ツバサ・クロニクル 第41話 「図書館のヒミツ」 (8/5)
冒頭、記憶の本の写本の影響で黒鋼の過去を知った小狼。黒鋼はただの人切りではなく、そういう辛い過去を抱えていたわけですね。
ただ、原作にあった「黒鋼の母を刺した剣の柄が、玖楼国を襲った異次元の兵士の紋様と同じもの」という小狼の証言がなくなったのは辛いですね。アニメでは黒鋼も既にツァストラ国で飛王の兵士に出会っているので、このシーンを省略したのでしょうか。
記憶の本の原本がサクラの羽根で出来ていると知った小狼たちは、通常の話し合いでは埒があかないと見て強行突破を試みる。──司書のお姉さんたちの態度がつっけんどんだからですが、はっきり言って通常勤務の司書のお姉さん達に記憶の本の羽根をどうこうできる権限はないと思うのですよ。どうみてもあれは国宝級の書物ですし。
確か原作では国宝だから人に渡すことはできないという設定だったのが、アニメでは災いをもたらすものに変更されていますね。これは、小狼の「災いをもたらすものだから記憶の羽根を取り戻すのはこの国のためにもなる」という言葉のための変更と思いますが。はっきり言って詭弁ですねこれは。
サクラのために記憶の羽根をどうしても取り戻したいというのが小狼の立場です。トラブルを望んでいるわけでもないから平和的な手段で得られるのならそちらを選ぶが、正攻法では手に入れられないなら非合法な手段で取り戻すこともいとわない。レコルト国では通常の手段では得られないから、強硬手段にでたわけです。羽根を取り戻すのがレコルト国のためというのは、サクラの心の不安を取り除くための方便に過ぎないでしょう。
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