2012年5月27日 (日)

Fate/Zero 2nd シーズン 第21話 「双輪の騎士」 (05/26)

 アイリスフィールを攫ったライダーはバーサーカーの変装だった。綺礼と雁夜の仕掛けた姦計に嵌り本物のライダーと追いかける羽目になったセイバーだが……
 今回の話も尺の問題からか展開を省略した箇所が多かったですね。セイバーがライダーに止めを刺さずに帰ったのも、ライダーの堂々とした戦い方に途中で姦計に嵌ったと気づいたからですが、それをうかがわせるモノローグがなかった。
 また、綺礼と臓硯の邂逅のシーンも、省略された台詞が多かったです。例えば、この聖杯戦争に対する異常性への言及。本来聖杯戦争には英霊しか呼ばれないはずなのに、どう見ても悪霊としか見えないキャスターが呼ばれた件ですね。そのせいもあって今回は様子見に徹するという言葉もなかった。これがないと、なんで臓硯は勝敗を度外視して雁夜をいたぶるのに夢中になっているのかが分からない。またこの邂逅が、「Fate/stay night」の「Heaven's Feel」、通称桜ルートへの伏線になってるんですけどね。

 後半は脚本演出・言峰綺礼による悲喜劇。間桐雁夜を遠坂時臣の死体にあわせ、なおかつその現場を葵にみせることで雁夜の思いを徹底的に踏みにじる。雁夜は時臣への執念だけで生き延びているのに、その時臣が既に死んでいること。そして葵のために戦っていたのにその当の本人からその思いを否定されたこと。これでは雁夜も救われないし、錯乱しても仕方がない。
 そして、それを眺める綺礼とアーチャー。悪趣味な愉悦にも程がある。

 さいごに、今回のセイバーが乗ってたV-MAXの変身、魔力で編んだ自分の鎧をオートバイにまとうことで、限界を超えた走法を可能にしたわけですね。何の予備知識もなくいきなりオートバイが変身したのを見たら、なんでやねんとつっこんだことでしょう。

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2012年5月20日 (日)

Fate/Zero 2nd シーズン 第20話 「暗殺者の帰還」 (05/19)

 タイトルの「暗殺者の帰還」が最初何を指しているのか分かりませんでしたが、アイリスフィールがいよいよ限界に近づいて、切嗣のマインドがいよいよ本来の暗殺者のものに戻ってきたことを指していたのですね。舞弥の台詞で気づきました。

 確か原作では、舞弥さんの設定は相当悲惨なものだったけど、そこらへんは省略されていましたね。相当マイルドになったというか、「私は少年兵でした。実の名前も知らず、戦う術しか知らないところを切嗣に助けられました」とかの台詞には、さらに凄惨な過去があったわけですが。いくらufotableでもあれはさずがに言及できなかったのか。
 と、そのわりには桜の初めてを蟲がむさぼったと言う話はやってるんだよな。

 ネットでも触れられていたけど、「Zero」の2期は毎週誰かが安定して死んでいく展開を見せています。龍之介(14話)、キャスター(15話)、ランサー・ケイネス・ソラウ(16話)、時臣(17話)、シャーレイ・矩賢(18話)、ナタリア(18話)。そして今週は舞弥さん。その中で一人、ご都合主義に守られているのがウェイバー君です。
 ウェイバー君が一般人の家を潜伏場所に選んだのはお金を節約するためだったのですが、原作では切嗣はそれを戦略的だと高く評価していました。そのウェイバーが、居場所が割れたとたんに姿を消したのにも切嗣は相当の評価をしていた。実際にはライダーの回復のために山に篭っていただけなのにね。あと、ウェイバーがホッカイロや健康ドリンクの値段に落ち込むシーンもあったんだけど、尺の問題か切嗣の遠坂邸潜入を同時進行させるためにそれらのシーンがなくなったのが残念ですね。

 そしてラストのライダー強襲とアイリスの強奪。この真相は来週へ。

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2012年5月13日 (日)

Fate/Zero 2nd シーズン 第19話 「正義の在処」 (05/12)

 切嗣の過去話その2。
 かつて切嗣は、死徒の被害の拡大を防ぐため、家族も同然の存在だったナタリアを、空飛ぶ死都となった航空機ごと撃ち殺した。
 ナタリアも最後は笑っていたから、切嗣がこういう行動に出ることは分かっていたのでしょうね。それでもナタリアの主義主張から、最後まで生きて帰ることは諦めなかった。
 ナタリアは切嗣を、殺し屋に向いていると評しましたが、自分の感情から指先を切り離して引き金を引くという切嗣の素質は、かつてシャーレイを撃ち殺せなかったために村ごと消失してしまった過去の経験によるものなのではないでしょうか。だから死徒の研究をしていた父親を殺し、そして家族も同然だったナタリアをも殺した。
 切嗣の本当の望みは正義の味方になること。しかし、ご都合主義も何も無いこの世界(虚淵ワールド)では、正義の味方とは1を切り捨てて9を守る掃除屋にしかなれない。これこそが切嗣の慟哭なのでしょう。

