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2007年10月14日 (日)

機動戦士ガンダム00 第2話 「ガンダムマイスター」 (10/13)

 序盤は作中状況の整理と世界観の説明ですね。この世界における三大勢力とソレスタルビーイングの存在、そして軌道エレベータの存在の重要性ですね。本筋のセイロン島紛争介入よりこちらの説明の方が大事だと感じたので、それに対していきます。

化石燃料に代わるエネルギーとしての太陽エネルギー
 太陽光発電というのはクリーンなエネルギーではありますが、2007年現在ではコストは火力発電に劣るとされていますね。あと設置面積がダイレクトに発電量に比例しますから、地上に設置すると大幅に土地を占有する。この世界では化石燃料は枯渇したという設定だからコストはともかくとして、設置面積を解決するために衛星軌道上に一周するかたちでソーラーパネルを設置したということですね。
 あと意図的に無視しているかどうかは分かりませんが、化石燃料、とくに石油は化学繊維やポリエチレンの原料にもなっています。そこのサポートはどうなっているのでしょうか? おそらくそちらはバイオエタノールで解決していると思うのですが……
 ああ、そうだ。化石燃料が枯渇したということは、すなわちその分の炭素原子が酸素と化合して炭酸ガスとして排出されたということでもありますね。温暖化問題はどう解決したのでしょうか。これは現在炭酸ガスを地中に埋める技術が開発されつつあるので、おそらくそちらで解決したものだと思いますが。

三大勢力
 軌道エレベータを中心とする三大勢力、ユニオン、人類革新連合、AEUの解説が入りましたね。ユニオンとAEUが対立関係にあるというのはそれなりに納得。日本人はアメリカとヨーロッパを欧米とひとくくりにして考えることが多いのですが、実はヨーロッパはアメリカに対して凄い対抗心がある。歴史も文化もヨーロッパの方がはるかに上なのに、ぽっと出のアメリカが唯一の超大国として君臨しているわけですからね。歴史と文化のある格式の高い本家よりも、独立後230年あまりしか経っていないぽっと出の分家がその腕力と資金で世界を牛耳っていると思えば、ヨーロッパの苦々しい気持ちが分かるでしょう。イギリス連邦を構成しているオーストラリアがユニオンに加盟しているところが気になりましたが、おそらく24世紀では脱退したのでしょうね。
 それよりも人革連の勢力に中国・ロシア・インドが含まれるというのが信じられない。日本人には信じられないかもしれませんが中国とロシア、中国とインドというのは領土問題も絡んで互いに緊張関係にあります。ロシアはシベリア領に大量に中国からの不法移民が流れ込んでくることに神経を尖らせていますし、インドだって中国に対抗するために核開発をしたほどですし。
 あと、三大勢力がそれぞれ軌道エレベータを所有しているという設定もなかなか重要。この世界では宇宙コロニーはまだ作られていませんが、コロニー落としに匹敵する戦術として軌道エレベータ破壊が考えられますからね。

ソレスタルビーイングの謎
 私設組織であるにも関わらず単独でモビルスーツを開発できる資金力のバックと、GNドライブを始めとする世界の技術水準を逸脱するオーバーテクノロジー。そして200年前に死亡したはずの設立者の犯行声明。と謎の多い組織ソレスタルビーイング。特に科学技術は集合知の塊ですので、1つの組織が世界に知られずに科学技術を進化させるなんてことは不可能に近い話なのですが……
 前回の王留美=超鈴音説(冗談)ではありませんが、もしかしたらソレスタルビーイングは未来からタイムマシンでやってきた存在なのではないかと想像してしまいました。近未来におこる世界規模の破局を回避するために、この時代に介入してきたと。タイムトラベル技術を持っているのならオーバーテクノロジーを持っていることも納得できますし、200年前の人物が犯行声明を行うという矛盾も解消される。ただ、難点としてはガンダムマイスターの一人刹那は明らかに現代人(24世紀の人)だということ。もしタイムトラベル説が正しいのなら、組織のうち何人かはその時代の人間から調達したのではないかと思います。もしかしたら、創設者以外は全員同時代人だったりして。

セイロン島の紛争介入
 人革連領のセイロン島民族紛争に介入する4機のガンダム。6年前のガンダムの姿を思い起こして「俺がガンダムだ」と突撃する刹那。うーん、力を手にして気がはやっているみたいですね。
 アレルヤが人革連基地を爆撃して「これで稀代の殺人者」と韜晦したり、「一度の軍事介入で300年以上続いている紛争が終わると本気で思っているのか」という突っ込みには「何度でも介入するわ」「紛争が終わるまで。憎しみが私たちに向けられるまで」「私たちは、物事を変えるときに付きまとう痛み」と自分たち自身でぶっちゃけてしまう。
 うん、確かに分かりやすくて良い。だが自分たちの目的や感情を自分たちで語ってしまうという手法は、ともすれば安っぽく見られてしまうのが残念です。そういうのは自分語りで最初にぶちまけるのではなく、物語で示すべきだと思うのですがいかがでしょうか?

 というわけで、ユニオンのグラハムが乱入してきたところで次回に続く。

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