図書館戦争 状況○三 「小田原攻防戦」 (4/24)
小田原情報資料館からの蔵書回収任務から外された郁。それは家族に戦闘部門への配属を打ち明けていない郁の事情を汲んだ、堂上のおせっかいだった。
図書特殊隊員全員と神奈川図書隊を総動員した仕事から外されて、しかもそれが信用できないからと堂上に直接言われてしまって落ち込む郁。確かに家族に戦闘部門への配属を秘密にしている郁を総力戦に巻き込むのはしのびないという堂上の気持ちも分かるが、その理由(建前)がアレでは不器用と言う他はありませんね。
堂上は小学生の頃、好きな女の子はいじめてしまうタイプだったに違いない。
情報資料館からの情報の回収作業は、本当に総力戦となりましたね。図書特殊部隊は警察や自衛隊以上に実戦経験を積んでいるということだけど、案外この内戦状況は国内に実戦経験のある軍事力を使いたいということではないでしょうか。いや、自衛隊は軍隊じゃないから実戦経験なんて積めないし。私が外国なら実戦経験が豊富で軍事力に転用可能な組織を2つも抱えている国には恐ろしくて攻め込めません。
稲嶺和市基地司令は日野の悪夢の生き残りで、あの事件で妻と右足を失ったそうですね。日野の悪夢はそれ以降図書館が武装化を勧めた一因になっただけに、信念も筋金入りだったのでしょう。それだけに、良化委員会側に敵が多い人物でもある。総力を挙げての攻防戦に人手を取られて手薄になったところを、良化委員会賛同団体に襲われてしまったということ。
──堂上のおせっかいが裏目に出たか?
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