、220時間目のラカンがネギに黄昏の姫巫女の話をする件(くだり)を読んでいくうちに、とても気になった点がありました。
 当時の展開からある程度の予想はついてしかるべき問題でした。ですが、当時私はある持論を展開していた直後の時期だったので、これをまとめるのはかなりめんどくさいことになるだろうなあと躊躇しているうちに時期を見失ってしまったものです。
 ですが、いつまでも戸惑ってばかりでは仕方ないので、ここでそのとき感じた「気になったこと」をまとめてみたいと思います。

 以前私は、ネギま!のヒロインを以下のように定義したことがあります。

 もともと「ネギの父親探し」を本筋とするネギま!の物語のなかで、ヒロインの果たすべき役割は、一人でいるとどこまでも無茶をするネギを支え、ときにはその背中を後押しし、ときには強引にでもその無茶を引き止めることでした。いわば、ネギの代わりにネギの行き過ぎを判断するお目付け役ですし、実際にネギま部(仮)はそれを目的として設立されました。

 [考察] 千雨はなぜ魔法世界編のメインヒロインになれたのか

 読んでもらえれば分かるとおり、これは主役であるネギを守るためにあるヒロイン像です。実際にネギま部(仮)にはのどかや千雨など、直接的な攻撃手段を持たない仲間たちもいますが、それでも彼女たちはネギの後を追って魔法世界に付いていくのです。千雨などは、付いてくることをネギ本人に望まれてすらいました。
 ネギの本来の目的である父親探しにはあまり役に立たないこれらクラスメートたちがそれでもネギの後についていったのは、既に何度も述べたとおり自分たちがついていくことでネギが無茶することを抑えるためでもあるからです。実際、魔法世界への扉の存在を知って真っ先にウェールズへすっ飛びそうになったほど猪突猛進な一面を見せたネギが、

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 実際の魔法世界訪問の計画ではわずか1週間程度の、それも首都メガロメセンブリアおよびその周辺の観光地めぐり限定にまで話を抑えています。

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 それは明日菜たちネギま部(仮)がついていくことによって、ネギの「みんなを危険な目にあわせるわけにはいかない」という責任感に訴えたからです。それは結果としてネギ自身をも危険から遠ざけることにも繋がります。その意味では、のどかや千雨などの戦闘では足手まといにしかならないと思われるメンバーも、立派にネギを守るヒロインということができます。
 (ネギたちが魔法世界でバラバラにされて大サバイバル冒険を繰り広げる羽目になったのは、あくまでフェイト一味との遭遇という不測の事態に遭遇したからに過ぎない)

 そして明日菜が「ネギま!」という物語のメインヒロインとされているのは、この「ネギの事情を知り、ネギの背中を後押ししてネギに協力し、ネギの無茶を引き止める」役割をもっとも初期から、

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そして中心となって

Negima_ron0905

果たしてきているからです。

 すなわち、明日菜は「ネギま!」の作品コンセプト、「31人いるクラスメート全員がヒロイン」の代表格なのです。

 

────220時間目までは。

 (続きは明日か明後日あたりに)

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