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2008年7月28日 (月)

[考察] 4人目のヒロインとは

 ネギのヒロインについて考えるシリーズ 
 [考察] 承認するヒロインたち
 [考察] ヒロインの条件
 [考察] 次のヒロインは誰だ
 [考察] ネギま!ヒロインを勝手にランク付けしてみた
 の最終回です。

 「魔法先生ネギま!」は、クラスメート31人全員がヒロインであることがウリの作品でした。
 実際に連載第1話でいきなりクラス名簿を見開きで描いており、そこに各キャラの所属部やらタカミチの書き込みやらを描くことにより、クラスメート31人全員に詳細な設定が用意されているらしいことが、読者にも良く分かるようになっています(実際には連載中に変更になったらしい設定がいくつか見受けられるが、この際それは無視します)

 ところがヒロインの条件を「ネギの背中を後押しし、ネギの無茶を引き止める者だ」と定義しなおすと、別にヒロインをクラスメート限定にする必要はありません。ネギの事情を理解し、ネギの立場を十分に斟酌した上で、一人でどこまでも突っ走るネギを引き止めるお目付け役の役割を果たせるのなら、それは途中から話に参加したキャラでも十分にネギのヒロインの条件を満たします。

 そしてその視点でクラスメート以外のキャラを見てみると、実は刹那やのどか以上にヒロインにふさわしいキャラクターが既に登場しているのです。
 それはネギの幼馴染として初回から登場し、魔法世界編を開始するに当たって鳴り物入りで登場したアーニャことアンナ・ユーリエウナ・ココロウア……

 
 
 
 
 
 

 ……ではありません。

 確かにアーニャはネギの面倒をみてきたという発言がありますし、アーニャがいなかかったらネギは魔法学校で周囲の目をごまかして禁呪を学ぶなんてことはできなかったでしょう。

Negima_ron0325

 その意味ではネギを支えてきたキャラであることは間違いありません。
 またアーニャ自身もネギを支えるために、じっくりと自己研鑽に励んでいたことも明言しています。

Negima_ron0326

 それはいつまでもネギより優位に立ちたいという子供っぽい感情の発露ではありますが、確かにネギの存在はアーニャにも影響を与えていました。
 そしてなんといってもアーニャが他のクラスメートと違っている点としては、クラスメートキャラは基本的にネギの事情を知って手伝っているというスタンスであるのに対し、アーニャはネギと目的を(本当の意味で)共有してるという一点に尽きるでしょう。なにしろあの雪の日の事件で石化された村人の中には、アーニャの母親も混じっているのです。つまりアーニャは当事者の一人なのです。

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 クラスメートが魔法世界に関わることをあれほど渋っていたネギが、アーニャに対しては「僕達の」と言っています。それはつまり、父親の後を追うことについてアーニャだけは始めから関係者だと認識しているのです。

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 したがって、ネギが麻帆良学園にいること、闇の魔王エヴァンジェリンに師事していること、クラスメートたちと魔法世界にいくこと、それら全てをひっくるめた現状をアーニャに説明したのは決してその場しのぎの説得ではありません。ネギの現状の承認をアーニャに委ねたのです。ネギとアーニャには、確かにヒロインと呼ぶに相応しい結びつきがあります。

 しかし、惜しむらくはネギとアーニャの関係の構築においては、作中で直接描かれたものが少ないということでしょう。「ネギま!」という物語のヒロインをランク付けするにあたり、直接物語で描画されていないことを以って評価を決めるのは筋違いでしょう。したがって、敢えて前回と同じ表で評点するならば、

合計
Анна Юрьевна Коколова

 最大限評価してもこのあたりか。
 確かに刹那やのどかと比べても見劣りしませんが、超えていると言うほどではありません。もっとヒロインに相応しいキャラはいるのでしょうか?

 
 

 実は存在します。

 そのキャラは、ネギによってそのあり方を変えられており、

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西洋魔術師嫌いのはずなのに、西洋魔術師の本拠地である麻帆良学園に転校

 

 ……ネギの思考にも十分な影響を与え、

Negima_ron0330
ネギのはまった「アホっぽさ」の元凶はこの人

 

 ……さらには同い年の友人として互いに研鑽に励み、

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 ……そしてネギの決心を承認して立派に役割を果たしています。

Negima_ron0332
クラスメートの救出に直接関係無いラカンの弟子入りに対して

 

 表にすればこのぐらい。

合計
犬上小太郎 10
 

 そう、ネギま!の4人目のヒロインとは、犬上小太郎だったのです!


Negima_ron0333
「ちょっ待てぃ! 誰が誰のヒロインやて!?」
「で、でも、コタロー君いつも僕にべったりだし」


 オチがついたところで、お終い。

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