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2008年7月27日 (日)

[考察] ネギま!ヒロインを勝手にランク付けしてみた

 [考察] 承認するヒロインたち
 [考察] ヒロインの条件
 [考察] 次のヒロインは誰だ
 の続編です。

 もうこの際ですから、クラスメート全員のヒロイン度も独断と偏見で勝手にランク付けしてしまいましょう。
 なお、この際のランク付けの基準は、今までの記事で論述したとおり、

 A.ネギによってそのあり方を変えられたことがある
 B.ネギの考えやあり方に影響を及ぼしたことがある
 C.ネギと対等な関係を築いて互いを高めあっている
 D.ネギの重大な決断を承認したことがある

 の4項目とし、各項目を○(3点)△(2点)▲(1点)で評点しました。×(1点)にすると無印(0点)より悪いと勘違いしてしまう可能性がありますので。
 ただし、C.は項目の性格上、これを満たすと必然的に項目A.とB.も満たすのでそのように採点してます。
 本当はこれに、

 E.ネギより大切な問題を抱えていない

 という項目が加わって15点満点にするべきなのですが、これを入れると原作でほとんどネギとの絡みがないザジや美空が3点を獲得してしまうというわけの分からない結果になってしまうので今回は考慮の枠外とします。私の好きなキャラである千雨が1位になるというメリットもあるのですが……
 
 それでは採点を表にまとめてみました。

 
 
合計
相坂さよ
明石裕奈
朝倉和美
綾瀬夕映 11
和泉亜子
大河内アキラ
柿崎美砂
神楽坂明日菜 12
春日美空
絡操茶々丸
釘宮円
古菲
近衛木乃香
早乙女ハルナ
桜咲刹那
佐々木まき絵
椎名桜子
龍宮真名
超鈴音
長瀬楓
那波千鶴
鳴滝風香
鳴滝史伽
葉加瀬聡美
長谷川千雨 12
Evangeline A. K. McDowell
宮崎のどか
村上夏美
雪広あやか
四葉五月
Zazie Rainyday
○(3点)△(2点)▲(1点)

 相坂さよはクラスに知られるきっかけこそはネギが絡んでいましたが、それ以降は朝倉との絡みが中心になってしまったのでこのあたりでしょう。

 裕奈はクラスの中でもにぎやかしの1人として目立っているのですが、意外にもネギと影響を及ぼす関係のシーンは見当たりませんでした。これは同じにぎやかしの朝倉とハルナにも言えることで、彼女たちは魔法バレ生徒なのに魔法バレの前後で価値観やスタンスが変わったということもありませんでした。
 というか裕奈、唯一の主役の話にネギとの絡みがまったくないってどういうことなのよ。

 ただし、朝倉はパルや裕奈と違って大人の考えができるキャラですので、ネギ・パーティにおいてはいざというときの相談相手にもなっています。そのため、B.は少し高めに採点しました。

 夕映はヒロインの資格十分ですのでこのあたりでしょうか。魔法の勉強においてネギから直接教わることでネギにも良い影響を与えているのでC.も満点です。D.の評点が低いのは、承認後の行動において明日菜がネギま部(仮)をつくったり千雨がネギの看病をしたりとその役割をしっかり果たしていたのに対し、夕映の場合は遠くから見守ることしかできていなかったからです。ネギの成す悪を夕映がこれからどう受け止めていくかが課題でしょう。

 亜子はナギ(ネギ)に惚れることでキャラのあり方が変わったキャラですが、ネギの方が子供ということで恋愛ごとが分からないためこのあたりか。千雨との相談でも今は他にやることがあるから考えるな! でしたし。第一亜子がネギに打ち明けるまで、ネギの方が亜子の恋心に全く気づいていませんでしたので高めあうことすらできていない。亜子やのどかのように恋愛ごとでネギと絡む場合は評点が低くなるのが辛いですね。

 アキラは運動部4人組の中ではサポートキャラで、今は亜子のサポート役にまわっています。魔法世界に来て奴隷境遇に落とされても彼女自身のあり方や考え方が変わったことはありませんでした。B.で1点つけているのは、彼女の主役話(サイレント回)でネギに1度頼られたから(ただあの話は、18巻の中でも浮いてたからなあ)。
 この評価基準だと、ネギとの直接的な絡みが少ないキャラは評点が低くなるのが辛い。動物好きで背が高いという設定からモデルは榊さん(「あずまんが大王」)だと思われるので、かわいい女の子になりたいという話で絡んでみせてほしかった。

 柿崎、釘宮、桜子のチア3人組はネギとの絡みがほとんどないため全員0点。釘宮にいたっては小太郎の方に興味がいってるし。

 明日菜はメインヒロインとして堂々の貫録勝ち。

 美空は本来ネギとは関わりあいたくないキャラなのですが、意外にも神父に変装したときに的確なアドバイスを与えたことがあったので1点。惜しむらくはネギが美空と知って相談したわけではないからということですね。

