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2006年8月29日 (火)

うたわれしもの 第21話 「大封印」 (8/27)

 クーヤ率いるクンネカムンが全土を統一するために立ち上がる。

 クーヤは自分の意思で決めると言ってましたが、これは部下や住民たちに引きずられた側面は否めない。周囲の国が次々と侵略してきて、どうしようもなくなった観が強い。
 これはクンネカムンがアブ・カムゥ(巨大ロボット)という隔絶した力を手に入れてしまったことが大きい。他者を圧倒する力を手に入れたなら、それを使ってみたい誘惑に駆られてしまうのは仕方の無いところ。クンネカムンの家臣や住民は、アブ・カムゥの力を過信しすぎているきらいがあります。
 あと、クーヤやゲンジマルが地盤固めにこだわったのは、クーヤ自身が国家を把握しきれていない部分が大きい。第一の側近であるヒエンとハウエンクアの間ですら意見をまとめることができない状況である上、その一方のハウエンクアは明らかに裏のある人物です。

 クーヤの2人の側近はともに全土統一を進言しますが、ヒエンは統治派、ハウエンクアは武断派ですね。ただ統一にしろ支配にしろ、もともと弱小の少数民族でしかないシャクポコル族が、全土を纏め上げることができるかという疑問がある。アブ・カムゥにしても数に限りがあるだろうし、シャクポコル族には全土を統治するだけの人材があるかどうか。
 今回クーヤを追い詰めた他国の侵略ですが、明らかにディーが裏で糸を引いていた。このディーはシケリペチムの皇ニウェとも通じていたが、今回はハウエンクアと通じている様子。おそらくハウエンクアと通じて他国にクンネカムンを攻撃させたのでしょう。つまり今回の侵略は、クーヤに全土統一を決断させるためのハウエンクアの仕込みですね。

 大神ウィツアルネテミアを奉じるオンカミヤムカイへの侵攻では、オンカミヤリュー族の神官たちが一度はアブ・カムゥを食い止める。しかしそれを止めたのは、おなじオンカミヤリュー族のディー。その目的は?

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