 さて、冒頭で切嗣の秘密兵器である礼装=起源弾の説明を入れたのはいいでしょう。この弾は第8話でケイネス先生に使ったきりなので、この後にもう一度でてきたときに設定を忘れてしまっているかもしれないし。
 それと、切嗣は衛宮家の魔術師としては六代目ですが、父親から魔術回路を受け継ぐ前に殺してしまったので、魔術回路は魔術協会と交渉してその一部を回収したという設定があります。冒頭の手術はその一環でもありますね。
 あと、ナタリアの元にいたヤング切嗣の声が小山力也さんだというのもちょっと違和感があった。本編のふけた切嗣と違ってまだ十分に若々しい印象があるので、これも入野自由さんにやってもらったら良かったと思う。どうせ過去シーンだし。

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2012年5月 7日 (月)

Fate/Zero 2nd シーズン 第18話 「遠い記憶」 (05/05)

 今回から切嗣の過去話。切嗣がなぜあんな「正義を追い求めながらも手段を選ばない」性格になってしまったのかを描いていくのですね。
 そして切嗣のトラウマその1。幼馴染の憧れのお姉さん(シャーレイ)が、父親(矩賢)の死徒化の研究に手を出して不完全な死徒化を成し遂げてしまい、村ごと死都と化してしまった。そして聖堂教会と魔術協会の介入を招き、最後にはナタリアに助けてもらって父親を殺害した……と。

 最初シャーレイを見たときは、「Fate/stay night」のとあるキャラを思い出しました。なるほど、切嗣が彼女に甘かったのは、憧れのお姉さんに似ていたからなのかーと。
 その彼女が死徒と化し、切嗣に殺してくれるよう頼んだわけですが、切嗣には彼女を殺すことができなかった。結果、島ごと滅ぶことになったわけで、切嗣が被害を防ぐために躊躇せず殺す性格になった原型は、この経験にあったわけですね。

 というわけで、切嗣の過去話はさらに続くそうです。

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2012年5月 4日 (金)

[日記] バクマン。のヒロインのモデルは亜豆美保

 この前原作が終わった「バクマン。」ですが、その中に確か
 『僕たちの漫画のヒロインはすべて亜豆美保をモデルにしている』
 というシュージンの台詞がありました。GWの帰郷で暇だったので、それを考えてみました。

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2012年4月29日 (日)

Fate/Zero 2nd シーズン 第17話 「第八の契約」 (04/28)

 アーチャー、ギルガメッシュが言峰綺礼を抱き込むまでの話。
 父親、璃正を殺されても何の感慨も沸かず、アイリスフィールからの聖杯戦争の排除の要請を受け入れることの方が無念である。そんな綺礼の性格破綻振りと、それに付け込むアーチャーのコンビがなんともいえない。これが婦女子なら、どんなカップリングを想像するのだろうか。

 その上、アーチャーと組んで最初に行ったことが師匠殺し。しかもその師匠から贈られたアゾット剣を使うと言う皮肉振り。このあたりは虚淵さんの真骨頂でしょう。かどわかしたアーチャーと契約を結んで、これで最凶最悪のマスターとサーバントの組が誕生しました。
 「stay night」ではラスボスはギルと綺礼が務めるのですが、このコンビがどのような経緯を経て成立したか。当初綺礼はアサシンを召喚、ギルガメッシュは時臣が召喚したので原作を読み始めた頃は疑問だったのですが。

 あとはアイリスフィールの容態ですよね。舞弥に事情を打ち明けたのは同情しないからという理由で、舞弥もそれに応えて「切嗣のために死んでください」と返す。この信頼関係はなかなかすごい。アイリスがいなかったら、セイバー陣営はとっくに破綻していたでしょう。

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2012年4月22日 (日)

2012年1-3月期終了アニメアンケート

遅くなりましたが、アニメアンケートです。
「まどか」が出てから評点がが若干辛くなっている気がする。

01,偽物語,S
02,BLEACH,x
03,Another,x
04,BRAVE10,x
05,未来日記,x

06,ペルソナ4,x
07,へうげもの,x
08,銀魂 (2期),x
09,欠番(削除不可),x
10,べるぜバブ,x

11,ちはやふる,x
12,妖狐×僕SS,x
13,HIGH SCORE,x
14,バクマン。2,A
15,欠番(削除不可),x

16,毎日かあさん,x
17,夏目友人帳 肆,x
18,ゼロの使い魔F,x
19,灼眼のシャナIII,x
20,ギルティクラウン,x

21,テルマエ・ロマエ,B
22,キルミーベイベー,x
23,アマガミSS+ plus,B
24,あの夏で待ってる,B
25,新テニスの王子様,x

26,ハイスクールD×D,x
27,男子高校生の日常,x
28,スイートプリキュア,x
29,輪廻のラグランジェ,x
30,イナズマイレブンGO,x

31,戦国☆パラダイス 極,x
32,戦姫絶唱シンフォギア,C
33,リコーダーとランドセル ド,x
34,ブラック★ロックシューター,B
35,ジュエルペット サンシャイン,x

