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2008年4月20日 (日)

xxxHOLiC◆継 第3話 「朋分 ハンブン」 (04/1)

 女郎蜘蛛に右目を食べられてしまうお話。

 今回の話で四月一日が分からなければならないと侑子が言ってたことは、話の展開からみて明らかに「四月一日は自分のことを簡単に投げ出してしまう」ということ。それが常によいことではなく、自分を粗末にする人は、自分を大切に思っている人がどう思っているのかを考えていないということ。

 ここでなぜ四月一日が自分のことを簡単に投げ出してしまうのかと考えてみたけれど、実は四月一日って主役キャラのくせに意外と過去のエピソードとか家庭環境とかほとんど出てこないんですよね。アヤカシが見える目を持っていて、アヤカシを見えなくするための対価で侑子のもとで家政婦のようにこき使われているということ以外には。
 で、自分を簡単に投げ出してしまうという類似キャラを考えてみたら、まず最初に出てきたのは「Fate/stay night」の衛宮士郎。彼の場合は、過去の大災害で自分だけが生き残ってしまっい、その上で養父の夢を引き継いで正義の味方になることを誓った人でした。とにかく、大災害で自分だけ生き残ったということが原罪として残ってしまい、そのために自分より他人を優先する思考回路を持った人でしたね。
 あと、自分より他人が大事ということから考えると、「エヴァ」の碇シンジもそうかもしれない。母親が居なくなり、父親に捨てられた記憶から、自分が嫌いになった少年です。だから自分に厳しく当たってしまう。でもそういう自分の態度がますます自分を嫌いにさせていくということです。
 こういう類似キャラから考えると、おそらく、四月一日も自分が嫌いになるような、自分の命を軽く考えてしまうようなそんな過去があったのかもしれない。それこそアヤカシの見える目のおかげで他人を傷つけてしまったとか。だから自分の身を簡単に投げ出してしまう思考を持ってしまったが、それが間違いであることに気づかなければならないのが、侑子の意図なのでしょうね。

 女郎蜘蛛は、四月一日が自分を粗末に扱っていること、それを身の回りの人間がどう思っているかを四月一日に思い知らしめました。「xxxHOLiC」で起こる出来事は全て必然ですから、四月一日にはそこで自分をもっと大切にするべきであることを知る必要があったということになる。右目はその対価と言えるでしょう。もしかしたら、蜘蛛の呪いと女郎蜘蛛は、四月一日にそれを思い知らしめるために敢えて悪役を引き受けたのかもしれない。右目をその対価として。もしそうなら、誰が頼んだかって? そりゃあ決まってるでしょう。

 四月一日が失った右目の代わりに、百目鬼は自分の右目の半分を四月一日に与えました。両者がお互いを思いやっていることが分かりますね。そして四月一日も百目鬼の好意を素直に受け取れるようになったと。しかし、そのような出来事があっても両者の付き合いは相変わらずでした。それは、もう済んでしまったことだから引きずらないようにということなのでしょう。

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