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2006年2月12日 (日)

舞-乙HiME 第18話 「ホワイトアウト」(2/9)

 シュバルツと裏で結んでウィンドブルーム王国に動乱を起こし、統治能力を失った王家に代わってアルタイ公国が鎮圧する。これがナギ大公殿下の作ったシナリオだった。その目的は、風華宮の地下にあるハンモデウムと、ガルベローデ学園が秘匿している科学技術だった。
 これはもちろんウィンドブルーム王国に対する侵略行為なのですが、表向きは統治能力を失った王家に代わっての進駐であるため国際法的には違反ではない……もっとも、他の国々もアルタイ公国の狙いは分かっているのですが、ここらへんは外交力の勝利ですかな。
 しかしいくら王家が統治能力を失ったからといって他の国の侵略をやすやすと受け入れてしまうなんてウィンドブルームの国民はどう思ってるんだろうか。それまでのマシロ女王陛下の暴政が快く思われてなかったにしても、それ以上に他国に支配される、すなわち国がなくなることを残念に思う気持ちはあるはずなのに。
 またアルタイは貧民街の住民を強制的に迫害し国外追放することで、残った市民を懐柔する策にでたためだそうです。住み処を与えずにいきなり出ていてというのも乱暴な話ですが、エアリーズもこんな生産性皆無の貧民たちに大量に押しかけられても迷惑なだけでしょう。

 そしてマシロ女王陛下は、現在難民キャンプに身分を隠して合流。そこで自分が今までいかに嫌われてきたかを散々見せ付けられてしまいますが、この部分は下手に描くと自分の不遇を王家のせいにして怒りをぶつけているだけとも見えるので評価は保留。上が善政を行えば下々の生活が良くなるというのは儒教的な考え方で個人的には馴染めないのですが、上が暴政を行えば下々が途端の苦しみを味わうのは今も金正日が実現しています。この部分は、マシロが今まで自分の行為が下に迷惑をかけてきたのか、王としての心構えに欠けていたものを思い知らしめるショック療法になってますね。

 あと気になるのは、ニナのセルゲイに対する態度と漆黒の金剛石、およびミユの正体について。

 前回あれほどのことがあったにも関わらず、ニナがセルゲイに対して何もなかったかのように振舞ってるのに違和感があったのですが、ニナの立場で考えてみたら当然のことですね。ニナは今までセルゲイが好きで、セルゲイのために今まで頑張ってきた。オトメになり将来ナギのマイスターオトメになるという進路もセルゲイの期待に応えるためであり、セルゲイもまたナギの野望を達成するためにニナを養女として育ててきた。そのセルゲイがアリカと知り合い、本気になって考え方を改めてしまった。これはニナにしてみると天地がひっくり返るぐらい衝撃的な話です。今までセルゲイが好きで、セルゲイの期待に応えるために頑張ってきたのに、それを今更ひっくり返されてしまっては二ナの立場がない。一体私は今まで何のために頑張ってきたのか。その意味が全部なくなってしまった。それを解決する一番簡単な方法は、セルゲイの翻心をなかったものとして扱うことです。だからニナは、セルゲイに謝られても困るだけですし、今更それを望まないと分かっていても、ナギに忠節を尽くしてその野望を達成させることでしかセルゲイに尽くす術をしらないわけです。
 だから今のニナには、アリカとの学園生活やその友情の出来事はなかったものとして振舞うしかないのです。

 「漆黒の金剛石」については、ミユも言ってましたがなにやら曰くつきのジェムのようですね。真祖のジェム「真白なる金剛石」と同じく宝石の王様ダイヤモンドの名前がついているわけですし、ニナをオトメに選んだのもニナの嫉妬心の暴走に応えたように見えてました。マイスターオトメというのは、ジェムがオトメを選ぶという一面もあるのでしょうか。

 そしてミユですが、ナツキに語った名称は……
 Multiple Intelligent Yggdrasil Unit
 ……これって「舞-HiME」で、美優・グリーアが復活するときに出てきた名称と一緒じゃないですか!? ということは、ミユと美優は、実はスターシステムに依らない正真正銘の同一人物? まあ、美優はロボットだったからそういうこともありでしょう。
 となると、ミユが心を許しているアリカと「舞-HiME」のアリッサとの共通点が気になります。第8話でミユの目にはアリカの髪が金色に光っているように見えた演出がありましたが、髪の毛が光るといえば「舞-HiME」のアリッサもアルテミスとアクセスするときはそうでした。もしかするとアリカは、知らないうちにミユのマスターになっていたのかもしれない。

 キャラ対応表の更新を行いました。

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