36,ファイ・ブレイン 神のパズル,x
37,パパのいうことを聞きなさい!,A
38,カードファイト!! ヴァンガード,x
39,ラストエグザイル 銀翼のファム,A
40,メタルファイト ベイブレード 4D,x

41,ソッキーズ フロンティアクエスト,x
42,デュエル・マスターズ ビクトリー,x
43,プリティーリズムオーロラドリーム,x
44,探偵オペラミルキィホームズ 第2幕,x
45,秘密結社 鷹の爪外伝 むかしの吉田くん,x

46,爆丸バトルブローラーズ ガンダリアンインベーダーズ,x
47,デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち,x
48,ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ (のりスタ版),x
49,ゴクジョッ。極楽院女子高寮物語 (ネット版),x
50,ゴクジョッ。極楽院女子高寮物語 (TV版),x

以下、寸評

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Fate/Zero 2nd シーズン 第16話 「名誉の果て」 (04/21)

 キャスター討伐の報酬を得るため教会を訪れたケイネス先生。令呪を他のマスターに渡さないため、拳銃で璃正を殺す。けっこうやってることは酷いのですが、それ以上の外道を主人公がやってしまってるので霞んでしまった。

 セイバーをランサーに焚きつけて、自分は後ろからマスターを狙う。ソラウの令呪を左腕ごと切り落として、彼女の命や自分の命と引き換えにセルフ・ギアス・コントロールをケイネス先生に強要する。その対価は己のサーバントの自決を命ずること。ランサー、ディルムットの呪詛が恐ろしかったです。しかも、事が終わったら「契約したのは自分だけだから」と舞弥にケイネスたちを殺させる周到さ。まさに外道ここに極まれりです。

 ラストのセイバーと切嗣の問答は、しかし切嗣は徹頭徹尾アイリスに話しかけるという形でしか行っていないんですね。原作「Fate/stay night」でのセイバーの台詞に、切嗣は三度しかセイバーに話しかけなかったという設定があるためですが、ここではセイバーの騎士道に真っ当に向き合おうとしない切嗣の臆病さを示唆するのに使われていますね。

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2012年4月15日 (日)

Fate/Zero 2nd シーズン 第15話 「黄金の輝き」 (04/07)

 非道! 騎士道など信じてもいないくせに、騎士に武器を捨てることを強要する外道マスター。セイバーの対城宝具を解放するために、ランサーに必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)を捨てるよう強要する。そりゃあ、あの時点でキャスターをなんとかできるのはアーチャーかセイバーしかいなかっただろうですけど、アーチャーはやる気なし。切嗣の持ち駒はセイバーだけですから、合理的といえば合理的なんですけどね。原作読んで後のことを知ってるだけに……

 キャスターの召喚した怪物で手詰まり状態になってしまったため、王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)で時間稼ぎをするライダー。そこで、切嗣から連絡が入る。原作「Fate/stay night」でも触れられていることですが、セイバーの対城宝具「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」は威力がありすぎるので、船を緩衝材に用意して他に犠牲が飛ばないように衝撃を受けたというエピソードに該当します。

 あとはアーチャー対バーサーカーと、時臣対雁夜がありますが、バーサーカーは途中からセイバーに気を取られ……これはマスターの雁夜が時臣に気を取られて制御できなくなったためですね。
 そしてキャスターはセイバーの宝具の黄金の光を最後までジャンヌと共に見た光だと思い……と、そう言えばアニメにジャンヌの姿がでたのはコレが初めてですね。

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2012年4月 9日 (月)

Fate/Zero 2nd シーズン 第14話 「未遠川血戦」 (04/07)

 3ヶ月ぶりの「Fate/Zero」。前回は川の中でキャスターがクトゥルーもどきのタコの怪物を召喚したところで終わりましたが、3ヶ月ぶりの復活です。いやー待ちましたよ。

 前シーズンから絵の書き込み、作りこみは凄かったですが、今シーズンはさらにすごい。斬られても斬られても復元するタコの怪物とか、バーサーカーに操られた戦闘機とか、それを謎UFO(ヴィマーナ)でドッグファイトを繰り広げるギル様(アーチャー)とか。
 あと、切嗣に狙撃された龍之介の死に際の悟りも素晴らしかった。あれほど追い求めた美しさが、実は自分のはらわたにあったところとか。うーん、石田さんの演技の賜物ですね。
 だけどダメなのは切嗣、お前だ。キャスター討伐にはセイバーが聖剣を振るうしかないからといって、ランサーに騎士道精神を発揮してもらうことを期待しているところがダメだ。ここまで騎士道なんて信じてないよと外道を貫いているんだから、最後まで外道を貫かないところが中途半端だ。そういうところが報われないところなのですかね。

 これから3ヶ月間、よろしくお願いします。

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