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2008年2月10日 (日)

機動戦士ガンダム00 #18 「悪意の矛先」 (2/9)

 積極的に軍事施設に武力介入を行うトリニティ・チームの3兄弟は、いきずりの民間人の施設に戯れで攻撃をしかける異常快楽ぶりをみせた。
 ──って、分かりやすい悪役だなあ。なにもここまでステロタイプな異常さを示さなくてもよいのに。
 トリニティ3兄弟は主人公の味方側でありながら、主義主張や方針の違いで主人公に対立する悪役というステロタイプです。主人公側の行動を手ぬるいと批判し、より効果的で破壊的な行動をとる、というのは、主人公に対するアンチテーゼとしてよくあるパターンですね。そして、こういうアンチテーゼを示すキャラというのは、どうしたわけか自分の行動に対して異常快楽を示したりする。ここでいうなら、戦争根絶のために武力介入するガンダムが、なぜ民間人を攻撃したのかという破綻した行動ですね。本来ならば戦争そのものに介入するプトレマイオス・チームのやり方がいいのかそれとも積極的に軍事基地を攻撃するトリニティ・チームのやり方がいいのかという方法論の対立だったものが、ソレスタルビーイングとしてふさわしくない事件を起こしたトリニティ・チームとの対決に話の向きが変わってしまったのだから。

トリニティ・チームは別系統?
 積極的に軍事基地を攻撃するトリニティ・チームですが、彼らはヴェーダの元にあるプトレマイオス・チームとは別系統のようですね。ヴェーダにも資料が載っていませんでした。スメラギたちはヴェーダがハッキングされていると予想し、ソレスタルビーイングの中にスパイがいると断定しますが、それもティエリアのダイブで判明。レベル7の情報に改竄の跡を発見しました。ということは、ネットに繋がっていない独立端末に情報を入れるように指示した先週のスメラギの判断は正しかったわけだ。
 スローネのGNドライブはプトレマイオスの4機のガンダムとは違って機能が有限な擬似太陽炉。エクシア以上の範囲にGN粒子を撒布できるような無茶な機能を出しているからには作戦行動には支障ないレベルなのでしょう。
 地上にいる王留美たちもトリニティ・チームの情報をかぎまわっていますし、さらにネーナたちはラグナという存在から指示を受けているようです。ソレスタルビーイングのマザーコンピュータ、ヴェーダの意思下におらず、命令系統が別だとすれば、ラグナはトリニティ・チームのマザーコンピュータと推定できますね。
 つまりトリニティ3兄弟は、ソレスタルビーイングとヴェーダとは別系統の指揮下にあるガンダムマイスターということです。となるとその目的も、ソレスタルビーイングの掲げる武力介入による戦争根絶を隠れ蓑にした別の何かであっても不思議ではない。その証拠に先週のオーバーフラッグス基地襲撃が実はエイフマン教授の口封じだったという伏線もある。だとするなら、軍事に関わらない民間人への攻撃と言う規律違反を犯したはずのネーナをヨハンやミハエルが咎めなかったのも、戦争根絶による世界平和が目的ではないからと考えるとつじつまが合う。

絹江に迫る影
 合同演習作戦に参加し、偶然新型ガンダムを目撃したパイロットを突き止めた絹江は、彼から新型ガンダムの情報「ラグナ」を聞きます。
 ソレスタルビーイングのマザーコンピュータ「ヴェーダ」の名前の由来がバラモン教の聖典ならば、トリニティ・チームの「ラグナ」はおそらく北欧神話の世界終末の日ラグナロクからとられていると思います。つまり、何らかの方法で現在の世界を終わらせるのがトリニティ・チームの本当の目的?
 それはともかく、軍にも報告しなかった秘密を絹江に告げたパイロットが、夜道でいきなり射殺されました。これは話の流れから言って、ガンダムの情報を口封じするため。誰にも言ってないはずの情報の持ち主をどうやって突き止めたのかという疑問がありますが、これはトリニティ側の組織の情報収集能力が凄いということにしましょう。となると彼から情報を聞き出した絹江も、その身が危ないということになる。

ハレヴィ家の全滅とルイスの被災
 これはもう、理不尽としか言いようがない。
 ただガンダムスローネの進路上にあって、大財閥らしく親族一同を集めての結婚披露宴を行っていただけであるにも関わらず、それがネーナの気に障ったと言うだけの理由でスローネドライの攻撃を受けたわけですから。
 たまたま場の中央から離れていたルイスは偶然にも助かりましたが、母親を含めた親戚一同が全員死亡。本人も左手の手首から先をなくしました。あと作中の描写からみて、ルイスは両足の先の方も失われている可能性が高いです。アルバイトをはしごしてルイスのために指輪を買った沙慈の慟哭が居た溜まれません。
 いままで本編に関係のない沙慈とルイスのラブラブコメディを毎週のように描いていたのは、今回のこの時のための伏線だったわけですね。親しくしていたルイスの母親が死に、ルイスも重度の障害を負った。ここまでされて沙慈がとるべき道は2つしかないでしょう。泣き寝入りかそれとも……
 それに沙慈にはもう一つ、絹江がトリニティ側の組織に狙われているかもしれないという伏線もあります。もしそうなったら、さすがの沙慈も男を見せることになるかとおもいます。

エクシア対3機のスローネ
 トリニティ3兄弟のやりすぎに、刹那が出撃。3機のスローネを紛争幇助行為としてこれはおそらく、刹那の独断でしょう。ガンダムを使っての民間人攻撃は絶対に許せない。クールに見えて実は一番熱血で後先を考えない刹那らしい行動です。

 というわけで、次はいよいよガンダム対ガンダムの戦い。今までの戦いとは違ってほとんど同格の機体同士でしかも1対3、なおかつ味方同士の戦いというややこしい状況です。今回の状況はさすがに刹那も難しいのでは?

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