« ツバサ・クロニクル 第33話 「阿修羅のイワレ」 (6/10) | トップページ | ARIA The NATURAL 第11話 「その 大切な輝きに…」 (6/11) »

2006年6月12日 (月)

8日後の世界 by 「魔法先生ネギま!」

 マガジンで掲載されている「魔法先生ネギま!」。私もファンの一人として、あまりの面白さに我慢しきれず、とうとう単行本を全巻購入してしまいました。
 その「ネギま!」も麻帆良祭編クライマックス。ネギパーティを結成し、いよいよ超との最終決戦──というところでいきなり8日後に話が飛んだときにはさすがに驚きました。

 ──その手があったか!?

 考えてみれば超側にしてみたら、必ずしもネギたちを相手にする必要はないんですね。要は魔法の存在を全世界にばらしてしまえば目的を達成できるわけですから、妨害者を事前に排除できるのならそれに越したことはない。ネギたちはエヴァの別荘で対策と休憩を取っていたわけですが、だとしたらその間、1時間程度ですが、外界に対しては無防備になってしまう。超にしてみたら、狙ってくれと言ってるようなものじゃないですか。超側に時間移動技術という反則技があるのはずっと語られてきたことなので、ご都合だともいえません。

 とはいえ、今まで全ての伏線が麻帆良祭3日目に向けて流れていたのに、いきなり舞台が8日後に飛んでしまったのにはさすがに呆然としました。驚きのあまり、雑誌を読んでからしばらくは気になって仕事にも集中できないくらいでしたよ。
 しかしそれでも上手いと思ったのは、この展開がきちんと納得いくものだったのですよ。今までのマンガだって散々貼った伏線やら展開やらを放棄して話の構図が全く別のものにすりかわったものが無かったわけではない。たとえば「幽☆遊☆白書」の魔界編、魔界三大妖怪のうち雷禅という妖怪が死んで、三すくみの構図が終わったら、主人公の浦飯幽介は話をいきなり魔界トーナメントの方に持っていってしまった。これはさすがに唐突という印象をぬぐえなかったです。今までの三すくみの伏線はどうなったんだとか、あるいは黄泉や躯が今までの展開をちゃぶ台返ししてトーナメントに乗り気になる保証なんてどこにもなかったはず。そんな主人公の思いつきに敵キャラが舞台に乗ってくるなんて都合が良すぎる。あるいは「武装錬金」で、ヴィクター化した主人公を追う再殺部隊の追撃が途中で中断されてしまいましたね。これもまた、主人公側のカズキが再殺部隊の追撃を振り切って手がかりを探すというそれまでの話の構図がいきなりご破算になったものですが、その事情が主人公側には何の関係もなく錬金戦団側の事情で突然取りやめになった展開に違和感を禁じ得ませんでした。

 ……例示がジャンプマンガに偏っているのは許せ。

 そんな今までの伏線や流れをひっくり返す展開は、下手に行うとご都合主義と取られかねない危険な技なのですが、今回の「ネギま!」の場合はそんな文句が言えないほどの納得のいくものだったのです。このまま麻帆良祭3日目に戻れないまま、8日後の世界にて話が展開してしまっても納得がいくほどに。

 赤松健は化け物か!?

 とはいえやっぱり話の展開からして、ネギ・パーティがなんらかの方法で8日前に戻るのは確実でしょう。その前にネギたちは、この魔法が全世界にばれたという8日後の世界そのものを敵に回して大立ち回りをする必要があるのでしょうが、それもあまり心配していません。超がネギの子孫だという言葉が正しいとするならば、超側にしてみてもネギがオコジョにされてしまうのはまずいので、は何らかの手段を講じているはずです。

 私が気になっているのは、ネギたちはこの8日後の世界で、何を手に入れるのだろうかということです。
 このまま超の策略も8日後の魔法先生たちの拘束も振り切って、ネギたち10人が麻帆良祭3日目に戻って良かった良かった……という展開になるのでしょうか。せっかく超が8日後に跳ばすという大技をやって見せてくれたのだから、ネギたちもこの8日後の世界で手に入れることができるものを手にして戻ってこないと失礼というものでしょう。それも出来れば、超一味との決戦で有効打になるものを。

 そこで麻帆良祭3日目では手に入れることが出来なくて、この魔法バレした8日後では手に入れることが出来るものをずっと考えていたのですが、私には1つしか思いつきませんでした。

 仮契約(パクティオー)カード

 作品構造上、このまま(麻帆良祭2日目までのまま)魔法バレを防ぎたいのなら、委員長やまき絵のような一般生徒のほとんどは魔法の存在を知ることができないまますごすことになります。当然魔法バレが前提の仮契約なんぞ出来るはずがありません。
 だがしかし、この8日後の世界では委員長もまき絵も、その他3-Aの全ての生徒は魔法の存在を知っております。つまり、仮契約をしようと思ったらいつでもできるということです。このチャンスを逃す手はないでしょう。
 ということで、ネギたちはこの8日後のあやか達と仮契約をして、そのパクティオーカードを手に入れたまま8日前の麻帆良祭3日目に戻る、という展開を予想します。当然3日目時点ではあやか達は魔法の存在を知らないし、そもそも仮契約もしてないわけですが、しかしネギの手には正式なパクティオーカードが存在するという一種のパラドックス(矛盾)が存在することになるわけです。これは超側にとってもイレギュラーな展開になるのではないでしょうか。

 以上、私の一方的な願望展開予想でした。

|

« ツバサ・クロニクル 第33話 「阿修羅のイワレ」 (6/10) | トップページ | ARIA The NATURAL 第11話 「その 大切な輝きに…」 (6/11) »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

魔法先生ネギま!」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 8日後の世界 by 「魔法先生ネギま!」:

« ツバサ・クロニクル 第33話 「阿修羅のイワレ」 (6/10) | トップページ | ARIA The NATURAL 第11話 「その 大切な輝きに…」 (6/11) »