 茶々丸はロボットなのにネギに恋したことで超やエヴァすら驚く成長を見せていました。ただし、魔法世界のケラベロス大樹海のときに、茶々丸の忠告をネギがほとんど聞き入れることがなく、ネギの無茶を止めることができませんでしたのでB.の採点は低めです。

 古菲ですが、彼女は強くなりたいというスタンスそのものは変わっていないものの魔法バレすることで気を意識した戦い方を知ることができましたし、ネギの拳法の師匠としてネギの戦いかたに幅を持たせてくれてもいます。C.にも1点入っているのは、まほら武道会の対真名戦で、弟子であるネギに戦い方を教えると言っておきながら諦めかけていたときに、ネギの応援で立ち上がることができたという点を評価したからです。いわゆる「弟子に教わる」ことを体現した名シーンですね。
 ただ彼女自身は魔法の世界の戦い方を知っても、それをネギから得ることができません。気を意識した戦い方は楓から教わっているのでしょう。拳法をネギに教えるだけといえなくもない。

 木乃香は魔法バレしてから、魔法の世界における治癒術師を目指すという自分の進むべき道を見つけ出しました。また刹那と仲直りができたのもネギ(と明日菜)のおかげともいえるでしょう。ただし性格に軽いところがあるせいか(「ネギくん丸洗い券」ってなんなんだよ)ネギの方から木乃香を頼ると言うシーンが見つかりません。今のところ、高めあうという関係からはほど遠い状態です。

 ハルナは先ほども説明したので省略。魔法世界に来てから水を得た金魚のように一番生き生きしていることは認めるので、サービスしてA.に1点です。

 刹那が自分の生まれを克服し、木乃香との仲直りができたのはネギ(と明日菜)のおかげですし、本人もそれを認めています。明日菜や楓の代役とはいえネギに説教をしたこともありましたし、また20巻ではネギと実戦稽古を務めているシーンもあります。お互い真面目なたちですので、ネギとは気性が合うのでしょう。

 まき絵は前回の記事でも説明したとおり、1度だけですが確かにネギと互いを高めあった経験があります。

 真名はネギから龍宮隊長と呼ばれるぐらいに畏敬の念を払われているのでB.に2点。ネギから影響をうけたことがあるようには見えませんが、意外にも仕事人である真名がネギに気を使って報酬を受け取らなかったことがあるのでA.にも1点です。

 超はネギに善でもなければ悪でもない戦いをしかけてネギの考えに影響を与えました。しかしネギの方が超にできたことはただ超の行為をくい止めただけで、もともと超自身が負けたときには未来に帰るということを事前に決めていたこともあって、超の信念を劇的に変えるまでには至りませんでした。超は歳の割には堅物だとネギのことを評していましたが、彼女自身もなかなか信念を曲げない堅物だと言えるでしょう。

 楓はエヴァ事件のとき、森の中でさまよっていたネギを保護して立ち直らせたことがあります。ただし、楓自体はキャラクターとして完成しているため、ネギの方から楓に影響を与えるということはありません。五月もそうですが、完成した大人キャラクターを持つヒロインはネギに影響を受けて高めあうことができないのです。

 千鶴はネギとの関わりが低く、夏美とともに小太郎の方に関係が深いキャラですね。おまけに母性キャラということでキャラクターとしても完成しており、この採点基準だと評価が低いのは仕方ありません。

 鳴滝姉妹も0点。唯一の主役回でも内容のほとんどが他のキャラの紹介という形で終わってしまいましたし。よく出てくる割には他のキャラに活躍の場を取られてあまり目立てない、個人的には一番不遇なクラスメートではないかと考えています。

 葉加瀬もネギとの絡みがほとんどありません。唯一の主役回では茶々丸の方と絡んでましたし、超鈴音事件では超のサポート役で終わってしまい、彼女自身の信念がどうだったのかは全然描かれていません。友人である超に興味があったから手伝ったという感覚ぐらいでしょうか。

 千雨はネギとの絡みで成長したキャラです。唯一の弱点であった「互いに高めあう」という項目もネギの闇の魔法の習得で最後までネギの看病をやり遂げましたし、ギリギリの判断を行うことで精神的にも成長しています。全項目満点でも問題はないと思います。

 エヴァの場合はネギの師匠としてきちんと指導をおこなっていること、さらに魔法バレ生徒限定とはいえ元一般人のクラスメートとそれなりに会話できるほど打ち解けてきており、ネギま部(仮)の名誉顧問を引き受けるなど、明らかにネギと関わることで性格が丸くなってきています。完成した大人のキャラを持っているためネギから直接影響を受けることは少ないのですが。
 ただし、エヴァと本当の意味で対等の友人関係を結んでいるのは、クラスメートの中でも明日菜だけでしょう。他のクラスメートはただ単に怖いもの知らずというべきですし、刹那はエヴァの実力を知っているためか自らを格下と位置づけています。超はエヴァとは対等の関係を結んでいましたが、こちらは友人関係というよりはギブ・アンド・テイクの打算の関係でした。

