機動戦士ガンダム00 #21 「滅びの道」 (3/1)
国連軍がソレスタルビーイングに反撃、アフリカにあるトリニティの基地を人革連の10機が強襲。衛星軌道上にあるプトレマイオスをユニオンとAEUの合同軍19機が襲撃。本格的な反攻作戦ですね。
一方ソレスタルビーイング側は、ヴェーダのバックアップが途切れて起動しなくなる。しかしスメラギがあらかじめ独自システムを用意していたおかげで致命的な状態にならずに済んだわけですが……
感想いきます。
●アレハンドロの計画
トリニティ・チームを後援していたラグナ・ハーベイを用済みとして殺害したのもアレハンドロなら、ヴェーダに介入して戦闘中に突如バックアップを打ち切ったのもアレハンドロとリボンズ。そうなると、3陣営に30機のジンクスを提供したのもアレハンドロの手のものでしょう。おそらく、ヴェーダに介入して擬似太陽炉システムの設計図を盗み出し、内密に太陽炉とジンクスを製造していたのでしょう。
それだけでなく、トリニティ・チームをラグナに作らせたのもアレハンドロたちだと予想できます。最初から使い捨てる予定で盗み出した設計書にてスローネを作り出したと。
すると、一監視者に過ぎないアレハンドロがどうしてそこまでソレスタルビーイングを出し抜くことができたのかという疑問が生じますが、リボンズの正体と目的がますます気になりますね。
●絹江の死に直面した沙慈
遺体の姿で沙慈と対面した絹江。前回の時点ではまだ息の根は止まってなかったのでこれは生存フラグか、と推測してみたのですが、そんな情けはかけられていませんでした。重要そうなキャラでも殺すときはあっさり殺すんですな。
恋人が障害を負ったことに続いて、実の姉の死に直面した沙慈。しかもその理由がいずれもソレスタルビーイング絡み。いまはまだ泣いている沙慈ですが、これで泣き寝入りするような男だとは思いません。コケの一念で本筋に影響を及ぼすような超展開を期待します。
●トリニティ対人革連ジンクス
人革連のジンクス10機がトリニティ・チームの本拠地を襲撃。それを察知したヨハンたちは正面突破で脱出を試みます。
ヨハンたちはラグナ・ハーベイに切り捨てられたと思っているようですが、そのラグナはさらにアレハンドロに切り捨てられていました。トリニティ・チームの結成から切り捨てまで、全てがアレハンドロの掌中にあったと思われます。
ところでトリニティは、ヴェーダのバックアップがなくなってスローネが動かなくなるという状況に陥ったのでしょうか。作中では書かれていませんでしたが、トリニティが戦闘している時にはまだ宇宙でプトレマイオスが国連軍の急襲を受けてなかったため、ヴェーダからのシステムダウンを受けていなかったと推測します。おそらく、リボンズがヴェーダに介入してガンダムのシステムダウンを掌握できるようになったのがこの時間だったので、トリニティたちは窮地に陥ることなく脱出できたものだと思われます。
……あれ? だったら19話で、ティエリアがナドレを解してトリニティ・チームのスローネのシステムをダウンしたとき、なんでリボンズは逆介入できたのだろう。この時点で逆介入ができるなら、逆にスローネのシステムのダウンができてもおかしくはないはずだけど。
●ティエリアの正体
ロックオンとティエリアの台詞に違和感が。もしかしてティエリアってば、まっとうな人間ではない?
以前から伏線らしきものはあったんです。地球の重力に不慣れだとか、人のミスをあげつらうときの態度、その上スメラギよりもマザーコンピュータにしか過ぎないヴェーダの方を信頼している、さらにはティエリアだけ、ナドレを通じて他のガンダムのシステムをダウンさせる権限を与えられている……
「そういうことができるのも、また人間なんだよ」
「ロックオン、あなたは僕のことを」
この二人の会話は、明らかにティエリアが普通の人間ではないことを示しています。もしかしてティエリアは自立型サイボーグなのかもしれない。
●刹那の夢
刹那をソランと呼び、戦いを止めることを勧めるマリア・イズライールの夢を刹那が見る。この刹那の夢は、先行きの見えなくなった戦いに刹那が疲れたのを示しているのか。それにしても、そこにマリアが出てきたのは意味深ですね。
このマリアの夢は、国連軍との戦闘でガンダムがシステムダウンしたときにもでてきました。ということは、刹那は自分がガンダムになれないという不安を抱えていて、刹那の心が折れかけていた状態で戦争を止めるマリヤの姿を夢想したことになる。つまり刹那にとって、マリアは自分を認めて欲しい相手として意識しているということでしょうか?
●19機のジンクスの襲撃
ユニオンとAEUの連合軍がプトレマイオスに攻撃を仕掛けますが、そのジンクスの機体数が19機ということは、ラグナがサーシェスのわがままを聞いてジンクスを1機横領したということでよろしいでしょうか? するとユニオンかAEUのどちらかが9機しかもらえなかったことになる。オーバーフラッグスの隊長グラハムがジンクス搭乗を拒否しているので、おそらく割を食ったのはユニオンの方だと思いますが……
ヴェーダからのシステムがダウンし、独立システムによるバックアップに切り替わった時点で、ティエリアのヴァーチェだけが復旧しなかったのは、ティエリアがヴェーダに依存しまくっていたから、というのはうがちすぎでしょうか?
ヴェーダのシステムをアレハンドロとリボンズに乗っ取られ、しかもガンダムと同性能の機体ジンクスが国連軍の名の下に3陣営に配されました。独立システムで稼動可能とはいえ、ソレスタル・ビーイングの機関部はほぼアレハンドロに乗ったられたといっても過言ではありません。つまりは、補給も期待できない。もっともガンダムそのものは太陽炉でほぼ無限に近い活動期間を得ているわけですが…
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