Fate/stay night 第15話 「十二の試練」 (4/16)
対バーサーカー編その3です。
今回からOPが変わりましたが、それがすごく突っ込みどころが大きい。アニメでは既に倒されたライダーが他のサーバントたちと同様に出演しているところはまだ良いとして、なぜ既に倒されているはずのアーチャーと士郎が固有結界で戦っているのかとか(原作ではUBWルートのイベントだった)、なんで葛木宗一郎がクローズアップされているのかとか(これもUBWルートのイベントだった)、桜と凛の関係がなぜクローズアップされているのかとか(これはHFルートの伏線)、Fateルートが基本のはずのアニメ版ですが上記の件に関してこれからどのような展開を見せてくれるのでしょうか。
(既に倒されているはずのアーチャーが復活する件については、原作UBWルートやHFルートを参照すると方法はありえますが……前回の描写で実は死んでなかったというのは無理があるのではないだろうか)
さて、本編の感想ですが。
基本的に原作と展開は同じ。ただし、セイバーに魔力を補給する件についてですが、これはアニメでは士郎の魔術回路をセイバーに移植するに変えてきましたね。原作では魔術師の精を分け与えることでサーバントに魔力を補給するという設定でした。まあ18禁の原作と深夜とはいえ一般放送するアニメではレーティングが違って当たり前、というかHシーンを必ず入れなければならない18禁と同列に比較するのもおかしいか。魔術回路を分け与えることは士郎が魔術師として大成できなくなるということから士郎の覚悟の程が伺えて良かったです。もっとも常に自分のことは後回しにする士郎のことだから、自分のことは後回しなので魔術回路の何本かくらい失うのも後回しなのでしょう。
士郎はセイバーの後方支援のために木切れを拾って魔術で弓矢に変化させる。これは変化魔術といって、強化魔術の上位に位置する魔法ですね。あるものを別のものに変えるものですから、無から有を生み出す投影ほど難しくは無いとされる魔法です。
セイバー、士郎、凛の総力戦によってバーサーカーの首を破壊するも、バーサーカーは復活する。十二の試練(ゴッドハンド)でバーサーカーは12回殺さない限り死なない体らしい。前回アーチャーが5回殺し、今回凛が1回殺したから、あと7回殺さないといけない──って勘定が合わないぞ。5+1+7=13ではないのか。これはゴッドハンドの蘇生魔法が12回かかっている、つまり12回生き返る(から殺す回数は合計13回)という解釈でいいのではないでしょうか。
| 固定リンク
「アニメ・コミック」カテゴリの記事
- 今期のアニメの感想(2016.04.20)
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(第2シーズン) 第24話<最終回> 「斯く戦えり」 (04/01)(2016.04.05)
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(第2シーズン) 第23話 「空挺降下」 (03/26)(2016.04.02)
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(第2シーズン) 第22話 「奴隷服を着た皇女」 (03/19)(2016.03.21)
- GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり(第2シーズン) 第21話 「デッドライン」 (03/12)(2016.03.14)
「Fate/stay night」カテゴリの記事
- Fate/Zero 2nd シーズン 第25話 「Fate/Zero」 (06/23)(2012.06.24)
- Fate/Zero 2nd シーズン 第24話 「最後の令呪」 (06/16)(2012.06.17)
- Fate/Zero 2nd シーズン 第23話 「最果ての海」 (06/03)(2012.06.10)
- Fate/Zero 2nd シーズン 第22話 「この世全ての悪」 (06/02)(2012.06.03)
- Fate/Zero 2nd シーズン 第21話 「双輪の騎士」 (05/26)(2012.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント