機動戦士ガンダム00 #13 「聖者の帰還」 (1/5)
今回見てて思ったこと。いつの間にか、サーシェスにまで刹那の正体がばれかけている!? ガンダムマイスターの情報は重要機密じゃなかったのでしょうかーっ! と突っ込んでしまった。
マリナにはもともとばらしていましたが、それ以上にテレビカメラが注目している公衆の面前で、「刹那」の名前を呼んだらまずいでしょうが。なんでアザディスタンの王女がソレスタルビーイングのパイロットの名前を知っているのかという疑問がでてきますよね。
というわけで、感想いきます。
●戦術予報士スメラギの不在
冒頭のナレーションを聞いて驚いたこと。気づかなかった。アザディスタン介入作戦はスメラギが不在の状況で行っていたのか。
戦術予報士とは、いわゆる軍師とか参謀のことですよね。加えてスメラギは、プトレマイオスの実質上のトップでもあるはず。戦術予測を一人の人間に任せるなんて普通は考えられないから、正参謀がスメラギとして、副参謀というべき人物がいるはず。それとも、アザディスタン介入は戦術不在のままで行ったのだろうか?
実は、マザーコンピューター「ヴェーダ」が実質上の最高意思決定者だというオチだったりして。
●刹那とグラハムの邂逅
第三勢力の介入を推測したロックオンの指示により、モビルスーツの残留反応を調べる刹那。そこに同じ目的でグラハムが登場します。
グラハムの方は、既に介入したモビルスーツがAEUから強奪されたものだと判断していました。ここのところはさすがにユニオンですね。少数精鋭主義をとるソレスタルビーイングの弱点の一つが、こういう地道な調査に弱いと言うこと。人海戦術を必要とする仕事や、現地調査が必要な場合はどうしても人手不足を露呈する。ネット情報とか、派手な分野には強いのだろうけど。
グラハムがなぜ刹那に情報を漏らすまねをしたのかは分かりませんが、おそらく勘じゃないでしょうか。刹那から感じる空気を読んで、刹那がただものではないと感じたとか。おそらく野生の戦士の勘で、ガンダムマイスターだと見当をつけたのかもしれません。で、ガンダムラブのグラハムはわざと情報で釣ってみたと。
●マリナを狙う女刺客
侍女がいきなり銃を持ってマリナを改革派の手先として狙うシーン。私はこのシーンが、あまりに拙速すぎるなと思ってしまいました。
保守派が王宮に手先を侍女として潜り込ませたのだろうというのは分かりますし、王女が狙われている、つまり保守派に憎まれていることを示せばそれでよいわけですから尺を取らない理由も分かりますが、それにしても銃を取り出すのがいきなりすぎ。王宮に勤めている侍女ならばそれなりに王女たちからの信用はあったはずですし、その信用を裏切って王女暗殺を狙うわけですから、侍女の方でも緊張を隠しきれるとは思えない。そうしたらシーリンの方でも、その侍女の不自然さに気づくという演出が入れられるはず。そういう演出もなしでいきなり銃を取り出して叫ぶなんて、拙いのではないかと。
●vs.サーシェス戦
保守派のラサであるマスード師をさらったのがサーシェスだと睨んだ刹那は、その拠点を強襲する。かつての戦いの師であるからこそ、刹那にはサーシェスの隠れ家が分かったと。
ところがその早すぎる強襲から、サーシェスもまたエクシアのパイロットが刹那──ではないにしても、クルジスのかつての教え子であることまでは予想します。ここまでは良い。
が、ここからがダメだ。刹那直情すぎです。
なんで無線をつなげて、自分の素の声を相手に聞かせるのかなぁ。そりゃあかつての師に問いただしたい気持ちはあるだろう。だったら、声に変調をかけるとか、機械音声を通すとかもできるじゃないか。21世紀の今でも簡単に使える手だぞ。いっそのことヘリウムガスでも吸ってしゃべるとか。サーシェスほどの相手なら、声から相手を思い出すこともできるはず。こりゃサーシェスには刹那の正体はばれたと考えても良いでしょう。
ガンダムマイスターの情報は最重要機密という台詞が、刹那に関してはむなしく聞こえる……
●王宮にマスードを届けるエクシア
マスードを保護したソレスタルビーイングのラストミッションは、エクシアの姿を現して王宮にマスードを届けるというもの。武装解除した姿で届けることで、ソレスタルビーイングの覚悟を示すことになるのだそうです。
目的は達したから良しとして……それでも、冒頭に書いたとおり刹那の正体がマリナに知られていることがバレてしまったのはまずかったですね。
あるいはソレスタルビーイングとしては、刹那だけ露出させる作戦にでたのでしょうか?
というわけで、アザディスタン編終わりました。王国の内乱はまだまだ続きそうですが、製作スタッフはどう考えているのでしょうか。
あと、マリナがまだ運命に振り回されるヒロインという印象が強いですね。メインヒロイン格なんだから、もう少し主体的に活躍して欲しいです。
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