« 機動戦士ガンダム00 #09 「大国の威信」 (12/1) | トップページ | 魔法先生ネギま!(ドラマ版) 第10話 「ヒミツ・ノ・デート (HIMITSU NO DATE)」 (12/5) »

2007年12月 7日 (金)

げんしけん2 第9話 「シューカツはいつも雨」 (12/5)

 今回の次回予告はアニメにおける原作者シナリオについて。私がぱっと思いつくのは「涼宮ハルヒの憂鬱」の最終回やら、「らき☆すた」の最終回やら。あと、「フルメタル・パニック」シリーズにもいくつか原作者シナリオがあったはず。それから意外なところでは「ちびまる子ちゃん」は一時期、原作者がシナリオを全部やってたそうです。
 原作者シナリオを実現させるためにはアニメ(制作側)と原作者との関係が良好でなくてはらならず、その上でアニメが原作と作風をあわせてる場合ですね。たとえばアニメにはノータッチを公言している赤松健がアニメの脚本をやることは考えられない。また原作とアニメは別物と考えている原作者もおそらくやらないだろうし、逆にアニメ側が原作と敢えて作風を変える場合も原作者シナリオはやらないでしょう。
 あとは、原作者が連載を終了しているとか週間連載をもたないなど、ある程度時間に都合がつく必要がありますね。──「げんしけん」の場合はこれかぁ。2回目の原作者シナリオだし。

笹原の面接試験
 編集希望の笹原が就職活動をするが、その内容は小論文だったり圧迫面接だったり。その内容は思わしくなさそうでした。
 就活に不合格の連絡を受けて落ち込む笹原の後ろを春日部が歩くが、これは素で気づかなかったのかあるいは気づかないふりをしているだけなのか? 人間関係の機微に聡い咲ちゃんのことだから後者だと思うのですが。

高坂の二次元と三次元論
 エロゲーやっていれば自分は要らないという春日部の言葉に、高坂はうんと答える。それどころか男性の性欲と頭脳の関係を力説し、咲ちゃんとの関係を踏まえて、「それでも僕は二次元の方がいいなあ」って……夢でよかった。
 その高坂の就職先は、プシュケというエロゲーメーカー。1ヶ月という短い期間でプログラム技術を身につけて、逃げ出したプログラマーの代わりに泊り込み……普段の恋愛上手なところから咲ちゃんのことは大事にしていることは確かなのでしょうが、それでも自分の夢や好きなことを絶対に優先するあたりが、オタクっぽいところです。これほど粗雑にされても別れないのは、咲ちゃんの惚れた弱みということでしょうね。決して高坂がイケメンで見た目センスよいからだけじゃない……と信じたい。
 ──でも、現代は見た目重視の時代だというのは、オタキング岡田斗司夫も言ってることだし──

合宿に行きましょう
 原作では笹原妹である恵子が言い出した台詞ですが、アニメ第2期では出番がホされたためか朽木が言いだしっぺに。他に言いだしっぺになれる立場のキャラがいないからと言っても、このキャラ変更はいかがなものか。おなじ迷惑キャラでも恵子はまだ会のみんなに愛されているのに、朽木は不思慮さが目立っており、女性陣には「生理的に」嫌われている立場。なので現視研内では一番発言力が低い。だから、朽木が提案した内容が承認されることは基本的にない……
 はずなのだが、原作では学園祭の出し物を提案したり、成田山へ初詣にでかけたりしているんですよね。結構みんなを乗せるのがうまいのかしらん?

面接にて……
 講談社ならぬ巷談社の面接で、自分の受け答えの至らなさを指摘される笹原。序盤が小論文(中学館)やら圧迫面接(メディアファクトリー)やらでうまくいかない事実を広げて、ラストのオチで面接官になぜうまくいかなかったのかを指摘させるというのは見せ方の手法としては旨いですね。
 思うに笹原は自分の評価が低いタイプなのでしょう。おそらく家族や周囲の人間から必要以上に叩かれて育ったため、自分で自分を高く評価できないタイプですね。根拠のない自信だけがいっぱいというのも困ったものですが、逆に自己評価が低いタイプも困ったものだろうと推測します。
 あと、おそらくこの面接シーンは、原作者の木尾士目先生では絶対にできなかっただろうと思われること。というのは漫画家というのは就職活動とか社会人生活を行っていないので、面接官とかそういう普通の社会人の気持ちを表現することは苦手だろうと思われるからです。もっとも、講談社には三田紀房作「ドラゴン桜」「エンゼルバンク-ドラゴン桜外伝-」のように、編集者のサポートで巧みな社会の描写を描かせることもあるので、一概には言えないかもしれませんが。

禁断の……
 いくら深夜アニメだからといって、エロゲーのあえぎ声を「あふんああぁん」と言わせてよろしいものなのでしょうか。春日部の夢とか、ラストの笹原のゲームとか。規制のゆるいUHF系放送GJですね。これがテレ東あたりだと絶対いろいろ演出でごまかされていたでしょう。

 というわけで、今回もなかなか面白かったです。私は就職活動は2社目で決まってそのままそこに決めたというので、笹原のような辛い就活はあまり経験していなかったですね。

|

« 機動戦士ガンダム00 #09 「大国の威信」 (12/1) | トップページ | 魔法先生ネギま!(ドラマ版) 第10話 「ヒミツ・ノ・デート (HIMITSU NO DATE)」 (12/5) »

げんしけん」カテゴリの記事

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/160180/17294105

この記事へのトラックバック一覧です: げんしけん2 第9話 「シューカツはいつも雨」 (12/5):

« 機動戦士ガンダム00 #09 「大国の威信」 (12/1) | トップページ | 魔法先生ネギま!(ドラマ版) 第10話 「ヒミツ・ノ・デート (HIMITSU NO DATE)」 (12/5) »