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2008年8月10日 (日)

[考察] ネギま!のもう一つの主題

 「ミルクティー なんでもかんでもミルクティー 子供みたいだ」
 「これだから英国人(ブリティッシュ)は」
 謝れ! 全ての英国人とミルクティー派に謝れ!

 「へぇ よくもそんな 無粋な泥水を 日に7回も胃に 流し込めるね」
 謝れ! 全世界の珈琲党に謝れ!

 いやあ、今週号(222時間目)のネギま!は面白かった。ネギとフェイトが珈琲・紅茶論議を行っているところがサイコーでした。お互いに仲良く歓談できないことを分かっていての席上で、珈琲と紅茶の嗜好にかこつけて言葉の裏で相手をけなしあう。こんな陰険な会話を楽しむことができるようになったのは、ネギ君の成長の成果でしょう。少なくとも、麻帆良にやってきた頃の優等生のネギからは予想もつかなかったことです。

 それより個人的に驚いたのは、フェイトが珈琲を嗜んでいるということ。フェイトは6巻の時点で、エヴァに「人間ではない」と評されています。人工的な動きという言葉から、おそらくはチャチャゼロのような魔法生物か人工生命体かと予想していたのですが、それが珈琲を嗜んだり、2回も殴られたからとネギにこだわったりと、妙に人間くさい面をみせています。こいつ本当に人工生命体か、設定が変わったんじゃないのか? という疑問がぬぐえません。209時間目の「僕たちはそのために作られた」という言葉から人工生命体説も無くなった訳ではないはずなのですが。

 とまあ、前置きはこのぐらいにして、

 実は今週号のネギま!を読んで嬉しかった。やったと叫びたかったぐらいです。
 というのはこのシーン

Negima_ron0501

 ついに魔法世界編の本題に入ったか!?
 [考察] 魔法世界編とは神楽坂明日菜編であるの記事で予測したことが、とうとう始まったかという面持ちでした。

 私があの記事で述べたことは、要約すると

 (1) 明日菜はネギの背中を押して無茶を止めるというヒロインの役割を果たすことができない。
 (2) それは明日菜自身が物語を抱え込んでいるからだ。
 (3) フェイトの目的には、大なり小なり明日菜の正体が関わってくる。
 (4) これから明日菜は、麻帆良の日常に帰れるかどうかを問われる展開になる。
 (5) そのときこそ、まき絵たちクラスメートの出番がやってくる。

 というものです。そのうち(1)と(2)は私なりの考察であり、(3)から(5)までが考察に基づいた展開予測ですが、そのうちの(3)が見事的中したという形になったことは我ながら驚きました。

 いやあ、ここまで見事に展開予測が的中したのは、TVアニメ版「大運動会」ネリリ星人の登場を予測したとき以来でしょうか。って、10年以上前の作品じゃないか…orz

 それはさておき、私が魔法世界編が明日菜編になると予想できたのは、本来の本筋である「ネギの父親探し」が魔法世界編では脇筋に追いやられているのはなぜかという疑問に答えるため([考察] 魔法世界編は本筋をないがしろにしているのか)だったからなのですが、実はもういくつか理由があります。というか、むしろこれがあったからこそ予想できたというべきでしょう。

 実はネギま!には、「ネギの父親探し」という主題・本筋の他に、もう一つ隠された主題(テーマ)が存在するのです。それは普段は本筋を形成して話を引っ張るほどの強さを持ってはいませんが、これが無いと「ネギま!」という作品が成り立たないというほど大事な主題です。あえて言うなら、「ネギの父親探し」を小テーマとするならこちらは大テーマといったところか。

 うまくまとめられるかどうかは分かりませんが、次回はそれについて述べてみたいと思います。

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