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2007年2月21日 (水)

ネギま!? 第21話 「漢はだまってラーメンたかみち」 by 高畑/「なんだそりゃ!?」 by カモ (2/21)

 幻覚世界でラーメン屋「ラーメンたかみち」を始めたタカミチ。やってくる客に自信満々に出したお勧めのメニューはチンミー麺だった。──もはやサブタイトルが本筋と全然関係ないっす……_| ̄|○

 私がこの「ネギま!?」で最も気になるところは、シリーズを通した展開が全く不明になっていることです。黒幕の正体も目的も不明でため、敵がなぜそういう手段をとってくるのか全然わからない。何故クラスメート全員がスカになったのか、エヴァが巨大化したのは何故か、そもそも麻帆良学園の幻想空間に3-Aの関係者全員を閉じ込めた理由はなんなのか。敵の目的が分からないため、自然と迎え討つ側のネギたちもその場しのぎの対応に終わってしまい、ネギたちは本当に事件の解決に向かっているのかが見ていて全然分からない。つまり、シリーズ全体を通しての演出が全くなっていないのです。

 では、だとしたらアニメ版『ネギま!?』は全くダメかというと、決してそんなことはない。それどころか見ていて飽きないぐらいに面白い。まき絵の「お父さん」やあやかの「佐々木まき絵として失格です」、ちづ姉の夏美いじりやら茶道部のラーメンなど毎回の定番の繰り返しギャグはもちろんのこと、シャフトの作風なのかテンポの良いカットの切り替えなど、見ていて飽きさせない工夫が随所に施されている。1話1話がきちんと話としてまとまっており、つまり1話ごとの作品としての出来が非常に高いのです。

 私の持論の一つとして、アニメはシリーズ全体が1つの作品であると同時に各話もまた30分ものの1つの作品であると考えます。シリーズ全体の構成を優先するあまりに構成上中だるみするつなぎの話を作ってしまうアニメシリーズが多い中で、「ネギま!?」の構成は全く逆。その話がシリーズ全体のうちどの部分を構成するかを最低限抑えてさえいれば、後は可能な限り話を構成するネタを詰め込んでしまっている。もちろん各話の話が面白い上でシリーズ全体の構成が上手くまとまっていた方が良いのに決まってるのですが、むしろここまで各回の話にネタを詰め込んでいるのを見ると、シリーズ全体の構成が未だはっきりしていないのは各話各話の話を盛り上げるためにできるだけ縛りを少なくするためではないかとも思えてくるわけです。

 無論そういう構成は、敵の襲撃が意味不明になってしまった前回前々回では収まりが悪くなる。しかし今回のように敵の存在が絡まないテーマだと素直に面白く楽しめました。

 さて、今回の話は夕映がネギ先生好きを自覚する話。原作ではカモが夕映を追い詰めて楽しんでいましたが、アニメではモツがその役目を背負ってましたね。原作でも感じましたが、親友の好きな人を好きになるという結構重いテーマをギャグに昇華したのは良かったです。もちろんエンターテインメントとして楽しめるものだけでなく、本当に真剣な部分、例えばネカネに励まされた夕映が大声で叫ぶシーンではきちんと真面目に描いており、そのあたりのバランスも(原作並みに)上手い。今回の話は見ていておなかいっぱいになりました。

 ところでチンミー麺に倒れたまき絵とモツが運ばれた手術室には亜子とアキラが手術衣で待ち構えていたのですが、アキラはともかく亜子は血を見るのが苦手ではなかったはずでは!? それともアニメではその設定が無くなったのか?

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