 のどかはネギに恋することで、気が弱くすぐに気絶する引っ込み思案な女の子から、勇気を持って積極的にネギにアプローチする恋する女の子へとどんどんクラスチェンジしていっています。ただし先ほども述べたように、肝心のネギの方が恋愛ごとに関心を向ける余裕がなく、活躍の割には評価が低くなっています。
 彼女も夕映と一緒に魔法の勉強を行っているのですが、実際には彼女自身が道具に頼らずに魔法を成功させたシーンがないため、のどか本人には実は魔法の適正が無いのではないかという疑問もあります。実際に78時間の勉強を終えても、実践のほうがまだだと言ってますし……。

 夏美はネギとの絡みが少ないので0点。麻帆良祭の出番もパンチラで誤魔化されてしまいましたし、魔法世界編でもネギよりは小太郎の方に関わってきていますからね。

 いいんちょことあやかは……ネギとの絡み自体は多いのですが、残念ながらネギに影響を与えたこともネギからあり方を変えられたこともありません。当初からショタコンでネギ一筋であり、ネギのためならどんな難題も聞き入れ、最近では自家用飛行機にネギのペイントを塗るなどさらに悪化しているような気もします。ネギの方も対超戦で彼女の偏愛を利用したことがありますし。彼女の役割は、どちらかというとクラスのリーダーとしての役割と明日菜の相手役としての出番の方が重要な気がします。もしかしたら、クラスメートの中ではヒロインには一番遠いキャラかもしれません。

 さつきは一度だけ、ネギがヘルマンの言葉に嘘の頑張りだと落ち込んでいるときに「それは立派にあなたの力です」とネギの今までの行為を肯定してくれました。今から思えば、これは立派な「悪の役割の肯定」の言葉であり、ネギま!が決して単純な勧善懲悪の物語ではないという伏線にもなっています。それがこんなに早くから言い出されていたというのは、その構成力にはおどろかされます。

 そしてザジですが、彼女にはネギとの絡み自体がないため0点。何しろネギとの会話が原作9巻の営業スマイルまでありませんでしたし、その後もネギと直接会話したシーンすら存在しません。彼女と会話を成立させているあやかがいかに凄いクラス委員長か良く分かるというものです。

 

 というわけで、大体こんなものでしょうか。
 クラスメートの中ではヒロインキャラとその他のヒロイン候補の差が離れすぎていますが、項目D.がなければ明日菜たち3人のヒロインが9点満点で、刹那やのどかの7点とあまり大差はありません。いかに承認したことがあるという事実がネギま!ヒロインとして重要かよく分かります。

 ところで実は、クラスメートという枠を外して考えると、その刹那やのどか以上にヒロインの条件を満たしているキャラが存在するのです。
 (というところで、次回最終回

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コメント

わかってはいましたが、いいんちょ‥‥。
彼女ってネギを含めて事実上誰とも本音同士で接してませんよね。
アスナも今となっては微妙だし、同居人からは小太郎の件で騙されてるし、
運動部やチアからは今回完璧に利用されただけですし‥‥。
実は「ヒロインから遠い」というより「クラスで孤立」してません?
いつか魔法バレしたらこういう状況も変わるんでしょうか。

投稿: | 2008年7月27日 (日) 12時56分

>彼女ってネギを含めて事実上誰とも本音同士で接してませんよね。

うーん、否定できない。
いい人なのは分かりますし私も好きなキャラなのですが、どうにもクラスメートに利用されている感があるんですよね。
3-Aに欠かせないキャラであることには間違いないんですが。

投稿: JUN | 2008年7月27日 (日) 16時02分

> いい人なのは分かりますし私も好きなキャラなのですが、どうにもクラスメートに利用されている感があるんですよね。

というより、「いい人だから利用されてる」んでしょうね。
しかも本人がそれをあまり自覚していないか、少なくともあまり気にしていないわけですよね。
どうも3Aというか作中世界全体として、彼女は「適当に利用して構わない存在」扱いされてる気がします。
いつの間にか人気まで落ちてきてるようですが、今後大丈夫かな……。

って、ヒロインランクの話からどんどん離れてましたね。
失礼しました。

投稿: 上の名無し | 2008年7月27日 (日) 23時22分

上の名無しさん
>というより、「いい人だから利用されてる」んでしょうね。
女が男に下す評価で「いい人」とはどうでもいい人という意味ですが、女同士の関係でもそういうものなのでしょうか。
魔法世界に関わっていない一般人なだけに、どうしてもネギと深く関われない立場ですからね。
明日菜の相手役としての評価なら、十分合格点なのですが。

投稿: JUN | 2008年7月28日 (月) 00時45分

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