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2008年8月17日 (日)

魔法先生ネギま!~白き翼~ 第1話 「ネギま部(仮)増殖中♥」 (08/12)

 テレビ規制や大人の事情を気にしないで済む、魔法先生ネギま!のOAD版をやっと鑑賞しました。さすがはOADだけあって画面がきれいで凄く良く動く。モニター画面が24型でよかったなあと思える作品でした。

 原作完全準拠ということで作画も原作のものにリファインされているのですが、さすがはシャフトというべきか新房監督というべきか、画面の崩し方やカットの切り替えの仕方、張り紙ネタなどにところどころ「らしい」ところがありましたね。おかげで赤松作品とシャフト作品のハイブリッドという印象を受けました。こんなアニメが見たかったと絶賛するファンがいる一方で、本気になってもこの程度かと期待はずれを表明するファンもいたのは、隠そうとしても隠し切れないシャフトの個性というものが見えてしまっていたからでしょう。

 ただし、私自身はこのシャフトの個性というものを否定するつもりはありません。個性というかこだわりというべき我が強くなければいい作品を作れないというものもまた事実。理屈やセオリーを超えた名作というものは、そういう制作側の個性に依拠している部分が大きいからです。ただ単に原作をアニメに置き換えただけの話は、原作の面白さを生かしきれないと思うのですよ。私は機械的に翻案されただけの作品は見たくない。
 だから逆に言えば、原作準拠というからには中途半端なこだわりで終わらせて欲しくない。例えばパクティオーカードの裏側がスタチャ版というのは、見過ごすにしても辛いところです。あとは、鳴滝姉妹や運動部がダッシュするときに、足がぐるぐるになるところですね。ああいう漫画的省略表現は原作にはなかった描写ですから、完全準拠というにはちょっと辛いところです。「神は細部に宿る」という言葉もあることですし。

 でも本当に面白かった。原作準拠とは言っても原作で略されたシーンを補完している箇所もあって、例えば点呼を呼んでいるシーンがそれ。原作ではふきだしだけでどんな点呼だったのか作画されていなかったものがそれっぽく描写されていたのは面白くたのしめた。特に恥ずかしそうに手を挙げる千雨の態度とか。
 後はあやかの襲撃をポンポンいなす明日菜とか。あやかの天地分断掌の描写なんて、単なる一般生徒の範疇とは思えないほど凄い表現だし。それを軽くいなしてしまう明日菜の表現もまたよろしい。ギャグでごまかしていますが、いつの間にか明日菜においていかれたあやかの寂しさが声優の演技にも感じられて良かったと思います。

 30分で3570円が高いか安いかは人それぞれでしょうが、私は良い作品だったと思います。

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