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2008年11月30日 (日)

[考察] 明日菜が解放される可能性

 最近仕事が急場というか修羅場に差し掛かり、またネタも途切れがちであるためなかなか感想・考察をアップできません。そんな中ほとんど何も考えずにアップできる毎週のアニメの感想は自己満足に陥りがちですが、このおかげで文章を書く感覚を忘れずに済んでいます。

 そんな中、MasaxaさんのBLOG「網創漠蓄」に興味深い考察が

 推測・明日菜はどうやって合流できるか?

 フェイト・パーティに明日菜が攫われて、しかも栞のアーティファクト「偸生の符(シグヌム・ビオレケンス)」によってネギ・パーティがそれに気付いていないという状況下で、それでも明日菜がネギ・パーティに合流することがあればどんな展開か、を推測したものです。

 ここでMasaxaさんは、推測されるケースとして

 1.明日菜のバッチの反応から仲間がやってくる
 2.記憶を取り戻した明日菜が自力で脱出する
 3.未来から超(チャオ)が救出にやってくる

 の3ケースを提示したわけですが、気付いていないのかあり得ないと判断したからなのか、可能性は低いながらも必ずしも無視できないケースが存在します。
 すなわち、

 4.敵の方から明日菜を解放する

 というケースです。

 
 

 もちろん、フェイト自らが明日菜を開放する可能性は限りなく低い。現時点で判明したフェイトの目的が「黄昏の姫御子を使って」世界の始まりと終わりの魔法を唱えることだと考えると、全くあり得ないと言い切って構わないでしょう。

 しかしここで忘れてはいけないのは、フェイトにとって明日菜を手に入れるということは、本来なら作戦の予定外であり、望外の出来事なのです。

 (前略)しかしその前の回では、フェイト・パーティがネギ・パーティとかち合ったのは全くの偶然であるとフェイト自身が述べています。
Negima_ron0527
 ……全くの偶然だと? 本当か?

 『[考察] 明日菜が帰れなくなる理由』より

 そこで私はそこからフェイト側の事情を考察し、フェイトにとって明日菜とは「いなくても支障はないが、いればより計画を確実に遂行できる存在」であると推測しました。
 つまりフェイトにとっては、当初明日菜は計画のうちに入っていなかったのです。

 さらにそこから、私はフェイト・パーティには、明日菜の代わりとなる人物が存在することを推測しました。

 (前略)つまり、
 神楽坂明日菜(黄昏の姫巫女)以外にも、完全魔法無効化能力者は存在する
 のです。

 極めて危険と評される完全魔法無効化能力者を魔法世界が監視や保護をしていないとは考えにくいのですが、その完全魔法無効化能力者を、もしフェイト一味が独自に発見して仲間に加えていたとしたらどうなるか。フェイトにとって、明日菜は確かに「いなくても支障はないが、いればより計画を確実に遂行できる存在」となるのです。
 
 『[考察] フェイト・パーティにいるもう一人の神楽坂明日菜』より

 そしてさらに妄想の輪を広げて、私はこの明日菜の代わりとなる人物が、明日菜の身代わりとして作られたクローンではないかと推測しました。これは明日菜本人の確保ができていなかった当初のフェイトにとっては、あり得ないことではありません。フェイトにとっては偽者でもなんでも、「世界の始まりと終わりの魔法を唱える」という目的を果たすためには、黄昏の姫御子を用意することは必須だからです。

 しかし現在、フェイトは本物の黄昏の姫御子を確保しています。……ということは明日菜の身代わりとして作られたかもしれない彼または彼女(以後「彼女」に統一)にとって、この状況はどういうことになるのでしょうか?

Negima1001

 そう、本物が確保できた以上、偽者である彼女はフェイトにとっては必ずしも必要な存在ではなくなってしまったのです。それどころか彼女の視点から見ると、明日菜がいる限り自分はフェイト・パーティにとって「いらない子」になってしまっているのです。

 すなわち、「黄昏の姫御子を使って世界の始まりと終わりの魔法を唱える」という目的の下に行動するフェイト・パーティの内部において、
 彼女だけは明日菜を解放する動機を持っている
 のです。

 フェイトの監視下から明日菜をわざと取り逃がし、その上でフェイトには、儀式に自分を使うことを訴える。それは作られた彼女にとっては、自分のアイデンティティを訴えるためのせめてもの主張なのかもしれません。もちろんその場合には、明日菜は自分のクローンがフェイト・パーティ内にもいることを知ることになります。それは明日菜を守るだけでは、魔法世界を守ることには繋がらないことが判明する瞬間です。すなわち本物の明日菜が合流しようとしまいと、ネギたちはフェイトの野望を砕くためには攻め続けるしかないということになります。

 これはもちろん、仮定に仮定を重ねた上での推論ですので、本編の展開が必ずしもこうなるとは限りません。というか、この手の展開予想は外れるのを覚悟しておこなうべきでしょう。本編の「ネギま!」が、予想は裏切っても期待は裏切らない、予想の斜め上の展開を見せてくれることを期待します。

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