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2007年10月28日 (日)

機動戦士ガンダム00 #04 「対外折衝」 (10/27)

 今回はタリビアのユニオン脱退とそれを巡るユニオン、さらにソレスタルビーイングの対応が描かれました。この回で沙慈やマリナといった脇キャラの立場もほぼ固まりましたね。沙慈は国際政治の実態に詳しくない一般市民としての反応、マリナは化石燃料枯渇のために担ぎ出された傀儡の王女ということでよろしいですね。

 それでは感想いきます。

出来レース
 反米機運の高いタリビアがユニオンから脱退を宣言。その上でエネルギーの供給権を要求するという強攻策にでる。当然アメリカとユニオンはタリビアに軍事行動をかける。一触即発となったタリビアに3機のガンダムがやってくるが。
 ユニオン側を攻撃すればタリビアの独立行動を助け、かといって見逃せば紛争根絶という行動理念が瓦解する。困難な立場に追い込まれたソレスタルビーイングとガンダムが取った手段は、タリビアを紛争幇助国と断定して攻撃するというものでした。
 これは、考えてみれば至極真っ当な態度ですよね。ソレスタルビーイングは、理由の如何を問わず紛争の当事国に軍事介入すると宣言している。ならば、紛争を引き起こす行動をとられた場合、その原因を排除するためにまず引き起こした側を攻撃するというのは、優先順位としては正しいですよね。
 ただ疑問点があるとすれば、タリビアに攻撃する前に事前警告ぐらいしなさいよと言いたい。勝手に領空侵犯してきては勝手に紛争幇助国と断定して勝手に攻撃を始める。見事なまでに一方的な態度ですよね。麻薬組織相手ですら30分前の事前警告は行ったというのに……タリビアは麻薬組織以下ですか?
 当然ユニオン側もこういうケースは想定していたらしく、タリビアの救援要請に即応する。タリビアもユニオンがガンダムから守ってくれたという事実を作ることで反米主義が勢いを失い、親米政策がとりやすくなった。あらかじめタリビアとユニオンが共同で仕組んだ出来レースとまでは言わないが、両者の間に阿吽の呼吸があったことは間違いないでしょう。つまりソレスタルビーイングは、この期に及んでもやはり利用され尽くしたわけだ。
 そして利用されていると分かっていても、それでも自分の理念に基づいて行動したソレスタルビーイングとガンダムマイスターたちの行動は正しいと思う。理念に基づいて行動しているわけだから、いちいち下の国々の事情を斟酌してルールを捻じ曲げてははいかんのですよ。
 ちなみにタリビアに相当する地域は、現在のベネゼイラとガイアナですね。
 あとアメリカは、400年たってもまだ反米主義が吹き荒れるほどの大国なのか……

超兵一号、ソウマ・ピーリッシュ少尉
 人革連はガンダム確保専任の部隊を新設し、セルゲイ中佐を隊長に任命する。そのガンダム確保部隊に押し付けられた少女がソウマ少尉。超人機関出身の超兵一号という怪しい肩書きを聞いただけで、ああこいつは『Ζ』で言うところの強化人間なんだなあと素直に納得。超人とか超兵とかいうダサいネーミングが微妙に中国らしくてよろしいです。ただ、ソウマ少尉は作画的にはロシア人にも見えるので、そういう中国センスはどうよと思うのだが。

傀儡の王女?
 化石燃料が枯渇して内乱が勃発している中東のアザディスタン王国。マリナの台詞によれば外国からの援助を受けるために急遽打ちたてられた王家というのが、マリナの王家らしいです。王女を王女と思わないようなメガネの侍女の態度はそのせいなのか。いや、卑しくも王女に仕えているはずなのに、マリアを小馬鹿にしているような態度が見え隠れしています。要するに、外国の援助を請うために打ちたてられた王家なのだから、お前はお飾りの王女であり、そこに権威も権力も認められていないといっているんだこのメガネの侍女は。
 最初は政治に詳しくないお飾りの存在として描かれていながら、中盤から終盤にかけて戦局をも左右するほどの存在になりあがったヒロインキャラとしては『SEED』のラクスがいましたが、あちらは天然アイドルを装って実は頭がいい(正しいことを正しいと断定できるほど)という設定でした。果たしてマリアは、何も分かっていない傀儡の王女というキャラの裏側に意外な正体を隠しているのか。

沙慈は一般市民の代表か
 一方、本気で何も分かってなさそうなのが経済特区・日本の学生で刹那のお隣さんでもある沙慈・クロスロード。なぜ何も武力攻撃を起こしていないタリビアがソレスタルビーイングの武力介入を受けたのを知って衝撃を受ける。沙慈には、国際政治の暗黙の駆け引きというドロドロとした実態なんて想像もできないのだろうな。
 ところでこの日本人なのに横文字の入っている名前は、香港人がブルース・リーとかジャッキー・チェンとか横文字交じりの英語名を持つのと同じ感覚なのか。日本もユニオンに加入して、民族名を失うほどユニオンと一体化してしまうのか……orz

エクシア対カスタムフラッグ
 最後にグラハムのカスタムフラッグの追撃を受けるエクシア。グラハムのフラッグは無茶なカスタマイズで、G制御しても最大12Gを受けるほどだという。それほどまでしないとガンダムに対抗できないのか……だろうなあ。確かに、地上戦も空中戦もOKで単独での大気圏突入も可能、その上水中までもというスーパー万能ぶりにはおどろきです。まあファーストガンダムも空中が少し苦手なだけで後は同じくらい万能兵器でしたが。
 ところで水中に潜られたらお手上げということは、さすがにフラッグには対潜哨戒機能はついていなかったということか。

 今回の話は1話完結でした。これは『00』における一般的なエピソードとしてしばらくこの形式の1話完結物語を続けていくということなのでしょうか?

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