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2006年1月27日 (金)

かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~ 第3話 「はずむの心、やす菜の心」(1/25)

 神泉やす菜は実は男の人を認識できなかった!? 男の姿が視覚に映っても、脳がそれを認識しないということでしょうか。声で男の人がいることが認識できても、視覚ではその人物を区別することができない。そしてそれは男の人なら、クラスメートに限らず父親でさえ認識できないということなのでしょう。

 ──するとはずむは、やす菜には男の人と意識されていなかったということか?

 はずむが告白するまでは、やす菜ははずむを認識できていたはずです。これはやす菜がはずむとそれまでも友達づきあいしていたことからも伺える。そこで、やす菜が告白されたときに断ったのは、はずむが認識できなくなったからなのかという疑問が生じる。
 やす菜がそれ以降もはずむのことを認識していたのは、その後の展開からも伺える。宇宙人の世界放送が行われたとき、映像に映ったはずむの姿を見て山に向かったのはとまりとやす菜だし、この話でも塀の向こうのはずむの顔を明らかに認識している。しかしそれははずむが女の子になってからの話であって、これだ けでは男のはずむを認識できていた証拠にはならない。

 問題はやす菜の「(嬉しかったのに告白を断ったのは)私に勇気がなかったから」という言葉をどう解釈するかですね。

 これは素直に読めば、はずむを男だと意識することで認識できなくなることを恐れていたと解釈できる。この場合はやす菜は告白後もはずむを認識できていたとして構わない。しかしやす菜は自分が男の人を認識できないという障害を持っていることを、クラスメートに隠していました。これを考慮に入れると、やす菜は自分が男の人を認識できないことを隠すために嘘を吐いた、つまり告白された瞬間から男のはずむを認識できなくなった(から断ってしまった)という解釈も成り立ってしまうのです。

 どちらが正しいのかはこれだけでは分からないし、どちらの解釈も成り立つように作られているので、それはこの時点ではさほど重要じゃないということでしょう。それなのにこうしてグダグダ書いてしまうのは、感想書きの悪しき習性ですね。

 押しかけ居候の宇宙人とジャン・プウに困惑するはずむと、それをあっさり受け入れてしまう大佛夫婦。この4人の周辺でだけギャグ空間が張り巡らされているのは気のせいでしょうか。

 あと、とまりの活躍を女友達の間でかっこよく話りたり、ファミレスでパフェをつついたり。はずむってすっかり女の子になってしまってますね。そのくせノーブラのパジャマ姿で玄関に現れたりと脇の甘いところもあるから、そのとばっちりを明日太が全て引っかぶり……やっぱり狙ってやってるんじゃないだろうか?

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